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(短編集)

夜の樹



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夜の樹の評価: 4.14/5点 レビュー 22件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(4pt)

雪の雲。

この本を手にしたのは、ほんの気まぐれからでしたが、ラッキーな出会いだったかもしれません。
収められた短編の一つ一つに、何か共感できる物語があるわけではないし、決して、涙を流すような感動的シーンがあるわけではありませんが、流れる雰囲気は、人をひきつける存在感がありました。
主人公たちを取り巻く不思議で、ふわふわした取り留めのない、そして少し冷たい感覚を伴った雰囲気がすべての短編に、一貫してながれていて。それは、私にうっすらと低く敷き詰められた、雪の雲を思わせました。
雰囲気と登場人物は、巧みな描写で表現され、ふとしたはずみで、日常からそんな不思議な空間に紛れ込んでしまった主人公たちの「なぜ??」という問いかけが聞こえてきそうでした。
私のお勧めは「最後のドアを閉めて」です。
この作品に出てくる主人公のどうにも救いがたいところがいっそうの冷たさと、孤独を感じさせる作品です。
夜の樹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の樹 (新潮文庫)より
4102095055
No.1:
(4pt)

村上春樹の短編ファンの方、読んでみては?

作家の村上春樹氏はカポーティをお好きみたいで、エッセイや何かの文章の中
でときおり彼の作品に触れています(私は「夜の樹」もそれで知りました)。
カポーティの短編を読むと、春樹さんの初期の短編は「カポーティの影響を受
けてるのかな?」と思わせられるというか、不条理で不安な雰囲気が似ている
というか・・・「なるほど、春樹さんはこういうのが好きだったんだなあ」
と、勝手な推測をしてしまいました(笑)。
「夜の樹」に収められている短編は、筋書き・オチのはっきりとしたストーリ
イでなくて、どことなく不安定に終わっているような印象がありましたが、そ
れもまた良いです。本全体的にちょっと物悲しいようなね。
(緑色のギターって実際にはどんなかしら?グリーンのアコ
ースティックギターを見たことあるけど、あんまり惹かれなかった・・・。とにかく、小説の中ではサウンドホールから主人公にお酒を入れられて可哀想
に!)
たぶんカポーティは原書も良いのではないでしょうか。
夜の樹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の樹 (新潮文庫)より
4102095055

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