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ドライ・ボーンズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ドライ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ドライ・ボーンズの評価: 2.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ハードボイルド?警察小説?

読み終えるのに、一ヶ月近くかかりました。
ちょうどストーリーが盛り上がってきたかなあ、と思うところで、主人公の述懐が入り、
トーンダウン、また盛り上がったところでトーンダウン、最後、犯人を追うところは、さすがに
中断が入らず、一気に読めましたが。
登場人物が多く、多彩で、かつ一度しか出てこないような人物も、名前が出てくる。しかも、
その名前を主人公のモノローグで、なんの注釈もつけずに出してくるので、この名前の人物誰だっけ
と、何度もページをめくり返す必要があり、かなり根気を要しました。
犯人は、意外性があり、動機や謎の解明手順も無理がなく、ミステリーとして押さえるべきところは、
きちんと押さえているのですが、とにかくごちゃごちゃした印象。
最初は、ハードボイルドとしては、主人公が周囲に気を使いすぎている、独立独歩感がないと感じ、
評価を星2つにしようと思ったのですが、思い直し、3つにしました。
作者は、これ、ハードボイルドというより、ハードボイルドの雰囲気をもった警察小説を書こうと
したのでは。ケイ・スカーペッダと仲間たち、マルティンベックと仲間たち、フロスト警部と仲間たち、
のようにヘンリー・ファレルと仲間たち、のお話を描きたかったのではないか。
主人公の上司的な保安官や、監察医、救急救命士など、対立したり、協調したりしながら、複数の謎を追う
チームとしての動きを描いていきたいのではと思いました。
次回作では、新たな仲間も増えるみたいですし、もう一作、様子を見ようと思います。
ドライ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ドライ・ボーンズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151818014

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