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クリスマスのフロスト



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【この小説が収録されている参考書籍】
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

クリスマスのフロストの評価: 4.28/5点 レビュー 58件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.28pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

養老先生のお気に入りコメントで読み始めてみたけど…

半分差し掛かっても、どうもストーリーのバイオリズムに乗り切れない。
英国情緒にうまくチャネリングできない私の感受性の問題なんだと思うが、どうしても、話がグダグダ蛇行しているだけのようで(長編とは言え)、半分くらいのところでストップしてます…
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマスのフロスト (創元推理文庫)より
4488291015
No.3:
(3pt)

はっきりとした強みを持たないミステリー小説

1983年のイギリスはロンドンから100キロほど離れた田舎町デントンを舞台に、クリスマス10日前の日曜日から木曜日までの5日間にいくつかの事件を描いたのが本作です。捜査に乗り出すのは無作法でがさつだが仕事熱心な自由人、やもめのフロスト警部。そして日曜日にロンドンからデントンに到着し、新たに配属となった警察署長の甥で野心家でもありフロストを白い目で見る新米巡査クライヴ。偶然も重なってソリの合わないこの二人が相棒となり事件解決に挑みます。そんな二人のまわりには上昇志向が強く出世第一でフロストを忌み嫌う署長マレットをはじめとした署員たちと田舎町デントンに住む人々が配置されます。事件は行方不明となった娼婦ジョーンの娘トレーシーを捜索することにはじまりますが、捜査を進めるにつれて発生する少女失踪とは直接関係のない問題を、平行して解決に当たることになります。

方向性としては、フロストたちとともに数々の事件を体験していくことに重点を置いており、謎解きを楽しむための作品としては作られていません。またミステリーといえば名探偵の推理力による鮮やかな事件解決によって読み手を楽しませるものが王道ですが、フロストはこのようなパターンには当てはまらず、独自の洞察力と直感を武器に強引な行動力で捜査を進め事件解決に至りはするものの、その推理が外れることも少なくなく、成功のほとんどは棚ボタの幸運なしでは成り立たないもので、主人公のずば抜けた能力に心を奪われるといった類のものでもありません。

本作は主人公フロストの人物像を売りにした小説といえるであろうとは思いますが、わたし個人としてはキャラクターとして際立った魅力を感じることはできず、前述の通りフロストの能力や作品の方向性もあってミステリーとしてのカタルシスも少なく、かといって決してリアルさにこだわったものでもなくあくまで娯楽作品であり、全体としての印象は悪くないものの明確にその強みを語りにくい作品だと感じました。
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマスのフロスト (創元推理文庫)より
4488291015
No.2:
(3pt)

個人的な好みでいえば微妙なところはあるが・・・・

まず、長いですね。
それを飽きさせずに最後まで一気に読ませる構成力は素晴らしいと素直に脱帽します。
しかしながら、8歳の女の子の顛末は、個人的好みではないかな。
詳しくは書けませんが、作品全体を包んでいる明るい雰囲気を考えれば、違う顛末を考えられたんじゃないかと思います。
もちろん、娼婦の母親に育てられて……という部分は分かるのですが。

星三つですが、すでに次作をAmazonで注文済みです。
その意味では、結構はまってるのかもしれません。
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマスのフロスト (創元推理文庫)より
4488291015
No.1:
(3pt)

意外性はない

名物刑事が女の子誘拐事件の謎を追う名作

・・・・・・なんだけど、いちいち描写が細かすぎる気がして、読むのがけっこうしんどくなります。
もう少しさくさく、事件が展開して解決してくれればいいのになぁ、と思ったり。

本格系ではないので、度肝を抜くトリックや結末の意外性は余りありません。
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマスのフロスト (創元推理文庫)より
4488291015

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