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罪の声
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罪の声の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全219件 181~200 10/11ページ
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| 推理小説として素晴らしいです 前半からグイグイ引っ張られ 仕事あるにもかかわらず3日で 読みました。 ジャンルとしては フォーサイスの「オデッサファイル」 「神の拳」の系列なんでしょうか? グリ永事件を題材とした、¥フィクション ですが、諸説の舞台が北摂大阪~京都市内~ 大津~草津と私の生活圏内とも重なり リアルに読めました。 まれに見る名作だと思います。 昭和の時代を市民を巻き込んだ 大事件を題材にした小説です、 ぜひとも多くの 人に読んでもらいたいです。 | ||||
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| グリコ森永事件をモチーフにしながらフィクションとして事実もそうだったのでは。と思わせる展開である。 確かに犯行テープには子供の声が使われていたがその部分のあえて解釈と言わせてもらうが物語の構成を良くしている。 初めて読む作家であったが他の作品も読んでみたいと思う文章力である。 | ||||
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| 評判通りの力作。 実際にあった、グリコ・森永事件をモデルとしていることもあり、息苦しいほどの緊張感。 最後までいっきに読めた。 小説なのか、ドキュメンタリーなのか??? | ||||
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| 家族の予定で久しぶりに一人になった週末、ラジオ番組で作者の方のインタビューを聞き、 すぐに読みたくてデジタル版を買いました。 モデルとなった事件をリアルタイムで知っている世代として、当時のニュースを思い出しながら、興味深く読みました。 | ||||
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| 最後まで次はどうなるのだろうと思いながら読み終えることが出来ます。退屈なのははじめの1ページ目くらいです。クリーニング屋さんの話が延々と続くのかと、恐れました。 気になったのは、勧善懲悪的なところです。文学にそれは不必要と、明治時代からなっていたのでは?イギリスで主人公が詰め寄る場面など、違和感がありました。 それと、時効の問題です。海外にいると時効が成立しません。それが2~3ヶ所だけちらりと出てくるのですが、後から無理やり入れたような感じです。ひょっとするとはじめは気付かず入れてなかったのに、発表後か編集者に言われて後から入れたのかもしれません。それにしても、あれだけしゃべってしまうと国外退去処分を受けて日本に強制送還、逮捕となってしまうのではないでしょうか。私なら、あくまで否定します。 | ||||
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| 新聞の広告欄で見つけて、気になって読み始めたら止まりませんでした。 終始、ゾクゾクさせられっぱなしで、特に最後のほうでたたみかけるように事実が明らかになっていくところでの、 高揚感と虚無感のせめぎあいに心が打たれました。 現実を変える為に、人間は戦う力を持っているし、それぞれの人が勇気を持ったら大きな動きやうねりを生み出せるという希望を、 最終章、エピローグで感じさせて頂きました。 「自分が何をして、どう生きていきたいか」改めて考えさせられる本です...。 | ||||
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| ベールに包まれた母と子の関係に。 一見、気味の悪い表紙の絵ですが、うわべではなく、真髄として心底にある本質を見通していく様子とそのきもちを表現しています。 そのタイトル「罪の声」とは、30数年前に社会を震撼させた未解決事件の犯行に使われたカセットテープの声。 一方では事件が解明していき、本質に至る過程で、社会秩序を破ったために受ける制裁の声が発せられていきます。 関西生まれの著者と同じくする、30代の男たちにスポットが当たる。 壮年期にあたる3人の男たちがそれぞれに歩んできた道を語っていきます。 地を這い事件を追いかける記者、身内が起こしたかもしれない事件で家庭への影響を危惧する男、事件に巻き込まれた直接の被害者でありつつも逃亡する男の足取り。 「ギン萬事件」と事件名は変えていますが、まさしく1984年の「グリ森事件」の事実経緯を辿っていきます。 まだ情報化社会ではない昭和期の不可思議な謎に包まれたミステリアスな事件を克明に記録しており、事件の様相を深く顧みています。 中盤からは、ノンフィクションから推論を立て、小説として人物像を洗い出していき、この事件の結末までを語っていきます。 点から始まり、点と点をつなぎ合わせ線となり、線をつなぎ合わせて面に至るプロセスを臨場感あふれるタッチで描かれています。 生々しく理にかなった説を立てて解明していく過程を綴る文章には一切の無駄がなく、つねに緊張感を与え、小説の中にどっぷりはまり込んでしまいます。 | ||||
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| 恥ずかしながら、グリコ森永事件については、「毒入り菓子がばらまかれた事件」程度の認識しかありませんでした。そのため事前にNHKオンデマンドのドキュメンタリー番組「未解決事件」で事件の概要を確認してから読み始めましたが、予習しておいて大正解。事件名こそ「ギン萬事件」と変更されていますが、事件の概要から犯人グループからの挑戦状に至るまで、ほぼ全てが事実に基づき構成されているため、「ああ、この場面か」と思いながら読み進める事が出来ました。 NHKのドキュメンタリーを見ていて、一番不気味に感じたのは、犯人グループが幼い少年少女の声を脅迫テープに使用している事。子供とは言え、自分が吹き込んでいる音声が何に使われていたのか、恐らくは気付いていたはず。彼らは何を感じ、どのような人生を辿ったのか。本書はそれをテーマとして扱っています。 ユーモアを感じる挑戦状、警察の目の前に幾度も姿を現しては目前で消え去る手口など、犯人グループにはどこか「アンチヒーロー」といったイメージが漂います。自分も、本書を読むまでは、恥ずかしながらそんな印象を持っていました。しかし、幼い少年少女をこのような形で犯行に巻き込む犯罪者集団が「ヒーロー」である筈がない。事件から遠い年月を経た現在で事件の亡霊に苛まれ、翻弄される主人公達の姿に、目を覚まされる思いでした。自信を持ってお勧めできる一冊だと思います。 | ||||
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| 傑作。1980年代に起きたグリコ森永事件。それを未解決事件の特集記事を作る為に追い始めた1人の新聞記者と、古いノートと録音テープを見つけた事により幼かった自分と事件の関わりを調べ始める男の話が交互に進んでいく。ドキュメンタリーではないかと思う程良く出来てきて、図書館300人待ち、アマゾンの高評価も納得。 | ||||
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| 三億円事件をモチーフにしたミステリーは、これまでたくさんあった。 グリコ森永事件は小説に向いていそうなのに、意外となかった。 (どちらも「犯人はまだ見つかっていません」で終わるのに) だが、この本を読んで驚いた。 作者はかなり事件の真相に迫ってしまうのだ! 清水潔『殺人犯はそこにいる』を読んだとき、犯人までほぼたどり着いて「極上のミステリーのようだ」と思ったけれど この作品は、逆に「極上のノンフィクションのようだ」と思った。 ノンフィクションライターが書くのと小説家が書くのではやはりアプローチが異なって、どちらも面白い。 事件ものノンフィクションが好きな人にも、ぜひ読んでほしい。そして語り合いたい。 | ||||
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| グリコ森永事件関係の本をいろいろ読んできたので、本書には実に興奮した。様々な情報を上手く取り込み、こういう真相もあり得るという、大胆な仮説、推理が、リアルに展開する。家族のストーリという着眼がよい。山田風太郎賞受賞もうなずける凄い筆力。 それにしても、やはり、京都の南や滋賀、兵庫の、土着と結びついた、関西ならではの犯罪だったと見るのが自然なのだな。バブルやオウム騒ぎの前の、昭和の闇(極左、やくざ、被差別、在日etc.)が噴き出した事件でもあったということか。 | ||||
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| 「グリコ森永事件」をもとに書かれた作品です。 途中までは事件の筋を追いながら、話が進んでいきます。 とはいっても事件を追う記者と事件に利用された当時子どもだった人の両視点で描かれます。 丹念に取材をされたことがわかる内容で、非常に細かいところまで描写されていて グイグイと引き込まれていきました。 ところが、途中から人々の感情がメインになっていきます。 もう最後は涙、涙でした。 読み応えたっぷりです。 軽い感じで読める作品ではありませんので、じっくり時間をかけてどうぞ。 とはいっても、私は一気読みでしたが。 | ||||
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| 日本犯罪史上、最大の未解決事件の一つである「グリコ・森永事件」をモデルにしたフィクション小説。事件から30数年経過し、人々の記憶が薄れる中、日本中を巻き込んだ当時の事件の衝撃を呼び起こす小説です。 文化部なのに強引にギン萬事件を追うことになった記者、幼少期に自らがギン萬事件にかかわっているのではないかと気付く男の2つの目線から物語は語られます。次第に事件の真相追及に執念を燃やす記者と、事件の重大性や影響力、そして残酷な真実故に押し潰されそうになる男がやがて交錯し、このノンフィクションの事件に一つの結末を出します。 今更ですが、2か月以上前に読了しておりましたが、その時に年末恒例のミステリーベスト10には入賞することは間違いないと思わせるミステリーでした。 | ||||
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| 人並み以上にこの事件に関心があり、巻末に載せられている参考文献はほとんど読了している。しかしこれらの多くはノンフィクションだから、事件を深掘りするだけで犯人にたどり着くわけではない。本書にも出てきたNHKの番組が放映されたときも、いくつかを読み直したしたものの、初読の際の隔靴掻痒の感を思い出しただけだった。 フィクションである本書も、これで「解決」を得たところで、何の意味もないとは思いつつ読み始めてみたのだが、思いのほか引き込まれてしまった。主人公ふたりがそれぞれ点と点を静かに繋いでゆく淡々とした筆致には素直に好感がもてた。事件をリアルタイムで推移を見守った世代は私も含む松本清張のファンも多いはず。もう死語かもしれないが、あえて分類すれば社会派推理小説の一種と言えるかもしれない。清張ファンならきっと面白いはず。 と同時に、すでに時効が成立したという理由だろうが、事件に関係した者たちの口がすこし軽すぎることが気になった。結果として世間を震撼させた迷宮事件が「解決」されてしまったのだが、限られた紙数での複雑な事件の小説化には致し方ないことなのだろう。 しかしそれより終盤の展開があまりにも悲惨すぎることが気になった。子供に焦点を当てた主題ゆえであろうが、娘の死など目を覆いたくなるような家族の転落人生の設定は度が過ぎてしまったように思える。暴力的な凶悪犯罪であったことは間違いがないが、直接的な人命損失はなかった事件だった。だからゆえ世の耳目を集め続けたともいえる。小説としてのストーリー要求はむろん理解するが、事件の「真相」を求めた者の勝手な感想としては、読後感があまりにも悲しすぎた。 ネット上の筆者インタビューでは続編も示唆されている。今度は先入観なしに純粋なフィクションとして読む姿勢が必要なのかもしれないが。 | ||||
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| 文章のテンポがよく、サクサク読めます。グロな表現もないところが良いです。グリコ事件をこういう観点から掘り下げていくのがおもしろかったです。続編もあるかも・・・と週刊誌にありましたが、もし出版されたら絶対に読みます。 | ||||
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| めちゃくちゃドキドキしながら読みました。今でも、真実とフィクションの合間がどこなのか考えてます。 子供の頃の目線と現実(お菓子が買えないなど)での感覚しか残っていなかったのですが、今の大人目線で事件の概要を知って、こんな事件だったのかと衝撃です。 | ||||
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| 未解決事件に新刊が上梓したら必ず購入して読んでいましたが価格と内容に納得できる本とは出会えませんでした。しかし「罪の声」は、最高の作品です。眼球疲労も何のその一気に読破しました。一文字一文字を大切に読み人物、事件等を時系列に書き込みストーリー展開にどんどん引き込まれてました。読み進みたいけど読み終わるのと楽しみが無くなるダブルバインドの葛藤しながら一気に読ませていただきました。史実の部分と被害者と加害者の生きざまが描かれており今まで読んだ書籍の中でパーフェクトな一冊です。是非、映画化を望みます。 | ||||
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| 主人公の一人である記者の造形が飛び抜けています。突出した能力を有している訳ではないのに、なんとなく巻き込まれた取材をいやいや追っていくうち、細かな材料を前に考え、悩み、閃き、真相に迫っていく姿が美しい。なにより、記者としての資質と職業倫理を持っているところにどうしようもなく惹かれました。私は不幸な人とか、弱い人を見ても特に可哀想とか、なんとかしてあげようと思ったことが全然ないので、記者の職業としての使命を帯びながら、かつ優しく、強く、必死に動く姿に魅せられました。 文章は硬質ですが、なぜだかユーモアがあり…とても読みやすく、登場する人間の息遣いを感じました。リアリティとフィクションである造形と胸のすくようなテンポのバランスが絶妙の、素晴らしい読み心地でした。 序盤から引っかかっていた疑問が、驚くような形で収束していったので、後半は一気読み。ミステリという枠に収まらない作品でした。 | ||||
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| グリコ、森永事件をフィクションで推理したミステリ小説。 本書は大手新聞社の記者と、加害者に何かしら関係があると思われる男の視点から展開されていくのだが、フィクションとは思えないリアリティに圧倒された。 少しずつ証拠物件を見つけていく記者と、関係者にあって証言を聞くことで自分の家族が事件とどう関わっていたのかを知っていく男。読みすすめていきながら証言と物証を元に、点から線へ、線から面へと発展していく様子が丁寧に描かれていて楽しめた。 個人的には、記者の阿久津が好きだった。最初は面倒な仕事を押し付けられたと文句を言っていた阿久津が、数々の証言から犯人の実態に迫っていき、被害者に寄り添っていく中で記者として、一人の人間として成長していく姿が頼もしかった。 30年以上も前のことを実際どこまで覚えているのか、という疑問は残ったが、ミステリ小説としては素晴らしかった。 | ||||
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| 労作ですね。 グリコ森永事件が題材。実際の事件を題材にする手法はよくある手法だけれども、ハイネケン事件と結びつける着眼点は出色。 それと、あの事件当時、「子供の声」はとても印象的だったし、無実の加害者となった子供はどんな子でその後何をしているんんだろうという疑問は多くの人が抱いたはずだ。子供に着眼している点も小説していいポイントだ。 犯人が海外にいるかもしれない(=時効不成立)と判った時の緊張感に少しリアリティが欠けているとは思うものの、全般的にはこの事件の真相としてはあり得そうなストーリーと感じさせるものがある。 読後にしみじみ思うのは、この事件を小説にすることに不謹慎な感じがしなくなっていて、時間が経ったものだなぁということだ。 | ||||
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