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狐笛のかなた
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狐笛のかなたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 21~40 2/7ページ
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あっという間に本の世界に引き込まれて、読み終わった後はすがすがしい気持ちになりました! | ||||
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この作者の本は初めて読みました。 西洋の魔法は楽しい雰囲気だけど、本作は日本らしい闇のある作品。 児童向けの割にはとても重いテーマで、そこが良かったです。 | ||||
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タイトルや表紙のイメージどおり、寂しい雰囲気が全編に漂っています。人を恨む気持ちがいろんな悲劇を生むのです。 | ||||
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日本であることは分かるがいつの時代なのか?どこの土地の物語なのか不明。難しそうな漢字には振り仮名がふられている。これひょっとしてジュブナイル・ファンタジー小説?敵であり狐である「野火」が人間の女の子「小夜」を恋しく思う気持ちがせつなく、己の命を懸けて「小夜」を守ろうとする姿は何とも悲しい。呪いを武器に霊狐が暗躍する背景は湿った闇のよう。どうか野火と小夜に春光が輝いてほしい。 | ||||
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上橋先生らしい作品で、楽しんで読ませていただきました。面白かったです! | ||||
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レビューの数にびっくり。ある方が話題にしてらしたのを記憶に留めていて読みました。この文庫版でなく、図書館に在った理論社の単行本で。2003年11月初版。挿絵、白井弓子さん。作品と完全に融け合い、調和。物語の舞台となる国の地図も何度も見ました。 印象に残っていることだけを2、3記します。 上橋菜穂子さんの作読んだのは初めて。「ほら、こういう感じってない?」的な描写に、なるほどありますねと思うことしばしば。登場人物の中で純然たる人間はどこか影絵のようであったりするけれども、獣と血の繋がるものたちは濃く、情に深く、匂いを持ち、感触を持ち、血や涙も持ち、肉声で語りかけて来る。いろいろな物のあわいで二つの価値観に翻弄される主人公たち。そういう場面がたびたび現れる。そんな時どうやって信じられるものを判断するのか。例えばこんなものでした。血の匂い。毛の肌触り。涙。遠い記憶。温もり。助命。危険。幼き者たちの遊戯。香りの強い食べ物。薬草。代償として差し出された命。何らかの意味で言葉を失うということ。結界に入る。境界とそのあわいをくぐる。それらはいわば、ある種の根源的ななつかしさと切り結ぶもの。 この作品は2003年11月初版だそうですが、2011年3月には東日本大震災が訪れましたし、上記に列記した信頼の根拠となる、なつかしきものの源を破壊する力もまた桁違いに大きくなった世界で私たちは生き延びようとしているのではないか。 作者ご自身にとってもこの作品はきっととてもお好きな作品なのではないかと思いました。と同時に、作品に実際のほんとうに血の通った意味を与えて行くのは、やはり最終的には個々の読者なんだと思いました。 〈病〉とか〈癒し〉とかいったことがどんなふうに描写されるかといったことも個人的には興味が在ります。タペストリーをほつれさしたり、ひきさいたりする力はこの物語が書かれた時点よりもさらに現実界では格段に大きくなったと思います。物語の先を書かなければならないのは読者である個々の私たちでしょう。その時、この物語の中のどんな要素が一番私たちの味方になってくれるか。それは一人ひとり違うかもしれない。私の場合、それは何だろう。トーテムということだろうか。そんなことを思いました。 | ||||
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ある方が話題にされていたのが記憶にのこり、それで読みました。上橋菜穂子さんの本を読んだのは初めてです。 数日前に読み終わりましたが、読み終わったその時よりも、少しづつ時間が経つにつれその余韻とかイメージとかが自分の中に落ちてくる気がします。題名と共に。 それと誰かが紹介してくれたり話題にされたりしていた本というのは、やはりその本を読んでいる間、その人の影をもどこかで追っているような所があって、自分からは決して読まなかっただろう本をほかの人から紹介されて読めてしまったりするのは、そのことによる力が大きいからでしょう。二重三重のスクリーンの上に投じられる絵巻を読んでいるような感覚にとらわれます。 私はこの文庫ではなく、アマゾンには上がっていないようですが、初版と思われる理論社の単行本を図書館から借りて読みました。2003年11月初版とありました。文庫の方は分からないのですが、単行本の装画と挿絵を担当されていたのが白井弓子さんという方で、物語と完全に融け合っていてとても印象深かったです。特に装画や最終章に現れる挿絵の若桜野の光景が。 時とともにこの物語世界は私の中でも深まってゆくのかもしれません。『狐笛のかなた』という題名もそれとともに余韻を深め、その物語の向こうがわにつづく景色をも、一瞬の幻影のように、垣間見せてくれるのかもしれません。読ませて下さった方に感謝します。 | ||||
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日本の平安時代?を舞台にしたようなお話。とても心温まる本でした!流石上橋さんってお話です。上橋さんの他の本とはまた世界観が違って面白いです。 | ||||
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上橋さんらしい、にんげん臭ささが有ります。読んでてどこかほっこりします。 | ||||
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上橋先生の本を初めて読みました。 表現がすっと入ってきて、一度読み始めたら続きが気になってしまって、止まりませんでした。 | ||||
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読み終わった後、最高の気持ちになります。上橋ワールドの中でも上位の1冊。 | ||||
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上橋さんの作品はとても好きです。中でも、この作品はあっというまに引き込まれ夢中になって読みました。日本の懐かしい風景、野火と小夜の健気な愛情に涙が滲みます。 | ||||
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10年程前に、文庫で出ていたので初めて読んだ上橋菜穂子さんの作品でした。 最近再び読みました。最後のほうよりも最初の方が引き込まれる感じがあるので その感じが最後まで続いたらもっといいのになと思いますが、 (たぶん、くっついてほしい方とくっついてくれないからでしょうか(笑)) もちろん最後まで楽しんで読めます。 | ||||
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いつか何処かで見た風景が広がるような感覚のなかで、純粋な心が強烈な光を放って美しいモノのかたりを展開していく。大好きな作品のひとつとなった。 | ||||
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上橋さんの作品は好きですが シリーズものや長い作品が多いので人に薦めにくいという難点があります。この狼笛のかなたは 上橋さん特有のファンタジーの世界観を表現しながらもシリーズものではないところが気に入っています。 シリーズものにもできそうなデテールを持ちながらも単作という点が非常に評価できます | ||||
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母が購入希望だった為、なるべく綺麗なものを探していたのですが、とても安かったので不安だったんですが、とてもきれいでした。すぐに母にプレゼントしまきた! | ||||
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他者も己れも愛する事の強さと苦しみ、そして素晴らしさを教えてくれる一冊です。 | ||||
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きれいな状態で、早々に届けていただき、それも非常に安くて、感謝です。ありがとうございました。 上橋菜穂子の作品に夢中です。 | ||||
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長編ばかり書いてる作者だがこれは単発ものでシェープアップされた内容だった。 でも他の作品に比べると恋愛以外のテーマはないカンジだな。 | ||||
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上橋 菜穂子さんの本の大ファンです。 獣の奏者や、守り人シリーズとは、また違った舞台で、日本の香りが感じられる美しい日本語、美しい物語でした。 読後感も良いです。 | ||||
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