■スポンサードリンク
陽気なギャングが地球を回す
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
陽気なギャングが地球を回すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全270件 241~260 13/14ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相当に愉快なクライムノベルで、伊坂さんの著作の中では一番好きな作品です。台詞が楽しいし、全編にわたって優しさがあるし、どなたかも書いておられましたが、「ルパン3世」を彷彿とさせるキャラクターたちがとても愛しいです。肝心の銀行強盗のノウハウも素敵です。「青の炎」のように真似する人が出てくるんじゃないかと思いましたが、読者層が違うんですかね。それとも、こんなの、銀行から見たらケッて感じなんでしょうかねえ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
複雑で単純な主人公たちの軽妙な会話に、声を出して笑ったり、しんみりしたり…。 生きることが不器用そうな人たちの巻き起こす、とても器用な銀行強盗事件は、なぜか心温かくなります。私もこの強盗チームに仲間入りしたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これほど陽気で、爽快なギャングストーリーがかつてあっただろうか?個性的で魅力的な登場人物たち。彼らのセリフひとつひとつがゾクッとするほど魅力的です。周到に張り巡らされた伏線の数々。作中のちょっとしたエピソードも全く無駄になっていません。精巧に組み上げられた芸術作品のようです。そして驚きのラスト。全てのピースがはまって絵が完成したときの爽快感はたまりません。いいミステリー作品というのは、読み終わったあとにすぐに読み返してみたくなるものですが、本作は読み終わった瞬間に2回目に突入してしまいました。気軽に読めて、おしゃれで、幸せな気分にさせてくれる珠玉の一冊。表紙はいまいちですが(笑)、中身は最高です。星5つでも足りないくらいお気に入りの作品。おすすめです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テンポがとても良いです。気負わず読めてページをどんどんめくれます。でも決してソレは内容が薄いとかではなく読みやすいということであり、内容そのものはちょっとした映画みたいな感じですね。でもこの話を映像化しても多分あんまり面白くないでしょう。小説ならではの武器がてんこ盛り。本当に面白かったです。いまいち伝わりにくいレビューですが、下手に内容に触れたく無いのですよこの話。とりあえず見かけたら即購入で絶対に損はしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれユニークな能力を持った4人組ギャングが繰り広げるサスペンス。展開は・・・かなり痛快です!謎は・・・・かなり興味深いです!結末は・・・かなり爽快です!導入部で何気なく示された出来事が結末で意味を持って出てきて、かなり緻密でもあります。で結論・・・かなり面白いです!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても読みやすかったです。普段あまり活字を見ない人でもどんどん本の中に引き込まれていくのではないかと思います。一癖も二癖もあるキャラクターたちが、そのチームワークで世の中を引っ掻き回す…という展開が昔から大好きな私にとって、ストーリー、キャラクター、言葉の使い方、どれも私好みで大変満足でした。久しぶりに読み終えたあとに「面白かった!」と手放しで思えた作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章のリズムもいいし登場人物も魅力的であっという間に読み終わってしまう。難しいことは抜きにしてとにかく読んでみて♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎作品の中では一番好きな作品です!!!表紙が気になって買うのを躊躇ってしまったのですが、思い切ってかって正解でしたv思わず私も銀行強盗をしたくなるような素敵な登場人物たち。最後まで何も考えずにただ話を追うように読んでいるだけなのですが(推理などせずに)、それでも十分に楽しめますvあまり語るとネタばれしそうで怖いのですが;ストーリーは勿論ですが、私個人としては主人公たちの会話に注目もして欲しいところです。読んだ後味は最高ですよ★☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
楽しいですね。ジャンルで言うとユーモア・ピカレスクって言うのかな?とにかく何も考えずにさくさくと読み進められます。この作品を好き!と思った方には、赤川次郎氏の「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズをお薦めします。似てます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく読みやすい!!4人の強盗が主人公の話。漫画のような展開に映画化されてもよいのでは、ないかと思います。各々のキャラクターの持ちあじが素敵ですね。会話など笑えます。そして何でもないような、場面、会話にも今後に繋がるキーワードがあったりして、伊坂さんの謎がほどけてすべてが繋がる物語が大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
重力ピエロを読んで伊坂幸太郎さんファンになりました。他の作品に比べ、かなりコミカルな仕上がりになっていると思います。銀行強盗のメンバーの一人一人が個性的で、彼らの会話のやり取りが非常に面白い(^^;映画化しても面白いかな…と考えた場合、ガイ・リッチーやタランティーノ作品ほどの痛快さは無いような気がしたので…星4つとさせていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎さんの本は初めてでこの本で一気にハマりました印象的なのは最初の会話で今まで読んだ本の中で一番ボク好みのスタートかもしれませんとにかくこの本は展開がメッチャ面白い!五人の能力者達もメチャメチャ魅力的でトークが面白いこれは必見です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今一番信頼できる男伊坂幸太郎。今回もはずしませんでした。今作はなんといってもキャラが本当に魅力的でした。雪子に関してはストーリーに複雑に絡んでくるため描写が今ひとつ、でしたが、残りの三人の確固たるアイデンティティーに完全にやられました。そして登場こそ少なかったものの、田中も個人的に大好きです。流石にここまで伊坂作品を読んでくると、ある程度伏線の位置とそれが後半どう転がるかというのは読めてくるものの、彼の作品はそのへんのミステリーと違い、あっと言わされる楽しみが無くとも一つの読み物として全然楽しめてしまうところが最高にいい。ページ数の少なさもあるでしょうが、彼の小説は一度手に取ると二度と手放せない魔力にかかってしまう。☆四つなのは鴨と重力に比べると、ってだけの理由です。ここまで魅力的なキャラと世界観を使い捨てしてしまうのは本当に惜しい。伊坂作品の続編希望率ナンバー1作品です。目を閉じると、今日もどこかで銀行のカウンターの上で演説してるであろう響野の姿を思い、ついついにやけてしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2004 このミス6位2003 文春ベスト10 11位「軽快な文体で良作を書き続ける作家が、ギャング小説?を書くとこうなりました。」という作品。作者が書くと、銀行強盗が洒落た職業に見えてくるから不思議だ。作者自身、「ミステリーでは伏線の張り方が難しい」とインタビューで答えているが、確かに本作品では、他の作品と比べて「謎解き」という要素は薄い。しかし、4人がギャングとなったきっかけをはじめとして、4人のキャラクターのたてかたがうまく、一気に読まされる良作であることは間違いない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく常に読者を楽しませようと企んでいるクライムコメディです。ルパン一味のようなキャラ設定といい、ユーモア満載の会話といい、サービス精神に溢れた作品です。銀行強盗という凶悪な部類の犯罪をするにも関わらず、なぜかイベント屋のようなノリでことを進める4人には、後ろめたさや、暗さなどは全く感じられません。当然人は傷付けませんし。散りばめられた伏線を一つのエンディングに向けて、きっちり収束させた手腕も見事でした。敵の黒幕の人物像が薄かったのは多少残念でしたが、大した瑕疵ではないかもしれません。それと、どちらかと言うと若い人向けの作品ですね。私は「重力ピエロ」の方が人を選ぶ作品だと思いますので、本作はどなたでも安心して読めると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的に、「巻き戻せないビデオテープ」の比喩がたまらなく好きなんです銀行強盗の経緯もプロットが十分面白い裏表紙のコピー以上にお勧めです「ルパン三世」にある魅力的なキャラクターを彷彿させる4人全ページに渡る会話の面白さ何度読んでも、私は悶えて堪能してます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『重力ピエロ』に続き読みました。伊坂作品の大きな魅力である、知的でテンポのいい会話はもちろん楽しめますし、作品中に散りばめられた複線が二転三転しながら集約していくラストは最高です。この作品が気にいった方は、マドンナの亭主、ガイ・リッチーが監督した映画、『ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ』を観ることをお勧めしたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冷静沈着なウソ発見器男。一を聞いて十喋る演説大好き男。正確無比の体内時計を持つ女。名人級のスリの腕前を持つ男。彼ら銀行強盗4人組のキャラが、からっとしてエキセントリックなところ。能天気やなあ……とでも言いたい明るさがあったところ。面白かったなあ(^^)ウェストレイクのドートマンダーものの快作『ホット・ロック』を読んだ時の痛快感、にやにやさせられた雰囲気とオーバーラップするような、これは愉快な愉快なクライムコメディでした。はいっ! 今回も最後までとても楽しく読めた伊坂幸太郎作品でした。オーヴァー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
になりうるでしょう。漫画なら。登場人物たちは、それぞれが特殊能力を持った曲者揃い。という、ありがちではあるが、嬉しい設定。○ギャングの頭 成瀬 嘘を見抜く天才 常に物事の先を見据えている○成瀬の古くからの友人 響野 演説巧(好)者 自称元ボクサー とにかくお喋り○若者 久遠 スリの達人 動物愛護家○紅一点 雪子 母 正確無比な体内時計を持つ 息子が絡めば悪人の一人や二人・・ そして、各々がジョーク大好き。 コメディ・ミステリーなので、ジョークのおもしろさと、謎解きの展開、伏線のたたみ方などが全てなのかと思われます。そして、それらがなかなか盛り沢山でいい感じです。ちょっと技巧的すぎるかもしれませんが、サービス満点、という感じです。 そのせいか、登場人物達の各々の内面的リアリティというか、人間らしさについては、なんだか少し薄い感じがしました。 余計なことを考えず、暇を潰したいときには最適でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キャラが立っている作品というのは読み進めるほどに登場人物達が好きになっていって読み終わることが寂しくなる。それくらい魅力的な4人の銀行強盗たち。難しいことは考えずコメディタッチのギャング映画を見るように読んで下さい。ロマンはどこだ? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!