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ぼんくら
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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼんくらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 81~100 5/6ページ
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宮部さんの時代小説を読んだことのない人や、時代小説が始めてって人でも面白く読めます!! 宮部さんの現代物の小説「龍は眠る」や「魔術はささやく」などにも出てきますが、生き生きしたとても感じの良い少年たちがそれぞれの持ち味で主人公の同心井筒平四郎の手助けをします。少年たち以外にも魅力的な登場人物たちに、読み進めることに背を押されるようにしていっきに読んでしまえるものでした。 | ||||
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宮部さんの江戸を舞台にした下町のお話は大好きです。よく調べてあるなあ〜と毎回感心しちゃいます。今回は、平四郎さんが主人公。最初、読み始め、短編なのかな?と思いきや、全部お話が繋がっていく。。。 物語りも半分を過ぎてくると、平四郎と一緒になって、気になることが。。。上巻は大いに先が気になる終わり方をしています。 ちょこちょこ読んでいくつもりが面白かったのでいっきに読んでしまいました。 | ||||
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宮部みゆきさんの、時代もの、下町人情ものが大好きです。 この本も良かったです。 登場人物が皆、生き生きしてます。 一気に読んでしまいました。 主人公があまり格好良くないところも好きです。 宮部さんの時代ものが好きな方、是非どうぞ。 | ||||
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宮部さんの時代物は初めてでした。最初読みづらくて、2,3日読まない日もあったほどです。でも、慣れてくると物語の中に引き込まれ、登場人物も魅力的で、あっという間に読み終えていました。でも最後はもうちょっとがんばってほしかったなあと思います。全体的には大満足でしたよ。日暮しも早く読んでみたいです!!ラジオドラマしてるんですよね~ぜひ実写も見てみたいなあ。ラジオではおでこ役神木クンの弓之助が見てみたいですね。 | ||||
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秋の夜長、ピーナッツでもかじりながら、先を急がず、ゆっくりと楽しみたくなる話。あまりいろいろなことを深刻に考えてもしょうがない。世の中は実に上手くできていて、よほどのことをしなければ、さほどのことはないはず、と思ってしまう。くれぐれも「日暮らし」のあとに読まないこと。話の筋が見えてしまうのは、楽しみ半減。 | ||||
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時間と心に余裕があるときにのんびり読むとよい本だと思います。秋の夜長におすすめの一冊です。 | ||||
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というだけでわくわくしますが、楽しめました。途中から止められなくなったので、床でごろごろしながら読んでました。重い部分もあるのですが、語り口は明るく、主人公はのほほんとしていて、探偵役の美少年もいい感じです。すんごい記憶力を誇る小坊主さんも楽しい。江戸は長屋のお話。連作に見えますが途中からお話は一本だと気付きます。1つの事件がつるつると広がって、だけどそれには裏があって、それぞれの気持ちだとかもからまって、過去と現実と嘘と真実と、それぞれがそれぞれに違う顔をみせるのです。えげつないところもあるのだけれど、ただ懸命に生きている女の人にちょっと救われる。事件を追ったのも探偵役も違う人ですが、それでもやっぱり主人公はお徳さんだったのかもしれません。事件の渦中にあって、ただ1人最後まで事件を知らなかった。だけど足音を聞いたのも、幽霊を見たのも彼女なのです。これはやっぱり彼女の物語であったのだろうとも思う。葵やおふじの裏写しであるが故に。 | ||||
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おもしろいです。宮部さんの時代小説(長編)は始めてでした。うまいなあ、と思いながらぺろっと読んでいました。読んで、宮部さんにはファンタジーが得意なんだな、と思いました。時代小説って、ファンタジーです。登場人物の「おでこ」とか、現代ものでは「リアリティがない!」って否定されてしまいがちですが、時代小説の枠組みだからでしょうか、OK! です。作家の想像力が自由奔放に跳ね飛んでいるように思えます。だからおもしろい!でも、そろそろガッツリとした現代ものを読みたいなあ。 | ||||
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平四郎、弓之助、お徳、佐吉、政五郎、おでこ、小平次など、登場するのは個性豊かな人たちばかり。彼らは一つ一つの謎を解き明かしていく。その行動はまさに絶妙のチームワーク。さまざまな人たちの、さまざまな悲しみや憎しみ。そこから起こる事件はちょっぴり切なくもある。生きていればいろいろなことがあるものだが、鉄瓶長屋の人たちはそれぞれ励ましあい、支えあって生きている。その暮らしは決して豊かではないが、人のぬくもりが感じられてうらやましい。ミステリーも楽しめて、江戸人情も味わえる、面白い作品だった。 | ||||
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最初は唐突な長屋の殺人事件から始まります。その後一話完結に思えるお話が数羽続いた後、「長い影」というミステリの迷路につながっていく本作。毎度毎度人物が非常に愛着がわきやすく作ってあり、思わず登場人物に肩入れしながら読んでしまいます。何の知識もないままに読んでも、知らず知らす江戸の雰囲気に飲み込まれていくような書きぶりはほんとに凄いですね! | ||||
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この本は途中でやめられなかったです。本を読み出して2,3日の間、時間が少しでもできるとこの本を手にとっていました。登場人物の一人一人に魅力があり(悪人でも善人でも)、本を読んでいるうちに何人かの登場人物のファンになり、彼らのことがもっと知りたくなります。途中で登場してくる子役の弓之助も、かわいらしかったです。また、江戸・深川の鉄瓶長屋が舞台というのも趣があって良いです。あとは、話の展開の意外さが読書スピードを加速します。オススメです。 | ||||
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時代ミステリーとうたっていたので読んだのですが、正直期待はずれでした。同心や長屋が出てくる時代の割には、出てくる人物が皆現代人のような思考、能力を持っていてリアリティーに欠けており、終始それが気になってあまり集中できなかったのが残念。 | ||||
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井関同心は、周りの優秀な人たちに助けられて何となく問題解決しちゃうのです。周りの登場人物もそれぞれ個性豊かで楽しい。宮部みゆきさんの「本所深川不思議草紙」を初めて読んでファンになりました。鉄瓶長屋のミステリー、物語は(下)で完結しているようですが、「日暮し」に続きます。推測が推測を呼び何が真実か?読み始めると止まりませんよ。お勧めです。 | ||||
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タイトルに惹かれて手に取ったので、読みはじめてやっと時代物の話なのだと理解した。文体が柔らかいというか、はんなりしているせいか、全体的に登場人物や風景描写が何とも優しさで包まれている気がする。読みながら必殺シリーズの中村主水の出で立ちを思い浮かべていた。ビジュアル的には主水よりやや歳若く、ちょい渋めの男前!もしドラマ化するならば、私は「長塚京三さん」を配役するだろう。そして、私のお気にいりは、中後半から登場する眉目秀麗な変わり者少年「弓之助」だ。ふと、昔見た「インディー・ジョーンズ2魔宮の伝説」に出てくる利発な少年、ショート・ラウンドを思い出した。そうそう、あの映画を見た時、自分の子供がこんな子だったら嬉しいだろうにと思ったものだ。インディー・ジョーンズとショート・ラウンドも実の親子同士ではないが、年齢を超え、互いを認め合い、信頼するところは共通している。あと数ページで読み終わってしまうじゃないですか!名残惜しいと思ったら「日暮らし」という続編ものが出版されているじゃないですか!早く言ってくださいよ、買わなきゃ。 | ||||
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久々に読んだ宮部物でしたが、安心してどっぷりと宮部ワールドに浸かる事が出来ました。沢山の宮部物を読んできていましたので、もう暫くは彼女の本は、いいかなぁ。。と思っていましたが、大好きな時代物の文庫が出た事もあり、手に取ってみた所、やはりさすがのストーリ展開で楽しめました。佐吉、お徳、弓之助などの魅力的な登場人物も満載で、他に強烈キャラの”おでこ”も登場します。(私は、結構、おでこさんが恐いんだけどぉ、、。だって、このまま色々な事を詰め込んでいったら、どうなっちゃうんだろうと思うと。。。)最初は、短編の形式をとっていますが、それらも含めて1つの長編になっています。推理小説は、ちょっと・・と言う人も物語として楽しめると思います。老若男女どなたにも薦められる1冊(上下巻なので2冊だけど)と言えると思います。 | ||||
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シリーズの続編である『日暮し』を読んでいたら、どうしても読みたくなり再読。前にも読んでいるにも係らず、お話しにのめり込んでしまいました。ストーリーが飽きない(途中で止められない)し、登場人物や当時のお江戸の描写が巧妙で、江戸の歴史を勉強するきっかけになりました。(舞台となっている鉄砲屋敷)は、今のどの辺にあるんだろうとか。)宮部みゆきさんの本は、どれも大好きですが、歴史物は特に好き。 | ||||
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今回の時代物は他の作品とは書き方が随分違っていた。初めはテンポが遅くてイマイチ、と思ったくらいだ。各章の冒頭部分に登場人物の性格や江戸の町について、解説のような文章があることに、「あれ、これは長編だったよな?」と文庫カバーを見返す始末。だが、これは新しい演出だったようだ。そういえば、ドラマの冒頭に入る短いナレーションのような役割を果たしているようにも感じる。今回の物語も、人物描写が丁寧で人情味溢れる江戸の宮部ワールドが展開されており、やっぱりこの人の時代ものはイイ。ただ、宮部作品の時代物を薦めるなら、他の作品からにしようかな。。。っと。今回の作品は、他の時代物を読んでからの方が楽しめるような気がします。もちろん、文句ナシに楽しいですが! | ||||
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文庫化された宮部作品はすべて読了しているが、本作は文句なしのイチオシ。これまでにも宮部作品ではどちらかというと時代物が好みだったが、事件の内容、構成、背景、人物、どれをとっても飛躍的にパワーアップしているこの『ぼんくら』。宮部みゆきの現代ものの中には、時としてそっけなく感じられるような文体の作品も見受けられるが、そんな淡々とした雰囲気は、本書の中にはみじんも感じられない。江戸の町にひしめく長屋の活気や子供たちのざわめき、風に舞う土ぼこりの匂いまでが、まざまざと脳裏に浮かぶ。中でも特筆したいのが、その登場人物たちである。主人公である同心の平四郎はじめ、主要である長屋のまとめ役でしっかり者のお徳、対照的ともいえる二人の差配人、頼もしい岡っ引きの政五郎以外にも、数ページしか登場しないような人物たちまでが鮮やかに、みずみずしく描き出されている。平四郎の甥の弓之介と特異な才能を持つおでこの子供コンビの活躍には胸が熱くなるほどだった。 | ||||
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宮部みゆきの作品は現代/時代小説問わず登場人物のキャラクターをしっかりと際だたせるところにあるのかと思います。そうした意味ではこの『ぼんくら』はまさに宮部ワールドです。冒頭はいきなり殺人事件からのスタートではありますがその後は一転、人情ものの時代小説系かな?と思わせておいてじわじわと宮部ワールドへ引き込んでいきます。そうした展開の中に主人公の井筒平四郎・お徳・弓之助・おでこ・佐吉・・・・といった面々が個性を持って生き生きと描かれています。そのうちNHKあたりのTV時代劇に採用される確率はかなり高い?と思ったのは私だけでしょうか?! | ||||
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宮部さんの作品は、時代小説が特に好きです。だから、今回もまた面白かったのですが・・・何と無く、こじつけている様な気がしました。それに、回りくどくも感じてしまいました。残念。個人的には、(この作品も登場人物などがいかしていて良かったのですが)震える岩や霊験お初捕物控などの他の作品の方が好きでした。 | ||||
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