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理由



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【この小説が収録されている参考書籍】
理由
理由 (朝日文庫)
宮部みゆきが読まれる理由
理由 (新潮文庫)

理由の評価: 3.67/5点 レビュー 250件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全150件 141~150 8/8ページ
No.10:
(4pt)

よかった

宮部みゆきさんの本は「もう読まない」と思いつつ、気がつくと購入している自分がいる。『クロスファイアー』には思わず怒ってしまったが、これは十分に面白かった。印象的だったのは金遣いが荒い嫁。自分を含め、支払い能力以上の借金をして物欲を満たす風潮は、最近、当たり前になってきていると思う。そういった現代の生活面や家族の在り方を浮き彫りにする作品を今後も書いていってもらいたいと思う。最後に、記者によるインタビュー形式を中心に物語が進んでいくが、似たような手法としては有吉佐和子の『悪女について』の方が上手い。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.9:
(4pt)

私としては

最高傑作と,言う割には,おもろない。火車のほうが、いいとおもう。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.8:
(5pt)

理由と家族

この作品は、残虐な殺人を題材にしつつ、現代の家族の多様性とその問題を浮き彫りにしている。全くの他人が家族として暮らす。真の家族の煩わしさは無いものの、その希薄な関係はそれぞれの思いが崩れると凶悪な殺人に繋がってしまう。また、超高層高級マンションという舞台が人間同士の希薄さをさらに強調させている。対極にある片倉ハウスの家族は、家族としての問題を抱えながらも互いに支えあっているという、この家族のコントラストが印象として強く残った。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.7:
(4pt)

事件に絡む人々

宮部みゆきは常に実é¨"精神に溢れた作å"ã‚'発表する。今回はルポルタージュæ-‡å­¦ã®ä½"裁ã‚'借りて、高ç'šãƒžãƒ³ã‚·ãƒ§ãƒ³ä¸€å®¶ï¼"人殺人事件のå...¨è²Œã‚'描ã"うとã-ている。いわば『証言』だã'でひとつの物語ã‚'ç¶'ろうというのである。その意図は成功ã-たのだろうか。ã"ã"にはç'„ï¼-つの家æ-ãŒæ˜ ã-出される。å...¨ã¦çŠ¯ç½ªã‚„æ®ºäººäº‹ä»¶ã¨ã¯ç¸ã®ç„¡ã•ãã†ãªã€Žæ™®é€šã€ã®å®¶æ-ã§ã‚るが、å...¨ã¦ãã‚Œã§ã‚‚何らかの鬱積、すれ違い、将来への危険な種ã‚'抱え込ã‚"だ家æ-é"である。それらの家æ-ã®ä¸­ã«ã„る人ã€...がå°'ã-ずつ事件に絡ã‚"でくる。å°'ã-考えればあたりまえなのだが、『事件』にはありとあらゆる人ã€...がいろいろな形で絡ã‚"でいる。被害è€...と容ç-'è€...だã'ではなく、事件の目æ'ƒè€...、é-"接的な容ç-'è€...、é-"接的な被害è€...、それらの人の家æ-ã€äº‹ä»¶ã¯å®Œçµã-ã!¦!もそれらの人ã€...はずっとそのあともç"Ÿãã¦ã„く。事件の前に長いæ­'史があり、事件の後ã"そ家æ-ã¯é-˜ã„ã‚'始める。æˆ-いは何も変わらない。そういう小説は今まであまりなかった。その意å'³ã§å®®éƒ¨ã¿ã‚†ãã®å®Ÿé¨"は意å'³ãŒæœ‰ã‚‹ã ã‚ã†ã€‚ただ『占有屋』の仕組みの説明はå°'ã-くどすぎたきらいがあるã-、そのほかにも重複するå '面があったりã-て分かりにくい。あと二割がたスリムにすればよかったかもã-れない。影の主人å...¬ã¨ã„うべきã"のルポのè'-è€...はどういう人なのだろう。性別もå¹'齢も明かではないが、私はã"のè'-è€...の質問の仕æ-¹ã€æ„Ÿæƒ...の動きに宮部みゆきの『地』がかなり色濃く出ているようなæ°-がã-ている。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.6:
(5pt)

ルポ的なタッチで描く

この本は直木賞受賞作だそうです。事件であるにも拘わらず、そもそも誰が被害者なのかさえはっきりしないというところから始まり、沢山の関係者がそれぞれに困った事情を抱え、別々に関わっている糸を解きほぐしていくという、ストーリー展開になっています。宮部さんらしい人を引き込むような勢いがありますので、すぐに読むことができると思います。ただ少し物足りないと思ったのは、ラストで分かった真犯人像の描き方が漠然としていてよく分からないところです。この点は、「模倣犯」とも共通していますが、宮部さんは、現代の若者に対して、ぞっとするような残酷さを持ち合わせていることを指摘したいのかな、という気がしました。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.5:
(4pt)

非常におもしろかった!

非常におもしろかった。もつれた糸がほぐれるように、次々と意外な事実が明らかになっていくストーリーテリングが大変すばらしい。また、現代の社会に生きる人間の心の闇や寂しさ、哀しさの描き方は胸にせまるものがあった。「火車」が好きな人ならこの「理由」も気に入ると思う。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.4:
(5pt)

現実にはない現実です。

これほどまでに本を閉じた瞬間から、もう一度すぐ読み返したいと思った本はないかもしれません。確かにミステリーとは少し違うかもしれません。しかし他に当てはまるジャンルがないのです!ぐるぐると巡る登場人物たちの人間模様が素晴らしいです。これが宮部さん以外に誰が思いつくでしょうか?次々に明かされていく登場人物たちの”理由”。現実になさそうな現実とでも言うのでしょうか。本を読んだ人にはきっとこの意味が分かります!あなたもぜひ「荒川の高層マンション」を頭に思い描いて下さい。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.3:
(4pt)

女王、宮部。

やっと、文庫になった。単行本は値段が高いし、電車のなかでも読めないので私は買うのをひかえていた。読むのを楽しみにしている。私と同じ考えで買ってない人もいると思う。待ちに待った文庫である。
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4022572442
No.2:
(5pt)

宮部みゆきの最高傑作

いろいろな人がいろいろな理由で事件に関わっている。親、夫、娘と日々暮らしている自分にとっては単なるミステリーとして読むことはできなかった。謎解きのためにスイスイ読んでしまったが、あとでいろいろと考えさせられる本だった。未読の人、読んで下さい!
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442
No.1:
(4pt)

(心理+社会)×ミステリーという感じの傑作です

ミステリーとして紹介されることが多いようですが、社会派小説ともいえるし、また人間の深層心理にも触れているためか、宮部作品のなかでは、おそらくいちばん厚みのある仕上がりの作品となっています。やや非現実的な(超能力などを題材にした)初期の頃の作品とは少し趣が異なるかもしれませんが、(軽いということではなく)「読みやすさ」は変りないのが評価できます。宮部ファンはもちろん、あらゆる読者層の方におすすめできる一読の価値ありの一冊です。
理由Amazon書評・レビュー:理由より
4022572442

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