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罪の声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
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ゴロウ・デラックスに出演しているのを見て知り、購入。まだ途中ですが、史実とリンクした話でとても面白い。 | ||||
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グリ森ですね。 ストーリーの有る物なので内容なは触れませんが、事実と創作を繋ぐ、ドラマ部分がサスペンス劇場みたいで、ちょっと・・・。 あと、仮称になっている企業名や、犯人グループ名のセンスが凄く残念です。 あまり事件に詳しく無い人の方が楽しめそうです。 | ||||
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確かに前半部は、フィクションを下書きとして、緊迫感にあふれて、ぐいぐい引き込まれたが、後半部分はいささかお涙ちょうだいに流れて、少し引いてしまった。「フィクションとノンフィクションの境目がわからない」との感想が多いが、後半部分は明らかに作者の創作、という感じだ。 しかし作者が指摘するように、「犯人の当初の目的は、恐喝してカネを取るのではなく、仕手戦で株価で儲ける」とか、「企業や警察の弱点はマスコミで、マスコミを操作してかく乱する」とか、「大事件の通例として、一網打尽を狙って、職質で捕まる恐れはない」とか、改めてなるほど、その通りだと思う。 私が個人的に思うグリモリ事件の犯人像は、作者が描くそれとは少し違う。私は事件当時、関西のテレビ局のニュースカメラマンをやっていて、取材の最前線で犯人側に振り回された一人である。 江崎社の誘拐事件の時は夜勤の当番日で、事件発生時に西宮の社長宅へ駆けつけた。社長宅の三角形の屋根の形を、なぜか今も鮮明に覚えている。このあとも、関連の食品会社へ放火があった晩も、またしても夜勤で、食品会社へ急行したら、「マスコミは中へ入れるな」と上司と思しき人物が叫んで、中へ入れず、塀の外に脚立を立てて、まだちょろちょろと炎が出ているのを撮影した。この時は、他社は敷地内へ入って取材したらしく、それがかえって火事現場へ近づけなかったみたいで、「炎が撮影できたのは、うちだけだった」、と上司や報道デスクに、変な褒められ方をした。 この夜は連続放火で、それからは第二現場へも回って撮影し、その夜はフル回転の夜勤だった。文字通り、犯人側に振り回されたわけである。 その後、グリコ本社へ取材に行っても、会社の対応は冷淡で、手際も悪く、会社の外の路上に座り込んで、何時間も待たされたりした。グリコの取引先とか下請け業者にも、こういう対応をしているのであれば、グリコが骨の髄まで恨まれる可能性は、まんざら否定できないと、当時の私は思ったものである。江崎社長を裸で誘拐したことからも、犯人側の恨みの深さが伝わってくる。 よくかけた小説で、それなりに緊迫感もあり、事件を振り返るいい材料にはなるが、「事件当時者の私」の評価としては、傑作と絶賛するほどの小説ではない。 | ||||
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がきは こづかい ちょっと やれば うごくもんや」マスコミ宛挑戦状1984.10.13(本物抜粋) こういうガキは何処行ったんだろう。声どころか一味の末端として、実際に、ちょっとした小遣いで動いたガキは凄い体験で忘れようがないはずだ。 この本は、今3割ほど読んだが、むさぼるように読ませる力は今の所感じられない。 今でもみんなあの事件の真相を知りたがっている。その欲求を利用した商売でないことを祈りつつ、先を読み進めてみるか。期待せずに。 | ||||
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あっちこっちで評判なので読んでみた。 確かに3日で読了するほど面白い。 ただ、この程度の聞き込みで真相が判明するなら警察はいらないとも思った。 読み終えてから、何かが足りないと感じたが、 それは、小説の中でも実際の事件の中でも、なぜ犯人側は子供たちの声をテープに 吹き込ませて、それを犯行に使ったのかという理由がわからない。 作者も言っているが「子供を巻き込んだ悲劇」が主人公のモチベーションなら、 なぜ犯人たちは子供の声を使ったのか、その理由を解明して欲しかった。 利用された子供たちの悲劇は描かれているが、利用した側の理由が知りたい。 警察を嘲笑するために使ったのなら、その点を描けるはずだ。 この小説では、ひどい親だったからという理由しか出てこないのだ。 この小説のテーマからすると、この点がわからないのは決定的な欠陥だと思う。 | ||||
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推理小説ではなく、セミフィクションな感じですね。 グリコ森永事件の真実みたいに見えてくるから不思議です。 続きが気になるというより、読まなければという気にさせます。 そういう意味では、文章はうまいと思います。 しかし、まったり読んだりすると、人の名前がごちゃごちゃになりそうなので、 一気に読むと分かりやすいかな〜。 あくまで真実はこうだったらいいなぁ的なストーリーなので 創作ものとしては☆3ですね。 | ||||
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まだ、最後まで読めてません。推理小説に特有のあきあきするような前振りが長々続いているので、どうも一気に読むような、歴史小説や鬼平的な感じではないので、がっかりしてます。久米宏が大絶賛したので余計にがっかり。最後まで読めば、あれがそうだったのか、となるのかもしれないけど、暇で暇でしかたなく、面白味がない。最後まで読めるかどうか、自信がない。むしろ、推理小説のように連続殺人事件でもあれば、面白いのだけど、ほんと退屈。失敗しました。むしろ、映画になったほうがいいのではないか、と思う。ビジュアルのいい俳優さんを使えば、あるいは、ヒットするように思う。 それにしても退屈な小説で、なんかこれ以上読む気失せる。何が一気に読めるのかわからん、久米宏。おれがバカだからかな。確かに久米宏よりバカだろうけど、それは認めるけど、しかしそれにしても退屈な小説。 | ||||
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グリコ・森永事件のことはあまり知りません ただ、そういう毒入り事件が小さい頃あったなという程度のものです 何の先入観も持たずに読みましたが、あまり引き込まれなかったです 世間を賑わせた大事件の舞台裏は、犯人たちの一枚岩の犯行ではなく 何人もの犯人の色々な思惑と、自己中心的な考え方と、家族への思いとなどが 複雑に組み合わされた結果、その関係者の家族や子供たちにつけがまわるという 悲しい話に感動も、衝撃も起きなかったです ただ、読みごたえだけがあったなと言う感想です | ||||
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久米宏がラジオで絶賛していたので、読んでみたけど、期待ほどではなかったかな。不要な情景描写が続き、読みづらかった。 | ||||
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著者が、10年以上に渡ってコツコツ歩いて知識を、題材にした作品だが、あの事件は、よく覚えており、犯人がされないか いつもニュースを、見ていたが結局時効になった。 犯人を作者が本名で書けば良かった。 あの犯人達は、絶対に許せない。会社が倒産寸前まで追い込んだ奴らを、時効になっても 被害者は、一生涯忘れないはずだ。 ノンフィクションにすべきだ。 もしかしたら犯人は、読んだかもしれない。 | ||||
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読み始めたらぐいぐいと一気に数時間で読んでしまい、かなり面白かったです。 「ロクヨン」のような、 いい絵になりそうな映像的なシーンがいろいろあるので、 映画化に向いてそうだと思いました。 ただ、この「テープの子ども」とその家族たちや、証言した人たちなどはこのあと、 描かれている程度をはるかに超えるような「社会的制裁」で 相当めためたにされてしまうのだろうと想像できますが、 作者が「フィクションだから、それはないことにしよう」と 確信犯的に放棄したように感じられて、 読後感はいまひとつすっきりしませんでした。 最後のほうの、記事が掲載されたあたりも非常にあっさり書かれていて、 この記者は証言者たちを守ることを全然考えていないっぽいので 取材源の秘匿ができないような記事を出したんだろうなーと推測しました。 小料理屋の人たちはどうなったんだろう。きっとこの記者、全然気にしてないですよね。 薄っぺらい常識や貧しい人生観で犯人を糾弾する、 この記者(まあこういう人いますよね)の無責任さが 「熱情をもって長い間追いかけていた」ことで許されている作品世界になっていますが、 「大ネタの前では、書かれる側の人生が変わっても仕方ない」みたいな 記者の「人間の闇」みたいなところの描写があれば、もっと深くなった気がします。 「熱量が中途半端な、応援の文化部記者」ということにしたのが あまりいい方向に働いていないような。 (社会部記者にすると記者の動きが群衆劇になっちゃうので 文化部にしたんだろうとは思いますが…) そもそも、この大ネタにしては、最後の掲載記事のボリュームが小さすぎるのでは… エンタテイメント作品にするならば 「証言者たちがこれだけの犠牲を払ったから巨悪があばかれた」 というようなカタルシスがある形にするか、 犯人や被害者の置かれた世界を掘り下げるかのどちらかだと もう少し読後感がすっきりするのではないかと思いました。 (「巨悪」については「伏線が回収されなかった」感じですし) 逆に、「グリコ森永事件」にかかわった子供たちの「真相」、 ということを優先するのであれば 一見ハッピーエンドのようなキレイなお話でなく 作者は自覚的に、もっと記者や新聞社が泥をかぶる描写をしてほしかったかなと 個人的には思いました。 まあ、フィクションとしての展開の好みは別として、 「グリコ森永事件を思い返して、推理を楽しみたい」という人には結構おすすめです。 | ||||
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事件当時、高校生か大学生だった私にとって、この事件の真相は知れるものなら知りたい・・・それほど世間を巻き込んだ大事件だった。 当時もそれからも、未解決事件として何度も取り上げられながら真相は藪の中のままで、煮え切らない思いを抱え続けてきた。 作者は事件当時新聞記者、それも地元の新聞記者だった。 それだけで、この作品を手にするに十分だ。 確かに、当時の社会情勢に照らし合わせると、このような動機で事件が起きたことも納得できるし、 脅迫テープの声に使われた子供の視点からのストーリー構成は読む者を惹きつける。 しかし、やはり最後まで犯人たちの本当の動機がつかみきれない。 ノンフィクションではなく、フィクションとして書かれた作品なのだから、もう少し思い切って書いてもよかったのではないだろうか? 作者なりの解釈で犯人の動機に迫ってもよかったと思う。 結局、新聞記者としての抑制が働いたのかもしれないが、どうしても物足りなさが残ってしまった。 | ||||
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興味深いテーマでしたけど、当日の自分を振り返るぐらいで、物語自体 緊張感に欠けて、ダラダラと終わった。 | ||||
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未解決事件のグリコ・森永事件を元にしたフィクション。 読み応えがある小説だと思う。 | ||||
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最後まで面白く読んだが、あえて欠点を挙げれば、「悪」が描ききれていないと感じた。例えばキツネ目の男の存在感のなさ。英国に逃れた達雄の、妙な軽薄さ。作者は悪の陳腐さを書きたかったのかもしれないが、「わしらの人生くらかった」という彼らの深淵にどこまで迫れたのか。 もう一点を挙げれば、新聞記者の阿久津が犯人グループの全容に迫る様が、ご都合主義的というか、あまりにトントン拍子すぎる。そしてやや、説教臭いのが残念だった。 | ||||
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グリコ森永事件のノンフィクション部分と、犯人側の子どもたちを描写したフィクション部分がうまく融合されています。 ノンフィクションを期待すると物足りず、フィクションを期待すると物足りず。巧いけど読後感が良くない。 共感できる登場人物に出会えなかったのが原因かも。 終盤の各種フィクションストーリー部分は、詰め込みすぎで多少の無理矢理感を感じます。 犯人側の視点でもう少しすっきりまとめても良かったのかも。 悲劇的なストーリーを盛りこみすぎて、せっかくのリアリティ感が損なわれたのではないかと感じました。 | ||||
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良作だが、真犯人を推理するものではなく、かといって圧倒的な筆力で引っ張っていくエンターティメントでもない。書名の通り脅迫テープの「声」に使われた子供の悲劇に、作品も筆者も焦点をあてている。この点は確かに良い着眼点だし、類書にないものである。そういう意味ではワンテーマの短編でよかったのではという気もする。 | ||||
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