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陽気なギャングが地球を回す
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陽気なギャングが地球を回すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全270件 201~220 11/14ページ
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ミステリという意味では、どうということはないのだけれど、エンタテイメント小説としては一級だと思う。 ウィットにとんだ会話、キャラの個性、そのどれもが痛快なのだ。 また長さも適度で、飽きずに一気に読みきれる。 読む人間が楽しめる、そういった意味でのバランス感覚に優れた作品。 | ||||
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内容は薄いけれど、ただただおもしろく一気に読める。 クセのある登場人物のキャラだけで推し進めていくストーリー。 小難しい話なんか一切ないので、普段本を読まない人でも楽しめるはず。 | ||||
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軽いテンポの作品。銀行襲撃、いじめ、殺人など、内容は深刻なのだが まったくそれを感じさせない。読んでいて、何とかなるのだろうという 楽観的な気持ちになるから不思議だ。合わなさそうで、ぴったりと 呼吸が合っている4人。作者は強烈な個性の4人をうまくまとめて いる。でも、実際にこんな4人組がいたらかなり目立つのでは?と 思うが。最初から最後まで飽きることなく楽しめた。ピースがおさまる ところにきちっとおさまったラストもお見事♪ | ||||
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銀行強盗4人組のお話. ですが,人を傷つけたりするなどということはありません. 計画的に,そして美しく去っていく愉快な人たちです. 4人それぞれが特技を持ち合わせているわけですが, 中でも『おしゃべりな男』の個性は抜けておもしろいと思います. ことあるたびに彼は口を出し,仲間たちとも言い合うのですが, すべてが理屈っぽく,くだらなく,うるさいのですが読ませてくれます. そして,それらを適当に交わすしたり茶化す仲間たち. これらのやり取りはコメディのような雰囲気さえあります. シリアスな部分もあったりしますが,全体的にはユーモラス. テンポもいいので飽きることなく読むことができると思います. | ||||
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軽快なてテンポで繰り広げられる、クセのある四人の銀行強盗の物語。彼らは銀行強盗に対して独自の美学を持ってる。 実に愉快でかっこいい4人の銀行強盗が巻き込まれたある事件。 とても読みやすくってとても楽しい一冊です。 | ||||
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クールで達観した男、饒舌でお調子者、さばさばした理想的女性、動物愛護者…ともはや定席の登場人物。センスは良いのに脇道に逸れた時のアメリカ、日本の政治体勢への批判は飽きる。しかも代案がこどもじみた一般論なのも寂しい。伊坂氏は良く近頃の若者を非難するが、彼も文句ばかりでまともな代案を考えられない若者の一人だと思う。警察がやたらと無能なのも気になる。毎度この人の作品は非現実なところは現実的なくせに、現実的な描写が非現実的だ。オーデュボンの祈り、死神の精度と先走って読んだせいもあるが、次の作品を読むたびに飽きてきた。エンターテイメント文学というものはこういうものなのでしょうか? | ||||
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おもしろい!まるでハリウッドのギャング映画を見てるような感覚にさせてくれる。出だしから最後まで飽きさせず、すべて無駄なく消費される文章・・・なんか偉そうな書き方だ。 たぶんラストはあらかじめわかってしまうかもしれませんがそれはそれで登場人物の白々しさを笑いながら読めると思います。 | ||||
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今まで彼の作品を何冊か読んだのですが、どれも舞台は仙台が多くて、今回は仙台が全く出てこなかったのが少々の驚きでもありました。 独特な描写がすごく良いです。 「ありえないとは言い切れない」という「性格」の登場人物たちや「物語」が何ともいえません。 話の内容に無理がなくてすんなり読めます。 毎回、最後のほうに参考資料が掲載されていますが、やっぱり、資料の多さをみても、頷けます | ||||
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伊坂幸太郎氏の文庫第三弾は、四人のギャング(銀行強盗)のお話。 「オーデュボン」、「ラッシュライフ」に比べてテンポ重視のスリリングな展開です。 とにかく、四人のキャラクターが個性的で、コミカル且つお洒落な台詞回しは、銀行強盗 という本来は悪事である仕業を、不謹慎ながらも魅力的な職業のように感じさせます。 それに加えて、前二作同様、細かく張られた複線が最後見事に一つにまとまるところは、 いつもながら圧巻です。 一気に読めて、読後感も爽快。 是非、この四人が登場する続編を読んでみたいです。 | ||||
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人にはそう無い特技を持つ四人が組んで、優秀な銀行強盗を働くギャングになった。 裏切ったり謀ったり。だけど、そこにめんどくさいことやダサいことは一切無し。 テンポ良く粋な会話。カチッとハマるストーリー。最後の最後まで手は抜かない。 読む手は止まらないのに、読み終わるのがもったいない!!そんな本です。 | ||||
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4人の天才達は一歩間違えば変人と思われて世の中からはずされてしまうでしょう。でも、そうじゃなかった。天才が4人集まると・・・優雅で華麗なギャング達に変身。 「ロマンは、どこだ!!」を合言葉に銀行強盗!?コミカルでテンポの良い、思わず笑ってしまう様な会話や濃い人物達にあっという間に魅了されました。次に魅了されるのは・・・あなた!! | ||||
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彼らの銀行強盗は、洗練されている。銀行員のなかで冷静沈着で動じない「シェパード」と怯えて何をしでかすかわからない「スピッツ」を見分けて、わずか5分で金を奪って逃走する。人質が恐怖を感じないよう、教訓に満ちた演説まで聞かせる。凶悪さは微塵もなく洒脱にすら見える4人の強盗犯は、ひとりひとりが特殊技能をもち、それが成功のカギとなっている。人のウソを見抜くことができる。正確無比な体内時計を持っている。ボタンをちょっとかけちがったような、なのにそれが逆にスタイリッシュに見えてしまうような彼らの個性は、犯罪以上にスリリングだ。横浜の銀行を襲い、いつもどおり首尾よく終わるかと思った寸前、仲間の裏切りにあう。裏の裏をかく強盗たち。そこには人間くさい「事情」があった。クールでいて人情味がある。そのチグハグな魅力は、少年のような面ざしで緻密に練られた作品を築く伊坂幸太郎から発信されている。大きくうなずける相関関係だ。 | ||||
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『ルパン?世』や『オーシャン…』のようなノリで、 悪いこと(銀行強盗)するんですけど、とっても軽快で面白い。 騙し、騙され、どんでん返しがあるストーリーも楽しく、 一気に読破できるすばらしいエンターテインメント作品。 | ||||
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文庫化されたので読んでみた。 読んだ感想としては、可もなく不可もなくというところ。 オーデュポンの祈りやラッシュライフのような 不思議感がなかったからか、あんまり心に残らなかった。 また先に「死神の精度」など、他の伊坂作品を読んじゃったから、期待感が強かったからがっかり感があったのかもしれない。 逆にいえば、伊坂作品は最新作ほど面白くて、内容が深い。 とはいえ、話自体は気軽にさくさく読めるので、その点を評価して★3つ。 映画の成功を祈ります。 | ||||
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なんか、ブラックユーモアがちりばめられてる感じで、ニヤニヤと笑ってしまうという本でした。どんな話かというと、4人の男女が銀行強盗をする。という話。これが最も簡単で最も分かりやすい説明かと思います。ホント1人1人のキャラがしかっりしてて、グイグイ引きこまれてしまう!!作者自身もあとがきで「そう言えば、あいつらどうしてるのかな」と思い出してくれれば、これほど嬉しいことはありません。と述べていますが、読み終わったとたんそれを考えずにはいられなくなります。 こんな知り合いがいたら楽しいだろうなと、妄想しながら自分も仲間になった気分でヤツらと一緒に銀行強盗してみませんか?? | ||||
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やはり、伊坂氏の小説はひとクセありますねえ。 オーデュボンやラッシュライフが どちらかというと、テンション低めの物語だったのに対して、こちらはなんとなくアップテンポというか、コミカルな舞台設定になってます。 映画化決定とのことですし、 とにかく読んだら面白さ分かると思います。 | ||||
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登場人物は、伊坂作品にふさわしく、一癖も二癖もあるやつばかり。嘘を見抜く天才とか、妙なものを発明する発明家とか。 この作品が成功したのは、普通のミステリーのように犯人と探偵(役)の対決ではなくて、銀行強盗対現金輸送車強盗と、結局どっちに転んでもろくなもんじゃない者どうしの対決にしたこと。まぁ、人殺しをしない分だけ、主人公たちの方がましかな。でも、こいつらは妙に仲間の連帯感が強くて、スタイリッシュでなかなかいい奴らかななどと錯覚させる辺りは、すでに連中の術中にはまっているのか。 とにかく、理屈抜きに面白いから、読んでみて! | ||||
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人間嘘発見器、口八丁のペテン師、正確な体内時計、天才スリという特技を持った4人の銀行強盗が活躍する痛快クライム・ノベルです! 内容は… 人間嘘発見器、口八丁のペテン師、正確な体内時計、天才スリという特技を持った4人の銀行強盗は、それぞれの特技を活かし、華麗に、かつ紳士的に銀行強盗を遂行する。 今回も100パーセントの成功を確信した計画を立て、銀行を襲撃した彼らだったが、逃走中に現金輸送車を襲撃した別の強盗団によって、その大金が奪われてしまうというハプニングに遭遇。 しかし、そのハプニングは、事前に計画されたものと判明! 彼らは、その強盗団に一泡吹かせてやろうと計画するが、またまた計画はバレてしまって… コメディー映画のような軽快なストーリーでテンポ良く、「会話で読ませる」って感じの小説です。チャプータごとの辞書の引用もおもしろく、時折出てくる「うんちく」も興味をそそる。そんなストーリーと離れたところも楽しめます。 | ||||
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小説を読んで声を出して笑うってことはあまりないのですが、響野氏のセリフは笑えました。久々に笑った作品です。 ルパン3世とは全然違うけど、どちらも正統派正義の味方ギャングって感じで好きです。 素直に爽快感のある良い作品だと言いたい。 伊坂さんって面白いこと考える人ですね。感心しました。 | ||||
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面白かった! 銀行強盗を終えたときに、襲撃した三人が綺麗にお辞儀をする場面が、 読んでいて、目に浮かびました。 銀行強盗を読み合わせた読者に素敵なショーを見せてくれる本です。 今頃このギャングたちはどうしているのかなぁと、思えなかったら この本とは相性が悪いかもしれないですね。 | ||||
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