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理由
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理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 41~50 3/3ページ
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オレは駄目だったなぁ。みんながものすごく絶賛してる「理由」がわからなかったよ。はじめて宮部みゆきの本を読んだけど今後宮部みゆきの本は読まないだろうな。つまらないとは言わないけど。読むのに時間がかかって。それだけの時間を費やしたことに対する見返りがなかったなぁ。オレには合わないんだと思う。 | ||||
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たまに民法や執行関連の本で、占有屋の実態は『理由』に書いてあると記されています。しかし、本書の内容は授業等で聞く内容と同じであり、とりわけ新しい情報はありません。(既に法改正がなされましたので本書の内容はもう妥当しなくなっています。) ミステリーでもなく、ドキュメント風でもなく、また細かな生立ちなどが連ねてあるが、それが人物の心情や性向の描写に結びついていると思えず、分らないものは分らないまま絡み合って進んでいく「エヴァンゲリオン」的な面白さはない。「何となく」とこうなってしまったというのが「理由」なのであろうが、それにしては登場人物は特異な人ばかりである。 | ||||
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純粋なミステリー小説ではありませんので推理とか謎解きなどを期待する向きにはお勧めできませんが、競売という制度を取り上げて不動産業界の内幕をあばきつつ、そこから波及した事件を描くという発想とかプロットは秀逸です。カード業界、自己破産を描いた火車と同様です。ただ、文体や話の展開がかなり冗長で読んでいるのがちょっとつらかった。宮部みゆきの文章はかなり好みが分かれるのではないでしょうか。競売の制度や仕組みなどをエピソードをからめながら解説してゆくのですが、何も知らない子供に教えるようでしつこくてくどいのが難点。また、登場人物をこう次から次へと掘り下げていっては長くなるはずです。個人的に言えばこの小説、中身に比してあまりに長すぎる。3分の1か4分の1ぐらいが適当ではないでしょうか。 | ||||
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傑作「火車」を読んでから、「理由」を読むと、ルポルタージュの手法のせいか、淡々とした説明的文章が延々と続くのには辟易してしまった。ルポの客観性が読者の感情移入を阻み、説明過多が気分の高揚を阻害している。ストーリー自体は好くできている。ひとつの事件を元に放射状に繋がる登場人物の人生を描いているが。それらが最後にひとつに交わった時の物語としての盛り上がりがない。なぜなら、ルポというすでに解決した過去の事件を話して聞かせるのだから。読者が物語りの中に入ってスリルを味わうことが出来ない。 | ||||
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なぜこの本が直木賞で、『火車』や『天空の蜂』(東野圭吾)ではないのか?内容は「現代社会の闇」とやらで別に目新しくも無い。競売不動産についても「勉強したから書きました」という感じ。ひたすら長いだけで疲れだけが残った。この人は『火車』以外つまらない。 | ||||
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今の日本そのものを書いていると感じた。子育てをしている私にとって気分を滅入らせる物の他の何者でもない。これだけのショックを与えることに感心する人もいるだろうけど、得たものは何もない。読むんじゃなかった。 | ||||
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どうしてここまで持って回った手法と重複する場面を用いる必要があるのだろうか? 多くの読者にとって意外感をもって迎えられる結末を有しているならともかく、途中からはほとんどその展開を読めてしまう筋書きにはとても耐えうる手法ではないと思う。いたずらな文章がだらだら続く。 手法で持って失敗しても中身で何とか補う作品も世の中には多くあるが、これは失敗作だ。内容もバブル崩壊後期の今読むせいか、新鮮ではない。確かに我々にとってもまだ身近なバブルとその崩壊の時代を的確な素材を用いて描いてはいるがもはや色褪せてさえいる。 直木賞は旬ものに有利であるのは確かだが、それにしても「どうしてこれが」という思いを私は払拭できない。読んでいてとても退屈だった。 | ||||
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直木賞受賞作とのことで、かなり期待して読み始めましたが感想は「ムムム・・・」模倣犯と違って、突然登場するルポライター(インタビュアー)が事件とは全然関係の無い人だから、しらけさせる要素なのか?ストーリー自体は面白いとおもうけど、うまく書ききれていないような感じ。初期の頃の「レベル7」や「龍は眠る」などのようにぐっと物語に引き込まれてしまうような感覚は得られなかった。 | ||||
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やっと文庫になったので、とても楽しみに読み始めたのですが..これまでのスタイルとちょっと違っていて、ストーリーを追うのが大変でした。色々な登場人物の目線でストーリーが展開されたり、いきなりインタビュー形式になったり、このスタイルでこの長編はちょっと疲れました。 | ||||
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物語は登場人物毎に輪切りにされている感じがします。分かり易い構成です。別々の世界にいる人々がある「事件」で絡んでいます。それぞれの人物毎にドラマがあり、人々が持つ色んな世界があることを思い知らされますが、やや長く感じました。直木賞受賞作品ですが、内容が他の宮部作品に比べて突出しているわけではありません。これをミステリーというのには抵抗があります。 | ||||
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