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がん消滅の罠 完全寛解の謎
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【この小説が収録されている参考書籍】
がん消滅の罠 完全寛解の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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率直につまらない。なぜこのミス大賞なのかが疑問。 駄作は会話が多くなりがちだが、これはその典型であり、そして会話が生き生きと展開していかない。 ミステリーとしての設定(トリック)が雑。 登場人物のキャラが立っていない。 | ||||
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最初はミステリーとして引き込まれる。「なぜ?」「どうやって?」とぐいぐい読ませる。 しかし、その謎ときは短く、しかも主人公の口を通してでもなく、 さらっと語られるだけで、ミステリーの「そうだったのか!」感にかける。 動機も不明瞭、尻つぼみ、スッキリ感もなく、モヤモヤが残って不快 特に最後のページ、最後の一文が嫌だ 結局、生物学上の親子関係がすべてなのか? | ||||
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評判の医療ミステリという事で手に採ったのだが、期待を大きく下回る出来。「がん」が<完全寛解>する訳はないので、そう見せかけたトリックを暴く「How Done It?」ものかと思ったら、謎解きの部分は殆どなくてミステリ的興趣は薄く、作者としては"人間ドラマ"を目指したとしか思えない。 また、医療ミステリに付き物の、医学用語や疾病の説明に関する描写が多く、ウンザリした。それでも、その説明に謎解きのヒントがあるかと思って我慢して読み進めたのだが、明かされる"子供騙し"の様な手法には呆れ果ててしまった。作者にとっては本作がデビュー作の由だが、物語を創り語る筆力が著しく欠けているとの印象を強く抱いた。 本作には医者(医学教授)にありがちな、神に近い全能感を持つ人物が登場するのだが、これも類型的で少しも新規性を感じないし、物語はこの人物を中心とした安っぽい"人間ドラマ"なのだから、"何ともはや"である。医療ミステリという名が泣く駄作だと思った。 | ||||
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先にテレビドラマを見てしまいました。なぞを知った後だったので、残り四分の一をほうりだしました。何しろむつかしい。漢字が読めないわけではないけれど、こんなにも漢字が多すぎる。文章が硬い。ドラマを見ていなかったら、ひと月くらい最後まで読むのにかかるだろう。いや最初のほうで投げ出してしまうかもしれない。 | ||||
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こんな作品、なぜ賞がとれるのか不思議。 まあ、選考委員の責任もあるんだろうけど。 医学知識なさすぎ。 完全寛解などという、ありえない言葉を使うし。 寛解の意味を知らないのでは? 買って損したと思う久々の本でした。 | ||||
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なるほど良く出来た医学ミステリー小説だと思いますが、作品に出てくる登場人物やスケール感が乏しく、いまいち感動するような場面もなく読後感もすっきりしません。 どうして日本人の作家はある枠の中に収まった作品しか書けないのか不思議です。もっとスケールを大きくしてテーマを訴えかけるような、響きのある作品が描けないのでしょうか。 この小説は作者の自己満足的な作品で、もっと幅広い視野でもって読者を唸らせるようなものを書いて欲しいです。 | ||||
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素人なら面白いのでしょうが、医学、ゲノムを知ってる人間にとって、結末に至る頃にはかなり溜息ものとなりました。 | ||||
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最近の『このミステリーがすごい』大賞で感動できる作品がない…。 あぁ、あれがこれの伏線だったのか!と思える部分もあったのでラスト直前までは面白かった。 でも結局なにも解決してないじゃん!! 登場人物全員の自己満足で終わっていて、 読者は置き去り…。 モヤモヤします。 | ||||
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現役癌看護師である分、医学用語等は全然問題なく読めたが「医療ミステリーの傑作」とうたわれていて期待していたのでかなりガッカリした。 ミステリーのからくりは、まあそうすれば出来ん事もないでしょうと思うが、最後で唐突に解明された感が強く素材を上手く活かせてない。有力者に対して癌を人工的に操作して恐喝というのも中途半端にしか書かれていない。また、その動機づけが最後に少し出てくるが説得力があるほど丁寧に描けていない。登場人物に対しても全然親近感湧かず、読後感はご都合主義が悪目立ちし、物足りなさが残った。そもそも、単独ではなく複数の医療従事者が理由は何であれ健全者に癌を人工的に植え付けるなど、現場の人間からすればリアリティが無さすぎるが、筆者は医療従事者でありながら「そのような事もありえる」と読者に思わせたいのか。。常識を疑う。 これであれば、新書で買う価値なしと感じる。 | ||||
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なんだか中学生が意気って書いた小説を読まされた気分。 先生の動機もハァ?だし、逃げ切っておしまいって…はぁ? 誰が主人公だったんだwww 大賞作品だったら完全犯罪のような癌戻しを暴いて逮捕させないとw 全て都合が良すぎて説得力ももないしテンポも悪いし…金と時間の無駄だった。 校正も雑でイラッとした。 | ||||
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医学ミステリーの傑作として、推奨するレビューが多かったこともあって、読んでみたことの作品。結論から言えば、がっかりな作品でした。ご都合主義にも程があるのではないかと…。キャラクター紹介的に展開される冒頭の詐欺事件を解明だって、詐欺のトリックを解明する以前、薬事法違反でアウトなのは、多少なりとも医療に関わる誰でも人間ならわかるはず。まぁ、薬事法違反で立件していたら、ミステリーにはらないから、意図的に薬事法に触れず、わざわざ面倒をかけて解決するあたりで、“がん難民”を狙った阿漕な商売が跋扈している現実を知る者が読めば、閉口するしかないのではないかと…。それに、ミステリーを解明する上で、キーパーソンとなる人物が主人公の勤める病院で診察を受けるのも、医学云々以前に「そんな都合よく出会えるか!」と思えるほどの偶然頼り。事程左様に、ご都合主義と言わざるを得ない作品だと思うのだが、「このミス大賞」の選考委員は、皆さん、諸手を挙げて絶賛していらっしゃる。う~ん。不遜な物言いかもしれませんが、医療のことはあまりご存知ないのではないかと邪推してしまいましたよ。 | ||||
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発想は良かったと思うのですが、話のまとまりがなくバラバラ。他の人の評価にもあるようにキャラも薄い…。医学用語だらけなので、何となくわかるけど、理解しきれない。そのわりに無駄な描写ややり取りが多くて(誰かが話し出す前に、ちゃちゃをいれたり、酒がどうとかストーリーに関係ない事が無駄に多い)、テンポも悪い。ガンは怖いと思ったので、保険に入ろうという危機感は芽生えましたが…。 色々惜しい作品ですね。 | ||||
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クライマックスまでは引き込まれたが、ラストの展開にはがっかりさせられる。 読み終え、改めてレビューを読み返すも☆5を付けた方には申し訳ないがビジネス的な意図を感じざるを得ない。 著者の文章力をもってすれば、最後はもう少し上手くまとめられたのではないしょうか。 | ||||
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私は「乳がん患者」 外科手術→抗がん剤→放射線治療→ホルモン剤と治療を重ねて来た。 医療系ミステリーも好きで、よく読む。 本作も、全体としては「秀逸な作品である、事に間違いはない」と思うのだが・・・ 何とも読後感がよくなかった。 トリック(?)的な核になる部分は同じとしても、もう少し 別な方向性で描くことは、作者の選択肢には無かったのだろうか? 『自分は優秀だと思っている人間の思い上がり』 『人の命・人の人生を何だと思っているんだ!』 「死の恐怖と治療の苦しさの間で闘ってきた私」には 読後「しみじみ心が寒くなる」作品だった。 | ||||
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もともと『このミステリーがすごい!』大賞のファンの一人です。本屋の店頭で大々的に宣伝をされていたので購入してみました。最初の謎解きはワクワクするし、私にとっては文章のテンポよく一気に読み進めたのですが、クライマックスの「完全寛解の謎」が解けるところが「説明文」みたいで・・・映画で言えば登場人物が急にセリフを「棒読み」している感じ。小説ではなく学術書を読ませられている感じでがっかりしました。あと「ラスト1行」…巻末の選評ではこのラスト1行を評価している先生もいらっしゃいましたが、私にとっては至高の謎解き小説が、すごく低俗な小説に終わった感があり興ざめでした。期待していた分、がっかり感が強く辛口評価になりますがご容赦ください。 | ||||
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素材と調味料はそこそこ良いが、料理人の腕が 伴っていない残念な作品 メリハリのない文章、平板な人物造形、ハッキリ 言って習作レベルで読んでいて苦痛でした 作為的にばら撒いた伏線を一応はキッチリとすべて 回収したので☆ひとつサービスします | ||||
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ネタバレご注意! 『細胞は自らを殺す機構を持っていて、それを抑制するシグナルによって生存してる』 ガンだって細胞なんだからアポトーシスを誘導してやれば良い。 …予想が容易す過ぎる。やり方まで当てるのは素人なのでさっぱり分からんかったがこれは本格ミステリなのか? 寧ろ夏目と羽鳥が導き出した出来レース仮説を聞いた時点で宇垣と佐伯が言うところの『不完全性』が気になって仕方がなかった。 まさかそんなボッコボッコな計画があってたまるかと読み進めるも、出来レース仮説は違うらしい⇨アポトーシスと結局予想の範囲を超えず。 コナンくんが小さくなった理由を知ってれば皆途中で分かるんじゃなかろうか。 読むまでワクワクさせてもらったから☆2つ。 | ||||
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がん消滅という謎が気になり読みましたが、消化不良でした。 すべての謎を解くのは(素人には)不可能だと思います。 エンタメとしては読みやすく、そこそこ楽しめたので星3つですが、 amazonレビューでは持ち上げられすぎている気がしますので星2つにしました。 | ||||
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トリックに科学的な整合性を求めるのはもちろん無理でしょう。 かといってSFと呼ぶにはあまりにも夢と創造力の乏しいお話です。 小説としての疵が気になって楽しめませんでした。 この作者に、2カ所出てきた「垣間見えた」の違和感を説明するのも大変そうです。 全く同じ表現が別のページで繰り返されていたり、他にも文章自体突っ込みどころ満載です… 障害のある子供のいる小暮さんの一連の癌と保険金に関する顛末は 障害者、一人親家庭の方々を見下していないと、この記述、展開にはならないと感じました。 障害者、その保護者、医師、ガン患者、保険会社の方、研究者・・色々な立場の方々、 もっと言えば人間に対する冒涜だと思います。 これだけのテーマを扱うのであれば、それに値する・・・ 失礼しました。エンタメ小説でした… それにしても登場人物の描写が説明的で一面的、誰が主人公なのかもわかりません。 小説としては破綻していると思います。 最終部分では制作費の安価な2時間ドラマのラストを楽しめました!! 最後の一行に感動したって? 十分予測出来ましたが、まさか恥ずかしくてそれはないだろう・・・と思っていたら そのまさかでした!!! | ||||
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P307に 「ごく初期のがんを発見し、 転移がないうちに…」という記述がある。 しかし、がんは、どんな新鋭機を使っても 数ミリ以上の大きさにならないと発見できない。 人間からみたら「ごく初期」でも、発見し得るのは 「がんの一生」でいえば、体内に芽生えてから およそ5年から20年を経たシニア期。 1ミリの段階で、すでに 100万個のがん細胞が詰まっている。 これは国立がんセンターのHPにも 載っている、キホンのキだ。 転移する「本物のがん」は0.1ミリ以下のときから 血液にのって全身をめぐり、 人間が発見したときには、とっくにあちこちに 転移を終えていることも、数多くの医学論文で報告されている。 そこをスルーした がん消滅理論は、カン違いでしかなく 本作は医療ミステリーではなく、オカルト小説だと思う。 | ||||
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