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がん消滅の罠 完全寛解の謎
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【この小説が収録されている参考書籍】
がん消滅の罠 完全寛解の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 21~40 2/4ページ
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どういうミステリかは知らずに買ったが、大変驚いた。 最初から70頁くらいまでの間は、慣れないし難しいし あまり読み進めなかった。 また、帰宅時の電車で少し集中力を欠いていると、頭に入ってこない 時もあったり、全体的に速読しづらい本だと思う。 がんと、その関連知識の全く無い人が読むことを想定していて、 決して置き去りにはしないものの、考えなくていい訳ではない。 それなりに、社会や行政に関して関心がある人であることが 最低ラインではないか!? ある種、壮大なテーマでもあり、考えようによっては荒唐無稽 と言えなくもない内容に、しっかり現実味を帯びさせて、読み物 として成立させるクオリティになっている。 解説で大森望氏が、自分が大賞に推したこと共に、茶木則雄氏が、 「日本医学ミステリ史上、三指に入る傑作、と断言するに吝かではない」 と指示したことも記している。 残念ながら選考委員の茶木則雄氏を詳しく存じないが、言わんと することに納得してしまう。 他の二作は何だと言われても困るが、それくらいの事を言っても いいくらいの出来だという点では間違いない。 就寝時間を削って読んでしまった快作である!! | ||||
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展開が面白かったです! 一度読んでみる価値あり。ドラマ化しても面白いと思いました | ||||
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医療ミステリーとしては4つ星 ミステリー小説としては2つ星 他の方のレビューにもありましたが、誰が主人公なんだか、犯行動機も甘い、 最後の展開もありきたりで、 人物関係の発展も含めてもう少し展開が欲しかったです。 特に、 あのふざけた病院に法の裁きを受けさせてやる、 からの下りの回収を期待したのに、全くありませんでした。 当初から登場していた人物が尻すぼみで退場。 ネタバレになりますが、 法の元に裁くラストを書いた方が もしくは裁かれたけど実は逃げてたぐはいの展開の方がきっと面白いだろうなあ、と思います。 あれはミステリーとしては、ありきたりの単に逃げのラストです。 そのあたりの技量が次回作でついていらっしゃるともっと面白い作品になるんではないかな?と思います。 ただ、これだけの医療知識を参考文献なしで書いていらっしゃるのは、経歴からみるとさすがだな、と思いました。 ミステリーとしてはイマイチなんですが、医療系、として読むなら面白かったです。 このミス大賞受賞者の方なので、ぜひ次回作に期待します、楽しみです、 期待値を込めて星4つです! | ||||
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小説を読むのは何年ぶりかになるがとても面白かった。身内がステージ4のがんで治療しているので内容が非常に身近に感じられた。ミステリーとして面白いだけでなく、医学的知識、医療現場の状況、がんにならないための巧妙なシステムが生物には備わっていることや多細胞生物の宿命まで、「なるほど」と感心しながらストーリー展開を楽しめました。お薦めです。 | ||||
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医者というものが、ひとのためその能力を捧げるのであれば、「天使」ともなろう。しかし、ひとのためで あっても、自己のエゴを肥大化させ、社会分子や社会の中枢を担うひとに影響を与えんとするとき、それは、 「悪魔」の所業を生む。 がんであっても確立されてきた治療によって延命の可能性がある現代。このミステリー小説は、リアリティを もって我々を飲み込む。 | ||||
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遺伝子組み換え、オーダーメイド、最新のテクノロジーを逆手に取った犯罪、「医者にはできない、医者にしかできないこと」そして後半の怒涛の謎解きには打ちのめされた。作者は医者でないようだが発想の凄さに脱帽。将来実行されないよう祈るばかりだ | ||||
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文庫版は加筆されおり、主人公たちの最後のシーンが前向きになっていた。ドラマ化されるらしい。キャスティングが気になる。 | ||||
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殺人事件の逆の余命半年の人が生き返る話 久しぶりに、このミス 大賞の作品を読みました。 この作品は、書き直して大賞をとっていることもあり なんだか濃いところと薄いところがマダラに感じる作品です いまいち登場人物のキャラ薄いし 医療ミスではない、医療ミステリーです。 あらすじは、余命半年の人が半年後、癌が完全に消えてしまう という事件が、発生し、最初の一件目は、双子を使ったトリックだ ったのが、2件目からはどう考えても治癒したとしか考えられない 患者が立て続けに4件発生するという内容です。 とても残念なのは、少し癌の知識があると、途中からトリックが 大まかなところで想像がついてしまうところ、そして第2の トリックが最初のトリックの近傍で意外性が無いところでしょうか また、キャラが薄めです。不要に魅力的な女医、宇垣はなぜ 西城を手伝うことになったのか希薄だったり、初期癌なのに 不思議と転移した柳沢は使い捨てよろしく怒らせておしまいというのは いまいちです。 さらに残念なのは他のレビューアーも書いてある娘の死は、 そもそも癌で亡くなったのに犯人捜しするとか、 意味不明です とはいえ、ミステリーで定番の誘拐されて、殺人そして DNA鑑定までしたのに関わらず、殺された本人は 生きているというとかが あぁミステリーの醍醐味だなぁ と思ってしまいました。 すこしというか、かなり荒削りなこの作品 今後、医療ミステリーの王道に出そうで楽しそうです | ||||
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面白いプロットだとは、思うが、少し専門用語も出て、意味がわからないとこが、有った。 | ||||
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治せるはずのないがんが、消滅する理由を紐解いていくのがメインのテーマであるが、その横に遺伝子、DNAに関わる人間模様が隠されていた。 物語の進み方としては、何回な医学用語(漢字が多い)が多用されるため、医学用語に不慣れな身にとっては、テンポよく読み進められるという訳ではなかった。 物語の中盤からなんとなく真相がわかったような気になって読み進めていたが、最後の最後であっと驚く展開が次から次へと起こり、伏線が色々とつながっていく。 このミス大賞ということで読んでみたが、楽しめる一冊でした。 | ||||
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引き込まれて一気読みでした。 ベースは癌治療の話で、治療法に疑惑が絡んでくる。しかも生命保険会社もでてくるので余計楽しめました。 だけども、最終章が怖かった...真実は愛情を憎悪にさせるのか?! | ||||
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文章はわかりやすいし、キャラもハッキリしてて読んでて楽しい。 狂言回し役もいるし、置いてけぼりにならないように工夫されてる。 肝心のトリックに関しては、色々ヒントの複線がちりばめられてるから、まあこんな感じかなぁ。 医療系マッチポンプ的陰謀論は昔から色々あるし、驚嘆、って感じじゃなかった。 細かいところが現実離れしてるし、最後のやっつけ感は甚だしい。 犯人の動機も良くわからん。 そこんところは深く考えずにサクサク読むのが良い、そんな本。 ところで著者は研究者らしいけど、きっと疾患モデルで効くのに臨床で効かないって事を何度も見てきたんだろうね。 その辺の挫折感がこういう本を生み出したと思うと共感するところ多々あり。 | ||||
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全体的に面白かったです。がラストが駆け足状態だったかなと思いました | ||||
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去年のこのミス大賞の大賞作。新人さんなので文庫を待って購入しました。 他のレビューにもあるとあり書いてある通り登場人物のキャラや動機が薄く、伏線も足りない気がして、ちょっと物足りない気がしたので星マイナス1です。 しかしトリックも出し惜しみすることもなく、医療用語も全くの素人なので正しいのかわからないし、なんとなくの理解ではありましたが、文自体は読みやすくサクサクと進み楽しむことが出来ました。 がんについての詳しい話は、多分そこが言いたいがために書いたんだろうなぁと思いつつ、勉強になりました。 人間の業の深さとか、医療の専門的な知識がない分、これがあり得る事であればひょっとして…と読んでいて背中が寒くなりました。 続編や、西條先生、羽鳥さんの話も読みたいです。 | ||||
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とても読みやすかったです。とても面白くて、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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医療ミステリということで「バチスタ」のような話を想像したのだけど、”ミステリ”より”医療”の部分がかなり強い。 ガン消滅の謎に関しては、果たしてありうるのかどうかが分からないが、今まで聞いたこともないトリックだけに意外性がある。 ”ガン”そのものや治療に関する記述が多く、退屈になりがちなところを医療関係者の会話に素人を交えるなどして、読者視点での会話にしているなど工夫の跡もうかがえる。 あの病院の狙いやその後の顛末は少し説得力にかけるし、不要な事件(レイプ犯捜し?)もかえって話のテンポを削いだ気がするが、こだわったラスト一行まで一気に読めた。 医療関係の作者だと思うが、次の作品にも期待できる。 | ||||
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読み終えて、「なるほどそう来たか」と唸らされました。 皆さんの評価のとおり、何と言っても謎の設定が素晴らしい。余命半年と宣告されたがん患者が、生命保険金をリビングニーズ特約で受け取るとガンが消滅してしまう、という「活人事件」が次々と起きるという謎は、いかにも現代的で独創的。再発した悪性ガンを独自の治療法で完治させる、各界の有力者やその筋の大物が多数通う病院で、一体何が行われているのかという謎も、現代の医療実態や医療行政と絡めて上手く織り込まれています。 当方、医学分野は素人なので、本作で描かれていることがどこまでリアリティのあるものなのかは分かりませんが、「あり得ないことをありそうに描く」というミステリの世界では「あり」のレベルだろうと思います。 そして、メインの謎の解決が示された後に、最後に全く別の「そうだったのか」と言わされるオチが用意されていて、作品全体の景色がガラッと変わるという、凝った構成。冒頭近くに張られた伏線の回収もあって、「なるほどそう来たか」です。 後半重要な役割を果たしそうに思えた厚生官僚が、最終盤では大した役割も果たさずに退場してしまうこと、最後の解決部分が短すぎて味わいに欠けること、飲み食いしながらの会話場面が多く、緊迫感が緩んでしまうことなど惜しい点はありますが、「面白いミステリを読んだ」という満足感に浸れます。 | ||||
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素人にはやや難解な部分もありますが、最先端の生命科学の研究者ならではのアイデアとトリックに感心しました。 | ||||
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タイトル通り、がんが消滅した理由を追求していくストーリー。 こんなに都合よくがんがコントロールできるわけがないと感じましたが、トリックそのものは筋が通っていて、なるほど!と思わせられました。 | ||||
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これは面白いミステリー小説です。 なぜガンが消滅したのか? 病院モノの新しい風が吹いてくるような気がする一冊です。 | ||||
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