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ぼんくら



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ぼんくらの評価: 4.36/5点 レビュー 113件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 61~80 4/6ページ
No.53:
(4pt)

"お茶づけ”みたいにサラサラいける!


江戸時代は好きだけど時代小説はイマイチ苦手。
宮部さんの時代モノもちょこっと読んだがちと渋すぎ・・・
う〜ん、アタシは時代小説向かないかしらと思ってたときに買ったのがこれ。


まず「重くない」。あちこち笑える!
登場人物みんな楽しい! 弓之助かわいい!

・・・ってな感じでとにかくサラサラ読める。
そして読み進んでいくと、
ストーリー全体が巧妙に計算されてることに気づきます。

物語の表面にある事件は一見”地味な出来事”ばっかり。
こんなチマチマした展開で話が持つんか〜い?と思いきや、
読んでるうちに少しずつパズルのピースがつながって、
物語の全貌が見えてくる、という仕掛け。
ラストで全部ハッキリするんだけど、それがまた気持ちいい!
・・・まあ、わかりやすい「勧善懲悪」な結末じゃなく、
いかにも宮部さんらしい、
人間くさい結末なんだけどね。それもまたよし。
どこかほろ苦いけど、でもあったかい気持ちになれます。


時代小説苦手な人でも絶対イケる! 
でも、「時代小説」以前に江戸時代にそもそも興味ないという人は、
やっぱりやめたほうがいいかな。残念だけど。





ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.52:
(4pt)

人情ミステリ−

宮部さんの、お話は面白いです。時代物に子供を使うというところは、憎いですね。夫々の章が、組み合わさって登場人物が絡み合っていくところは流石です。
でも、何か物足りない感じがするのです・・
湊屋の夫婦を、もっと描いて欲しかったと思います。
一代で大きな身代を築き上げた「湊屋」は、きっと人物が大きく複雑な
興味深い人間だと思います。
平四郎が、どこまで迫れるのか・・をテ−マにするともっと面白い話に
なったと思います。
時代物に子供を使うのは、憎い演出ですが、その子供に安易に解決を求めているようで、ちょっと鼻白む思いがします。
子供を使わなくても、政五郎や小平次を使えばリアルに問題解決への
道筋が開けると思います。
宮部さんの「大人の人物像」の時代物は、人情ミステリ−小説になると思います。。
ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)より
4062747529
No.51:
(5pt)

初の時代ものでしたが・・・

宮部みゆきの「火車」を読み終えて、もう一作宮部作品を読んでみようと思い、この「ぼんくら」を選んでみました。
時代ものは初めてで、自分に合わなくても頑張って上巻だけでも読みきろう!などと考えていたのですが、あれよあれよという
間に上巻を読みきり、貪るように上下巻を読み終えました。
内容もさることながら、それぞれのキャラクターも感情移入しやすく、江戸の情景も目の前に浮かんでくるように描かれています。
時代小説は面白かった!いままでの食わず嫌いに後悔しています。
今は続編?の「日暮らし」を読んでおります。まだ途中ですがやっぱり面白いですよ〜♪
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.50:
(3pt)

ミステリーというほどミステリーではなく、むしろ人情時代劇。

魅力はコミカルに描かれた登場人物にある。温かい人情味のある時代劇が短編的に綴られる前半部分は非常に面白い。
しかし頁をめくるほどに、人情時代劇から長編ミステリーへと期待が移ってしまう。しかし何か驚きの展開や結末があるわけでもなく、ミステリーというほどミステリーではない。
面白く読めるのだが、いまいち読後の満足感が得られなかったのは、この残念な中途半端さのせいだったのだろうか。
ぼんくらAmazon書評・レビュー:ぼんくらより
4062100886
No.49:
(5pt)

キャラがいい!

宮部みゆきの時代小説の中で一番好きな作品。
ぐいぐいひきこまれるストーリーもさることながら、
登場人物の誰もが魅力満点です。
どっぷり「ぼんくら」ワールドに浸って、江戸の町にタイムトリップできます。
ほんとに大好き!
ぼんくらAmazon書評・レビュー:ぼんくらより
4062100886
No.48:
(3pt)

良し悪し不満も

前半の短編は、読んでいて必要はないのでは?と思っていながら読み進むと上巻の半ば〜下巻にかけての伏線のために必要だったのだと感心した。
「弓之助」と「おでこ」が出てくるまでは、長く感じ途中で本を置いてしまおうと何度も思ったのだが、2人が出てきた途端、事件の真相が気になり本が置けなくなってしまう。
この2人が本書にいい味を出している。
ただ不満がある。
それは、弓之助とおでこの年齢にしては、仕草や反応が幼い。
7歳から8歳のような幼さを感じる。
もっと幼く感じる。
年齢を下げて読み進むと自然と物語に入って行ける。
「筒井平四郎」の設定も不満だ。
本来は剣術・体術、探索・癇にたけていて能ある鷹は爪を隠すではないが、普段は昼行燈(ぼんくら)でいざとなると本来の姿を出して活躍をする。
侍ものの時代小説なのだから剣戟シ−ン(下手人を殺さず生かす)等で事件を解決する主人公が良かった。
まぁ〜期待外れ。
比べては良くないのだが藤沢周平氏の著書が好きな方は、物足りなさを感じ肩透かしにあった印象をもつだろう。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.47:
(5pt)

宮部みゆきの時代小説の傑作です

長屋からひとりずつ人が消えていく。店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋で連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。奉行所きっての怠けもの同心・井筒平四郎。超美形少年の弓之助。神出鬼没の隠密同心・黒豆。回向院の茂七の手下・政五郎。驚異の人間テレコ・おでこ。若き差配人・佐吉など個性豊かな登場人物が勢ぞろいです。個性豊かな登場人物と人物描写の巧みさ、時代考証の確かさ、そして推理小説のような展開。飽きさせません。まさに宮部みゆきの時代小説の傑作です。
名もなき毒 (カッパ・ノベルス)
宮部みゆきの魅力 (museo)
ぼんくらAmazon書評・レビュー:ぼんくらより
4062100886
No.46:
(5pt)

ほのぼの〜 登場人物の魅力たっっぷり。

登場人物の魅力が溢れんばかりの作品。複雑なことが好きでない、適当に生きているが、人間味溢れる平次郎に、勝気でしっかり物で、他人をほっておけない煮物屋のお徳さん。義理がたく、何でも一生懸命な差配人の佐吉。春を売る仕事をしてちゃきちゃき物だが、根はとてもいい人なおくめさん。頭が良くてなんとなく生意気な烏の官九郎。平次郎のお付で、「うへえ」が口癖の小平次。親に捨てられて、少し頭が鈍いが、佐吉のもとで一生懸命生活している長助。みんなとっても魅力的で大好きになりました。
 でも特にお気に入りなのが、会話を文に書くように暗記できる、おでこのひろ〜い子どものおでこ!それと、おでことは対象的に誰もが振り返るほどの文句の付けようのない美形のこどもの弓之助!この二人が出てくるたびに、心がポカポカします。おでこは、教科書を丸暗記するように話を覚えるので、その話の記憶を頭の中から引き出すときに、白目になったり、途中で話を遮られると、また始めから巻き戻してはなさなくちゃいけないところとか、すごく可愛いです。返事が「あい」って所も可愛い。弓之助は子どもなのに頭がとっても良くて大人と対等に話ができるのに、おねしょ癖が直らずえんえん泣いたり、話の途中で足を痺らせてころ〜んと転げたり、たまに見せる子どもの部分がとっても可愛いです!
 
 湊屋総右衛門がどういう人物で何を考えて長屋から店子を追い出したいのか、結末が気になり、下巻は結構一気に読み終えました。鉄瓶長屋から店子を追い出そうとした黒幕の湊屋は結局何のお咎めも受けず、なんだかまだ真相ははっきりしないような感じでした。総右衛門が全く反省していないところは腹が立ちました。でも平次郎がいつもの調子で、このお話をまとめてくれた感じで、後読感が悪いとかは全然感じなかったです。佐吉さん、どうか幸せになって〜!私はこの作品大好きです。読んでいない人は是非読んでみて欲しいです。
ぼんくらAmazon書評・レビュー:ぼんくらより
4062100886
No.45:
(4pt)

読み応えがありました

500ページをこえる時代小説でしたが、先が気になり一気に読みました。
宮部みゆきの人物描写の巧みさと時代考証の確かさ、そして推理小説仕立ての展開が飽きさせませんでした。おっとりとした同心・井筒平四郎の存在が作品全体に漂うゆったり感を醸し出していますし、長屋を取り仕切っている煮売屋のお徳が狂言回し的な存在で、最初から最後まで大切な役割を果たしました。後半に登場する12歳の平四郎の甥っ子・弓之助の天才ぶりや政五郎親分のところにいる奇才おでこの超人的能力もまた小説に深みをもたらしました。烏の官九郎が伝書鳩かわりに活躍するなど小説の醍醐味を味わいました。
深川北町の鉄瓶長屋の描写も映像を見るように鮮やかに描写してあります。藤堂和泉守屋敷の裏ですから、江戸の古地図と照らせ合わせば場所がはっきりと見えてくるでしょう。
また江戸時代の町人の自治組織の町年寄、名主の下にいる差配人の存在がこの小説のキーになっています。連帯責任制ゆえ、店子の問題に口をだすわけですが、前の差配人久兵衛、新しい差配人佐吉の存在も最後まで重要でした。
大商人の湊屋総右衛門が一方のキーパーソンですが、伝聞描写やエピソードだけでなかなか実際に登場しないのも、にくい演出でした。
本作は小説現代で18回掲載されたあと、加筆訂正されていますので、連作の形をとった長編小説という珍しい形式なのも理解できます。最終章の「幽霊」のみ書き下ろしです。確かに多くの出来事をまとめるのにふさわしい登場人物でしたし、鉄瓶長屋の謂われがでてきて、なるほどそうしめるか、という展開は作者のストーリー・テラーとしての巧さを感じました。
ぼんくらAmazon書評・レビュー:ぼんくらより
4062100886
No.44:
(5pt)

文句なく引き込まれるお話

最初は短編集のような構成でいながら、段々と謎が謎を読んできます。
途中江戸時代にいるのを忘れるほど、どっぷりワールドに浸れます。
主人公はいい加減さも持つけど、人として大事な部分はきちんと持っていて、
その人から見る様々な登場人物が、よくも悪くも巧みに描かれています。
私は特殊技能を持つ二人の子供が気に入りました。
宮部さんの本を読んでいると、はっとする程印象的な言葉に必ずぶち当たります。
えぐい程きめ細かい心理考察と、でも、最後に人間への温かさを忘れない眼差しが、
著者の本を読みたくなる所以ですね。
他の時代物ともリンクする人物の登場にニヤリとしました。
お勧めです!
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.43:
(4pt)

上手いです

江戸・深川の鉄瓶長屋。
なんの変哲もないこの長屋で八百屋の太助が殺されたことがそもそもの発端となり、店子に信頼されていた差配人が姿を消した。
新しく来た差配人は非常識に若く、奮闘するも少しずつ店子が減っていく…
この裏には何があるのか。ぼんくら同心、平四郎が動き出す。
前半、人情主題の短編集かな、と思っており、それもなかなか楽しんでいたのですが、後半に入って一気に趣が変わりました。
前半で解決したと思わせておいた小さな事件が、実はつながっている…というやり方は面白かったです。
登場人物一人一人も、いい味が出ていました。
後半もこのまま楽しく読めればいいな、と思います。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.42:
(5pt)

佳作です

「あかんべえ」等の心霊ものではありません。
長屋を舞台にした連作で、
やがて大きな謎が解決して行く、
時代推理ものです。
人間関係の描写は相変わらずの宮部タッチ。
ただストーリーはシンプルというか、
地味ですね。それが本作の持ち味と言えます。
(それがつまらなくはないです。念のため)
宮部さんの著作では、大作ではなく佳作でしょう。
最終章に宮部作には珍しい、
残酷さ、冷たさを感じさせる部分があり、
そこが一番面白かったです。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.41:
(2pt)

あ〜ぁ長かった

 退屈な小説でした。「あかんべぇ」「本所深川ふしぎ草紙」が面白かったので「震える岩」と本書を年末に読んだが、どちらもつまらなかった。特に本書は長くて長くて・・・途中で止めるのも癪なので最後まで読んだが、はやり大した感動もなく終わった。
 長過ぎるよ。4年間もかけて連載された小説らしいから著者も訳がわからなくなって書いているのじゃぁないでしょうか?全くつまらない話が続くだけ、後から後から「はいこれはこういうことでした」「実は過去こんなことありました」「こういう人がいましたけど今まで黙ってました」なんてのが延々と続いてしまって、最後までボンヤリとしてまとめられずに終わらせましたという印象。登場人物が多いのは許すとしても何の因果も無い人物を前半に登場させたり、前半では気にもしなかった話題を重要なところでひょいと持ち出してきて仰々しく扱ったりと非常に作り上げが下手なのである。
 著者得意の特異な子供が登場して読者をなさそうでありえもしない世界に連れて行ってから、勝手気ままに物語を展開していく「癖」は上等な手段とは思えない。宮部みゆきをちょいと買い被り過ぎましたね。もう彼女の長編は読みませんわ。時間が勿体無かったとしか感想が無い。
 「ぼんくら」というのは、著者が自らを評したということなのかもしれない。(あぃや失礼)
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.40:
(5pt)

時代物なのに何か「理由」を思い起こさせる

最初は短編が続きます。一話読んで、二話を読み始めるとまた同じ登場人物なので「鬼平」みたいな感じかな思っていると、途中でやはり全てがつながる長編だと分かります。
途中で「理由」に何か似ているなあと感じました(下巻の54ページで「理由」という単語があったとき)。鉄瓶長屋が「理由」のマンションみたいな感じ、殺しの理由、長屋から人を追い出す理由などなど。
それぞれの登場人物の人物像を描き出すのはこの作家の得意とするところ。また、稀代のストリーテラー。
ついつい引き込まれます。
ところでこの題名「ぼんくら」は主人公井筒平四郎のことでしょうが、作中にはぼんくらという単語は一つも出てきません。井筒平四郎が自分のことを「ぼんやり」と述べているところが一箇所あり、それで、ああ「ぼんくら」とはこの主人公のことかと気付きました。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.39:
(5pt)

いつもながら読み出したら止まらない宮部みゆきの時代小説

江戸は深川、通称鉄瓶長屋で起こった殺人事件。続いて長屋の取締役ともいえる差配人が失踪してしまう。代わりに若い差配人 佐吉がやって来たが、さらに長屋に住んでいた三家族が出て行ってしまう。次々と住人が減っていく鉄瓶長屋に何が起こっているのか?面倒なことが大嫌いな本所深川方の同心 井筒平四郎が探索に乗り出すが・・・。長屋で貧乏ながらも明るく懸命に生きている人々と、そこに起こった降って湧いたかのような不思議な事件の顛末を、連作の形で描いた時代小説です。
いつものことながらとてもおもしろい、読み出したら止まらない宮部みゆきの時代小説。そしてこれもいつものことながら、鉄瓶長屋に迷い込んでくる長助、驚くような記憶力の持ったおでこの三太郎、何でも計ってみたくなるクセの持ち主で平四郎の甥の弓之助ら、出てくる子供たちがよく描けています。暗くなんとも重苦しくやるせない内容なのですが、この子供たちと主人公の井筒平四郎の飄々とした人柄のおかげで、読後感はとてもさわやかなものになっています。
名前だけですが、回向院の茂七が出てくるのもファンにはうれしいところ。少しでも事件に絡んでくれたらもっとうれしかったなあ。
続編『日暮らし』もありますので、井筒平四郎と弓之助を気に入った方は、ぜひそちらも手に取ってみてください。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.38:
(4pt)

この本を読んだら日暮しも読んでください

●まず始めのうちは一話完結ものの人情話だと思いがちなんですが実は違うんですよ。 小説ミステリーが好きな人は退屈だなあとほっぽり出す可能性がありますので先に忠告します。人情話で終わらないんです。しかも一話完結ではい終わったはい次みたいな流れ作業でもないです。一話一話独立していた話なのに実はすべてが一本に注ぎ込みもっと大きな物語へと通じます。だからほのぼのしみじみ人情話と先読みし早々に結論を出さないでください。●そしてこれを読んだら必ず日暮しも読んでください。日暮しを読む前にこちらを先に読んでください。この本だけだとずっともやもやしたままですよ。すべてが解決するわけではありませんので。それからこの本だけだと嫌な感じだけで終わる人も後々事情が分かるので若干印象が異なってきます。●登場人物は多いですがそれぞれ漫画並みにキャラ立ちしていますので別に覚えるのに苦ではありません。●時代物を敬遠している方は是非食わず嫌いしないで手にとってください。�でもありがちな実存的で普遍性のある物語が多く詰め込まれてます。今の時代の人でもやらかしそうなことや考えていそうなことだけが描かれています。それだけに生々しさがともなう嫌な感じの話もありますがそんなところが宮部さんの時代物の面白さです。そういう人いるよねと思うはずです。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.37:
(5pt)

たのしかったー

時代ものはあまり手が伸びなかったのですが、宮部さんは好きだったので、いいかなーと軽い気持ちで読み始めたのですが、はまりました。というよりやられました。(^^ゞ
それぞれのキャラクターが活字の中から映像で浮かんでしまうくらいで、実在しないけど会って見たくなるようないい味のでた人ばかりでした。
できれば、この人物でシリーズ化して欲しいなと少し思ってしまいした。
ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)より
4062747529
No.36:
(5pt)

おもしろいです

宮部みゆきさんの本は、いろんな出来事が次々と起こって、それが最終的に結末へと結びつく。
ワクワクしながら最後までいっきに読んでしまいます。
この本も期待通りの、人間味に溢れた秀作です。
お勧めです。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510
No.35:
(5pt)

素晴らしい時代小説

作者の才能に脱帽です。
現代劇、SF、コメディー、どれもこれも面白い。
なのに時代劇が一番?と思ってしまう。それくらい面白い。
「霊験お初」シリーズを買いに書店に行き、「ぼんくら」というインパクトある題名に引っ張られていっしょに購入。
「お初」を読む前に一気に上下巻読んでしまった。
ただただ作者の才能に脱帽です。
ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)より
4062747529
No.34:
(5pt)

面白いです!!

宮部さんの時代小説を読んだことのない人や、時代小説が始めてって人でも面白く読めます!!
宮部さんの現代物の小説「龍は眠る」や「魔術はささやく」などにも出てきますが、生き生きしたとても感じの良い少年たちがそれぞれの持ち味で主人公の同心井筒平四郎の手助けをします。少年たち以外にも魅力的な登場人物たちに、読み進めることに背を押されるようにしていっきに読んでしまえるものでした。
ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)より
4062747510

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