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陽気なギャングが地球を回す
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陽気なギャングが地球を回すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全270件 121~140 7/14ページ
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「銀行強盗」から私がイメージするのは、社会に恨みなり不満を抱えた陰湿で暗い存在。 でも、物語にでてくるギャング達はとにかく明るくて、世間に不満があるわけでもお金に困ってるわけでもない。 銀行のお金を奪っても銀行は保険がおりるから、銀行的にもお金を預けている人達にとって何もマイナスはない。 みたいな事をギャングの一人が言ってます。 悪い事をしておいてそんな自己中な。と思いますが、彼らの仕事ぶり(銀行強盗の)を見ていると何だか許せてしまう程みんな陽気でおもしろい。 むしろ、彼らが銀行強盗をする場に居合わせてもおもしろいのかもと思ってみたり。 何も考えないでさくさく読めて、笑えるお話です。おすすめ。 | ||||
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とにかくおもしろかったです! 伏線回収が気持ちいい! | ||||
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他の作家さんの作品の合間に何か暇潰しは無いかと探していたところ、アマゾンからのお薦めにてゴールデンスランバーから入ってみました。 前半はダレた感じでしたが、後半はそれぞれのキャラの個性が立ってきて楽しめました。 ただ、伏線がやや目立ちすぎていてパズルが一気に組み上がる様がお好みの方には向きません。 でも作者も言うように、エンターテイメントとしては十分過ぎるくらい楽しめます。 このシリーズは3作だけみたいですが、続編を期待せずにはいられません。 | ||||
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今時じゃ「ギャング」というと、10代の暴力集団を思い浮かべてしまったが、これは懐かしい正しい?ギャングなのがうれしい。 一人一人のキャラクターがはっきりしていて、このまま映画になりそう。(既になってるらしいが) ポンポンと軽妙な会話をかわし、テンポよく読ませる。 電車で読むと時々吹き出してしまい恥ずかしいが、時間が経つのを忘れるので、降りる駅に要注意。 | ||||
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それぞれが特殊な才能を持った4人組の銀行強盗. まんまと手に入れたお金を別な強盗に奪われてしまうという意外な展開と,その真相という謎を軸にストーリーは進む. 真相には意外性があり,ラストで展開される騙しあいでは伏線がしっかりと回収されてよくできたプロットである. とはいえ,この小説の最大のウリはなんと言っても際立ったキャラクターの魅力だろう. 個性的なキャラクターと,軽妙でテンポのよい会話だけでも十分に楽しめる. また,動物へのこだわりや,人に頼るのにもコツがいる,といったメッセージから 単なるウケ狙いだけでない人間的な魅力が感じられる. これだけの魅力的なキャラクターを自在にあやつって生き生きと動かしていく伊坂氏の実力には脱帽である. | ||||
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最近面白いことないな…って人にオススメ。 こういう強烈キャラが強烈なバカをやる話が大好きな私には、久しぶりのヒット作でした。 いや、ヒットというかむしろ満塁ホームラン(笑) 切なさとか癒しとか考える時間とかそんなのはいらないからすっきりしたい!!ってときに読むと、登場人物たちが清々しいギャングに見えてくると思います。 陽気だー。 陽気で痛快でカッコいいギャングだー。 私の周りにもこんな『ありえない人たち』いないかな…。 濃いキャラたちのハイテンポな会話文もとても面白く、読みながらちょいちょい吹き出しそうになりました。 たぶんこの先も、事あるごとに私はこのコメディ本を開いて笑うと思います。 | ||||
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って思いました。 ほとんど会話文だし、読みやすいというか簡潔すぎて文章に魅力も何も無い。小説である必要性を感じません。 まあそんなことはありえないですけど、もしも映画観るより本買う方が高かったら誰も原作読まないと思います。 前評判が高かったので楽しみにしてたんですが、「おしゃれでユーモアあふれる会話」は正直寒いだけだし、「個性あふれるキャラ」は本当にとってつけたような個性で、「二転三転するストーリー」も予想の範囲内というか、もっと意表を突いてほしかった。 リアリティがないわりに全体的に流れは地味で、リアリティなんてどうせもよくなるくらいのぶっとんだ面白さもない。全部中途半端に感じました。 薄っぺらい世界で薄っぺらいキャラが動いてるだけ。 | ||||
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魅力的なキャラクター、台詞回し、そして物語。一気に読めて面白い。もはや死語のような「ギャング」という言葉がおしゃれにさえ感じる。項が変わる時に辞典の様な表記と共にその言葉へのいやみや皮肉、俗な意味を併記していて面白い。最初にブッチとサンダンスが出てきたり、最後のどんでん返しなんかは「スティング」に似ているし、この作者は、映画が好きなんだなぁ、と常々思う。 映画化するそうで、響野が佐藤浩市、成瀬が大沢たかおだそうだ。イメージは逆のような気がする。。原作どおり映画化するといいなぁ。。 | ||||
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間違いないです。面白いです。 失敗なく全て旨くいくのが、面白くないと感じられるかもしれません。 でも、思考が疲れている時、逆に考えないといけない事柄のある時にぜひ!!! しかも言葉が素敵なのはご存知のはず。 脳を豊かな状態に戻してくれる、まっさらな空気・クールなそよ風のような 作品です。 疲れた時におすすめです。 | ||||
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ギャングとして加担する各登場人物が独特な能力を持っており、キャラクタが良く出ている。それに加え、癖の無い文章とテンポの良さゆえ非常に読みやすい小説だった。前半に裏付けのある知識ネタが散見されたが、全体を通して散りばめられていると尚嬉しいと感じた(あくまで個人的に)。僕は30代で十分楽しめたが、内容としては10-20代の方に望ましい内容のように思った。 | ||||
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特殊な能力を持つ四人の銀行強盗。思わぬ誤算により事件に巻き込まれる。各々の登場人物の特性が確立されており、臨場感溢れている内容となっています。全ての事象は繋がりを持っており、それは偶然でなく必然なのかもしれません。 「何が起きるかわからないほうが、生きていくのは楽しい」 | ||||
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映画を先に観てしまった。 よって、映画の印象が薄れてきた今これを読んでみた。 うーん、面白い! 映画よりさらに面白テイスト満載だ。 会話のおしゃれさ、テンポの良さ、魅力的な登場人物たち、成瀬の自閉症の息子までみごとに魅力的だ。 そして最後の伊坂氏のあとがき。 これもまたおもしろさ絶品だ! 伊坂ワールド、まだまだお腹いっぱいにはなりませぬ、さあ、次は何を読もうか? | ||||
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4人のかわった力を持つ男女の強盗団のお話。銀行強盗じだいがリスクが高い割に実入りが少ないので、今時はやらない。銀行強盗など馬鹿が突発的にやることだ。詐欺のほうがよっぽど安全で持続的に高額に儲かるので、悪人たちはそちらに流れている。頭のいい、綿密に研鑽して行う銀行強盗なんて、映画でしかあり得ないのだが、それに挑戦しようというゲーム感覚なのがおもしろい。いわゆる劇場型犯罪。最後のおちはさすがとうならされた。続編が読みたくなる傑作コメディだ。 | ||||
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ずいぶん前に読んではいたのだが、続編を読んでまた、読み返してにやにやした。 伊坂作品のミリョクをあたしごときが語り尽くせるとは思っていないのだが、でも、 本当にこの独特な世界観にはうっとりとうははとウハウハだ。 あたしは村上春樹があまり読めない。 面白いのだけど、なんだか透き通って割ってしまうんじゃないかって緊張しちゃうの。 言ってみれば春樹作品は私にとって、ものすごく高級なフレンチみたいな感じ。 おいしいし繊細だし素敵なのはわかった上で、でも、正直ちょっと疲れちゃう。 伊坂作品は、一部に言われるように春樹ワールドを継承している部分もあるのだと思う。 でもその世界観は、そこまでは現実から離れすぎていない。 ちょっとだけ無理すれば入っていける、日常の延長にある異次元。 伊坂氏自身がかつてソフトウェア会社に勤めていたせいだろうか、 そこここにちりばめられたガジェットも最高。 あまり丁寧に書くとネタバレする。。 ことはないけれど面白さが損なわれるかもしれないので避けるけど、 くだらないおしゃべりに出てくるあれが、これが、あとできっちり効いてくる。うひょー! いいね、伊坂ワールド! | ||||
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なかなかです! 伊坂幸太郎は初めて読みましたが、とても楽しめました。 人の嘘を見抜く成瀬、演説(デマ織り交ぜた)の達人響野、スリの天才久遠、 天才ドライバー雪子の4人をメインとした銀行強盗にまつわるミステリーなのですが、 登場人物のユーモラスな掛け合い、丁寧な伏線の回収などとても楽しめました。 しかし一方では伏線の回収が丁寧すぎる上にミスリードを誘う要素はほとんどないので、 予定調和的で、トリックや種明かしにスリリングな感じは掛けていたのが少々残念です。 とはいえ非常に楽しく、良い意味でサラっと楽しめる小説です。 私見ですが響野さんの演説が筒井康隆『文学部唯野教授』の唯野教授のようでとても面白く、 デマを織り交ぜた小粋な掛け合いが好きな人にはお薦めできると思います。 | ||||
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初めての伊坂作品「ゴールデンスランバー」を、あろうことか映画を観てから原作本を読むという無謀(笑)な 順序で堪能したので今回はセオリー通り原作から読む事にした。 良くも悪くも既に正続編があるんだから、と「地球を回す」および「日常と襲撃」を一気に購入して一気に読んだ。 ゴールデンスランバーと違い得体の知れない「巨悪」は出てこない。 陽気なギャング達が仲間になり、仕事をするまでの流れなどあり得なさそうなのに軽妙な台詞回しに思わず引き込まれて しまう。 二冊の文庫本で二週間くらい楽しめるかな、と思っていたのに読み始めたら3日で読了してしまった。 伊坂作品、次は何が良いのかな〜。 | ||||
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個性的で陽気な4人組の銀行強盗の話です。楽しくて、少しヒヤヒヤさせて、でもなるほどと思わせてくれるエンターテイメントです。映画の世界ならよくありますが、小説では強烈な個性の複数の持ち主での展開は難しいと思いますが、それを見事にこなしています。 読後、賢くなったという気はしませんが、面白かったと思えること確実な本です。 これから続編の「・・・日常と襲撃」を読みます。 | ||||
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前作の登場人物が 次作に登場することがあるので 執筆順に読んだほうがイイとのアドバイスを受け 『ラッシュライフ』の次に読ませていただきました。 まずは、アドバイスに感謝です(笑顔) ストーリーは ここまでの2作と比べると 深さの点では物足りなさを感じましたが、 テンポのよさは、ここまでの中で一番でした。 次は、 『グラスホッパー』を読ませていただきます(笑顔) | ||||
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とても売れているし好評なようですが、私は面白くありませんでした。 まずなぜそんな簡単に銀行強盗が成功するのか?驚くような手法、裏技があれば納得できますが、正直あんな普通にやっててどうして?と思います。 登場人物もなんというか同じような感じの人ばかりだし、頻繁に出てくる登場人物のジョークや謎な正義感ぶったセリフ?もなんとも苦いです。 純粋にビジネスとして書いた小説と言う感じです。芸術作品ではありません。 ストーリー重視で見れば面白いと言えるのかもしれませんが・・・。 | ||||
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映像にしたり,実際に作品中のギャングになったりすると面白そう。映画にはなってるみたいだけど。 数年前に,書店で平積みされていて面白そうだと思って手には取らなかった本。読んでみると,表紙やタイトルほどのインパクトは無く,面白みにも欠ける。その分,辻褄の合わない部分は少なかった印象も。読んでいて何だかくすぶる感じ。もう少し,はっちゃけて書いていただければと願う。 なんだかこの人,あたりはずれが多い気がする。 | ||||
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