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ぼんくら
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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼんくらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 21~40 2/6ページ
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表紙と中身が違っていました。ちゃんとチェックしてから出荷してほしいです。 | ||||
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綺麗な本で、すぐ届きました。時代もののミステリーは、こんなに面白いんですね。夜遅くから読みかけて、とうとう朝になってしまいました。生半可な作家ではありません。宮部みゆきさんは。緻密な小説の骨組みに、圧倒されてしまいました。実は、まだ、上巻を読んでません。日常の、TO DO を 終えてしまってから、上巻を買います。凄い本に、久しぶりに出会いました。出会いに感謝です。 | ||||
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短編集かと思いきや、実は非常に長く絡まった話。 井筒平四郎がのらりくらりとしながらも、鉄瓶長屋の一連の事件のからくりに迫り、ビシッと決める。愛すべきキャラクターがたくさんでます。 | ||||
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幾つかの読みきり短編小説の寄せ集めかと思いきや、それぞれが関連を持ち連続しています。 最初の数話を読むだけでは、「何だ!?」みたいな感想だと思います。肩透かしかな、と落胆するなかれ! 最後から2話目の「長い影」がまとめです。500頁中、350頁はこの話なので、これを読まないといけません。 他の宮部作品のようなドキドキ感、スピード感はありませんが、すんなりと読めること、そこはかとない江戸の人情が漂ってくることなど、この小説の良い部分はたくさんあります。ただ、だからと言って星4つは誉め過ぎかと。 | ||||
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回向院の茂七シリーズが好きで、宮部みゆきさんの時代物をもっと読んでみたくて買いました。とっても面白かったです。茂七親分もちらっと出てきます。 NHKでドラマ化されたようですね。 私は勝手に主人公を大泉洋さんで想像しながら読みました(笑) 短編集なのかな?と思って読み進めてみると下巻までぐるっとまとめて長編になった!やられたーって感じです。さすが。 江戸っ子同士の軽快な掛け合いや個性的な登場人物達。上手な漫画家さんにコミカライズしてほしいなー。 | ||||
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主人公の平四郎の性格と外見が、テレビドラマの必殺シリーズにおける藤田まことを連想させる。 (たとえば『必殺仕事人』などを思い浮かべてみれば良い、佐吉が三田村邦彦、お徳が三島ゆり子、おくめが鮎川いずみ、湊屋総右衛門は木村功、その「闇の番頭」が中条きよし、おふじが白木万理ではなかろうか) そう思い始めると、この小説、実はテレビ時代劇でありがちな人物を寄せ集めて、手際よくまとめただけ、に思えてくる。 個性的な登場人物というほどのことはない。 (弓之助にしても、木々高太郎の短篇『ヴェニスの計算狂』などの先例はすぐい思いつく) 話が長い割には、事件の裏の真実とやらは大した陰謀でもなく、その意味でも平凡な出来。 | ||||
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文句なしに面白い。 登場人物に卑しさがなく清々しい気持ちで読める。 | ||||
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いやぁ、面白かったです。登場人物はみな生き生きしていて魅力的です。お徳や、おくめ、女性たちは特に魅力的です。おくめなんて、もし身近にいたら、あっしもひいきの客になってたかもしんねえ。それにしても平四郎は昔の「必殺仕事人」の中村主水のイメージとかぶっちまって、弱っちまった。差配人の佐吉も、「必殺仕事人」の飾り職人の秀さんのイメージとかぶっちまって、あっしの中では二人ともそうなっています。 夜っぴて読んでたもんだから、うちのかかあに「お前さん、本読むのは結構だけど、一人でニヤニヤ笑ったり、鼻ぐしゅぐしゅ言わしたり、ブツブツ言うのはやめとくれ! 気色悪いったらありゃしないんだよ!」 なんて言われちまいました。 宮部さん、「初ものがたり」の方も早く再開してくだせえ! | ||||
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宮部みゆき氏は賢い書き手だと思った。自分の作品を読んでくれている人に表面的には遠慮をしまくりながらも、心の中では「読者を感動させるのは自分しかいない」という自負心が充満している印象を受ける。確かな天才筋を感じ取りながらも安心して読めなかった部分がとりわけ後半に目立ったのは、こういうきな臭い部分が垣間見えたからである。前半から出してくれれば下巻を買わなかったかもしれない。ケチ臭い話だが実利面での損失度が気になってしまった。 とは言え、それくらいの図太さがないと売れる小説家にはなれないのだろう。 確かに抜群に上手い書き手である。納得度も高く流石と思わせる構成の厚みに感動することも多かった。しかし、余計なおせっかいを思わせる書き方が後半に散見し、読み続けるのが重苦しく感じる場面も多かった。 巻末の解説を読むと「余計なおせっかい」は宮部みゆき氏を特徴付ける「善意」としている。こうした善意が読者としての醍醐味だと感じられる人は熱烈なファンとなっていくのだろう。作家それぞれの特質の違いが、読者の好みに差が出るというのも興味深い。 例えば。女は男の性欲の本質はわからない。もちろん逆もしかりである。お互いに介入できない部分があるからこそ面白い社会なのだが、小説家だからと言って何でも表現しきれるものではないだろう。話の流れとして触れなくてもよい場面を、あえて作る必要があるのかどうかが、この作家を好きになれるかどうかの分かれ道だと思った。 表現技術者としての力量を披露するとき、文章上のテクニックだけで果たすのは低い視点の話で味わう感動は薄い。文章も大事だがそんな小手先なことよりも、小説全体から絞り出される味わい深い世界観というような高い視点で勝負して欲しい。 後々まで楽しめる真に上手い書き手は面白さの視点が高い。いつの間にか高いところに読者を導きごく自然に堪能させる。触れなくても良い部分の回避を実に上手くやってのける。知らなくてもよい舞台裏を読者に感じさせないところが真に上手い書き手だと改めて読み取ることができた。こうした考察ができたという点では大変貴重な小説だ。 | ||||
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宮部みゆきさんの時代物は読みやすく、その時代の風俗、習慣なども垣間見えとても興味をそそられます。 話の辻褄が腑に落ちます。 | ||||
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会話が楽しく、ほのぼのと心地よく読めました。 また江戸庶民社会の様子など興味深かった。 | ||||
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会話が楽しく、ほのぼのとして心地よく読みました。 また、江戸庶民社会のしくみなど興味深かった。 | ||||
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謎が段々浮き彫りになってくる様子が面白いんですが湊屋と葵に何のお咎めもないっていうのがすっきりしないです。 湊屋と葵も実際不倫してるわけでおふじにすべての咎をなすりつけるのはいかがなものかと思いました。 それから太助を殺した人も結局はっきりしなくてモヤモヤしました。 悪人に溜飲が下らない終わり方が嫌いな人にはすっきりしない終わり方だと思います。 | ||||
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宮部みゆき氏が時代小説を書き始めたという話は随分前に聞いていたのですが、何となくイメージと合わなくて食わず嫌いでした。 この度偶々知人からお借りした本の中に本書があり、読んでみました。読み始めると、若干の謎解きはあるものの、基本的には人情話の連作短編小説のようなものかなと思って読んでいたら、どっこいそうではありませんでした。最初の話から全てが伏線となる、立派な長編時代ミステリーとでもいうべき作品でした。 ぼんくらとは恐らく本作の主人公である同心・井筒平四郎のことをいうのでしょうが、何とも味のあるキャラクターで、敢えて例えると必殺シリーズの中村主水から暴力性を抜いたような感じとでもいうのでしょうか、これが中々面白くて愛すべきキャラクターだと思いますが、その周りにも、色々な魅力的なキャラクターが多数登場しており、今後の他の作品も楽しみです。 続編的な位置づけの「日暮らし」も手許に確保しましたが、そちらも非常に楽しみです。 | ||||
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(上)に引き続き、一気に読みきりました。面白かった! ただ、(上)よりも、なんとなく焦ってる感じが全体から漂っていて、もう少しゆったり余裕のある話運びだともっと良かったかなぁ。話はクライマックスにせまり、緊迫した状況になっているので仕方ないけれど、(上)にあった、嫌な岡っ引きの仁平が昔兄が亡くなる前に描いた達磨の絵に似ているなぁー、と言ったくだりや平四郎が子供に好かれる由来などの余談が凄く良かったので、そういうエピソードを(下)にも期待してしまっていたので。あと、甥の弓之助(十二歳)が、いろんな意味でできすぎな気も・・・ 湊屋の秘め事にももう少しギャフンという意外性・人情が欲しかったかも・・・ ともあれ、(上)と(下)を1つの作品「ぼんくら」としてみれば、間違いなく★5つ。 日常をすっかり忘れ、江戸時代の長屋にタイムスリップさせてくれるので、仕事で嫌な事があって気分を変えたい時などにお勧めです。我を忘れてどっぷり自分も江戸の町人になったような気持ちで読み耽る事ができる作品だと思います。 もちろん、「日暮らし」も読む予定です。またこの味のある登場人物たちに出会えるかと思うと、今からワクワクです。どんな成長を見せてくれるでしょう! | ||||
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いやー、面白くてさくさくと一気に読んでしまいました。止まらなかった。長屋の生活の様子が手に取るようで、あっという間にその場に引き込まれてしまいました。 話ももちろん面白いけれど、なんと言っても登場人物がとってもいい。特に、サブキャラの子供達が愉快で思わず笑みがこぼれました。おでこ(三太郎)が岡っ引きの親分に覚えさせられた話をひょうひょうと語ってみせるところや、器量良しのみすずの振る舞い、弓之助のなんでも長さを測る癖など、細かい設定が凄くいい。 そもそも、主人公の平四郎の役人らしからぬ、やる気のないゆるーい感じが凄くいい。人の話を聞きながら鼻毛を抜いたり・・・人はこのぐらい肩の力が抜けていたほうが結局色々うまくいくのかも。 続きが気になるので(下)を早速読みはじめたいと思います。 宮部みゆきさんの『あかんべえ』も面白かったけれど、それに負けないぐらいこちらも気に入りました。 | ||||
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宮部作品の時代モノが好きでしたが、長編の為ずっと敬遠していましたが、読み始めるとこすっかりはまってしまい、次々読破しました。登場人物の一人ひとりが良い味出ていて、主人公以外にも魅力を感じました。 | ||||
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一見ぼんくらにみえる平四郎の行動、人情味があって面白いです。続いて読み続けようと思います。 | ||||
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宮部みゆき氏の時代小説というか時代推理者にははっきりい言って脱帽です!!大変素晴らしいです。勿論時代考証もしっかり行っていますが、何といっても主人公を中心とした登場する庶民の感情豊かな日常会話には参ってしまいます。完全にはまってしまいました。宮部氏の現代ものも傑作が多いですが『孤宿の人』から時代物に一気にはまってしまいました。読者の琴線に触れさせるテクニックを潜在的に持っているとしか思えませんね | ||||
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宮部みゆきを読み始めて日が浅い私です。 友人に勧められて読んでみましたら、まぁ面白いこと。 一気に読みました。もっと読みたいです。 | ||||
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