■スポンサードリンク


分かれ道ノストラダムス



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
分かれ道ノストラダムス
分かれ道ノストラダムス (双葉文庫)

分かれ道ノストラダムスの評価: 2.75/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

手応えは無いが

amazon商品の説明内容(「BOOK」データベースより)以下、

高校生のあさぎは、2年前に急逝した友人の基が遺した日記を譲り受ける。
ある記述をきっかけに、彼が死なずに済んだ可能性を探ることにしたあさぎ。
基の死は、ずっと心のしこりとなっていたのだ。
クラスの男子・八女とともに、基の死の直前の行動を再現してみるが、そんなふたりを追う影があった…。

一方、町では終末思想に影響された新興宗教団体の信者が、立て続けに謎の死を遂げるなど、不穏な動きを見せる。
教団とあさぎたちの目的は、しだいに思いも寄らぬ形で交わってゆく。
特別な意味をもつ夏、高校生のふたりが呑みこまれてゆく歪な世界。
そこで、彼らは「分岐点」に立たされることに―。

 *

何か、読みにくい。何でだろうな・・
333ページも要るのかしら。だらだらとしてるからかな、そこはともかくも。

ノストラダムスだなーと手にとった本書。
宗教団体が出て来て闘いますが、カウンセラーも出てきますが、
それも背景が薄っぺらいからマンガ読んでるみたいだな感。要は児童図書レベルか・・ライトだな。
中盤過ぎ、悪と闘うピンチになる、どうやって切り抜けるんだ?とハラハラしました。最後は丸く収まったんでしょうけども。
時々にSFっぽい所は出てくるけどお触り程度。まあ軽くユル~く読みます。
分かれ道ノストラダムスAmazon書評・レビュー:分かれ道ノストラダムスより
4575239860
No.2:
(3pt)

注目の作家だが、青春ミステリーはちょっと苦しかった

本書は青春ミステリー(最近ではジュブナイルは使わないらしい)だが、『ベルリンは晴れているか』や『戦場のコックたち』があまりにも良かったので、読んでみた。

ノストラダムスの大予言で世界が破滅するとされた1999年7月をめぐり、カルト教団が暗躍する。

それとの戦いに巻き込まれた少女と少年の物語なのだが・・・。

面白くないかと言えば、面白くなくはない。

が、また同様の書を読みたいかかと言えば、たぶん読みたくない。

前2著作は戦後すぐのベルリンやノルマンディー上陸作戦中の米軍という舞台設定でありながら、その描写の細部にわたる説得力に舌を巻いた。

しかし、本書では日本でありながら、しかも年代的にもそれほど過去のことではないにも関わらず、状況設定やディテールにはとても違和感がある。

そもそも発端からして変だ。

主人公は、3年前の中学生の時に急死した同級生の男子の3回忌に家を訪ねる。

死んだ少年の祖母(両親はすでに死亡して祖父と祖母に育てられている)から、日記のノート4冊を渡されるのである。

つらかいからとても読むことができないので、持って行ってほしい、と。

しかし、そんなことがあるだろうか?

日記だぞ!

その少女のことだっていろいろと書いてあるかもしれない。

読むのがつらくても、日記を同級生に渡してしまうという選択肢はあり得ない。

その他、ディテールでは首をかしげることが頻出する。

が、展開のスピード感はそんな違和感をすっとばしていくくらいにダイナミックではある。

もう一つの違和感が、ところどころに現れるJKにしては大人びすぎた表現。

まあ、JKの日常用語だけでは大人も読めるような小説にはならないということは承知なのだが、それでも気になるところが多くつかえてしまった。

宮部みゆきの同様の小説『龍は眠る』なども、同様なことを感じた記憶があるのだが・・・。

というわけで、ぼくの中では赤丸急上昇中の作家ではあるが、青春ミステリーはちょっと苦しかったw
分かれ道ノストラダムスAmazon書評・レビュー:分かれ道ノストラダムスより
4575239860
No.1:
(3pt)

青春小説かな?

題名からわかるように、ノストラダムスが人類滅亡を預言した?1999年を舞台にした青春小説です
前作の戦場のコックたちが直木賞候補はじめ高く評価されましたが、この作品は全く違う作風になっています 貶しているのではなくそれだけ引出しを持っている多才な作家だと思います
終盤はアンチアンゴルモアを名乗る新興宗教カルトとの争いに高校生が巻き込まれて、ハラハラさせる場面か続きますが、戦場の〜に比べたらわりと読みやすかったですね
ただ、この高校生はある意味無茶苦茶で無鉄砲、迷惑極まりない行動です、ちと考えて行動しろと説教したくなりますね
戦場のコックたちのように話題になる作品ではありませんが、この作者はどうやら多才な作風があるようなので、今後、要チェックです
分かれ道ノストラダムスAmazon書評・レビュー:分かれ道ノストラダムスより
4575239860

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!