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ヒッキーヒッキーシェイク
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ヒッキーヒッキーシェイクの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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一気に読んでしまった。なんかもっと悪い人がいると思ってたんだけど。結局、みんな、良い人だったりただ純粋にひたすら生きようとしているだけだったり、しかも全員ラッキーだったり。あまりにも爽やかなラストすぎてちょっとびっくり。あと伏線かと思ったらちがったりとかもあって。もしかして続編出るかな?って思ってます。 | ||||
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今や無視出来ない程に増え、能力も評価される様になったヒキコモリ 彼らを中心に自由な企画を立ち上げる組織向きでない男が活躍する お仕事小説。 荒唐無稽な展開を期待していたので 肩透かし | ||||
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作者の作品群を僕は勝手に2つに分けている。「面白い作品」と「実験的に切り込んでいく作品」だ。これは切り込んでいる方の作品だと思う。バレエ・メカニックも一部の精鋭読者しかついていけない、読了できない世界だと考えている。僕も落伍しそうです。落伍しそうな方は、「ブラバン」、「蘆屋家崩壊」ほか猿渡シリーズ、「たまさか人形堂」シリーズ、「エスカルゴ兄弟」を読んでください。「奇譚集」「11」はややディープです。この本を買っている段階ですでにディープなファンなのかな。 | ||||
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最近「11」で著者を知ってから、たてつづけに10冊ほど読み、たどり着いたのがこの本です。読み出す前にレビューにざっと目を通して、はじめてあのツイート騒動の作品であったことを知りました。比較的近時のニュースでありながら、あの時点では著者を知らなかったのと、自分のイメージする著者(は実売部数を公表されたところで我関せずタイプ)とニュースがかけ離れていたせいで、まったく気づかないまま買いました。 さて、騒動とは関係なく中身の話をすると、これは嫌いな種類の小説でした。なぜならば、ここに登場するヒッキーたちは皆、人を瞠目させる才能や技術を有しているという設定だったからです。しばらく前に読んだ他の著者の作品も、LGBTの主人公が他者への思いやりと料理の才能に秀でているという設定の連作集で人気を博していたのですが、世間的に欠損ありとされる人が実は意外な才能を秘めていて・・・という着想に辟易しました。実際には何の能力もない人が世間的に欠損と評価される部分を抱えている場合の方が圧倒的に多いと思うのですが、だれもそういうリアルは描いてくれません。まあ、ドラマになりませんからね。でも、この本のような設定は、実は圧倒的多数のヒッキーを無価値扱いしているのに等しいと、私なんかは感じてしまうのです。だから才能のないヒッキーにはなんの救いにもならず、「健常者」に受ける本にしかならない。 | ||||
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中心となる男の胡散臭さや,次々に広げる大風呂敷が伊坂幸太郎さんの作風を思わせ, それでいて憎めない言動や,何を企んでいるのかわからない流れに強く惹かれるものの, 始まりに比べるとどれも尻すぼみの感があり,見たかった部分が事後の扱いにされるなど, それとなく形にはなるのですが,経過も結果もスッキリとしたものは残らなかった印象です. また,その男をはじめ,登場人物はみな魅力的に映る一方で,消化不良が続く展開に, 必要性も含めて個々のエピソードは散漫になり,意味や意図の見えないものも増えてと, ヒキコモリたちが外の世界に触れ,逆に巻き込んでいく様子には高揚感すら覚えましたが, 人もやろうとしていたことも,もう少しコンパクトに進めても良かったのではと感じました. このほか,著者と幻冬舎の騒動を思い起こさせる帯や店頭のポップには強い嫌悪感を覚え, 実は全てが宣伝の内で,関係者らの狙い通りだったのかもと疑念すら浮かんでしまいました. | ||||
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一連の炎上騒ぎで初めて津原氏の存在を知り、そしてネガティブな印象を持ってたわけですが全く読まずに批判するのもあれなので試し読み部分での感想を。 近所の本屋で1冊だけ見つけた氏の作品「ブラバン」は1ページ目で心が折れるほどわかりづらくつまらなかったんですがこの「ヒッキー」は読む価値がないほどつまらないということはなかったですね。 ただ炎上騒ぎがなければ読むこともなかったでしょうから、この炎上プロモーションはある意味成功だったのかなぁ。 氏の真価は次回作がどの程度売れるかで問われるんじゃないですかね。 | ||||
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