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楽園
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楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 101~120 6/12ページ
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ふぅ… 上下巻2日で一気に読み疲れました…^_^; 宮部作品は至る所に伏線が隠れているのでそれを見逃さない様、細心の注意を払いながら読み進みました。 上巻の段階ではストーリーの展開が読めず一体この先どうなって行くのか想像しながらでしたが下巻では、絡み合った糸が1本ずつきっちり解れて行く感じで気持ちよかったです。 内容その物はキツイ・残忍な内容でしたがラストに一筋の光を持って行く所が宮部さんらしいかな〜と思いほっとしました。 | ||||
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読み始めたら止められなくなり上下巻を2日で一気に読みました。 宮部作品は至る所に伏線が隠れているのでそれを見逃さない様、細心の注意を払いながら読み進みました。 上巻の段階ではストーリーの展開が読めず一体この先どうなって行くのか想像しながらでしたが 下巻では、絡み合った糸が1本ずつスッキリと解き離れて行く感じで気持ちよかったです。 内容その物はキツくて残忍な内容でしたがラストに一筋の光が感じられ読後感は良かったです。 | ||||
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たしかにこの作者は、一流のストーリーテラーだと思う。 自分の作り上げた虚構の中に没入し、悩み、苦しみ喘ぎ、そして展開していく様に、一分の妥協も無い。この前畑滋子の活躍が、事実ではなく、たった一人の女性の頭の中から生まれたということに、僕は大いに驚嘆した。一番的確な言葉を使い、正しく、解りやすく、そして目に浮かぶような文章表現もすばらしい。決して「模倣犯」の続編ではなく、産経新聞の連載小説の単行本化で、宮部みゆきのまったく新しい作品だと思う。 ただ、すこしがっかりした。 いや、この作家の他の作品を、多少読んでいるだけに、すごくがっかりした。 ちょうど、前作「模倣犯」がベストセラーになった頃、作家の関川夏央氏が、このような”長大小説”が次々と世に出て、そこそこのセールスを上げている状態を評して、「筋書きみたいな小説が好まれている現状」と言った事がある。この作品はまったくそれに当てはまると思う。筋書きどころか、台本小説だ。 (台詞ート書きー台詞ート書き…。) この連続だ。読者はまるで行間を読む必要が無い。1から10まで、きっちりと説明がある。きっぱりすっきり、我々は完全に納得のうえ、残酷な結末を読み終える。作家の旺盛な想像力(創造力)の前で、我々は圧倒されながらも、不甲斐なさを感じる。よく喋る小説家はたくさんいるが、それよりもひどい。ぼくらのイマジネーションを萎えさすのだから。 ぼくは前畑滋子”次の”活躍を大いに期待する。頭の切れる、手際の良いライターではなく、凄絶な事件の前に、もがき、苦しむ主人公として。 | ||||
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「模倣犯」の前畑滋子が主人公であるものの、続きではないです。 山荘の描写はちらりと出てくるものの・・・。 今度の事件は連続殺人などの大きなものでこそありませんが、 静かだからこそ恐ろしいものではあります。 ただし、「模倣犯」の時からの、 ひとりひとりの人物描写に執拗なまでの厚みを持たせ、 息を吹き込む宮部みゆきならではのテイストは健在。 惜しむらくは、厚みを持たせすぎて事件の輪郭がボヤけてしまったところ。 こまごまとしたひとつひとつの事柄が、どう起伏をもち、収束するのか、 楽しみにさせる上巻。 | ||||
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「模倣犯」の前畑滋子が主人公であるものの、続きではないです。 山荘の描写はちらりと出てくるものの・・・。 今度の事件は連続殺人などの大きなものでこそありませんが、 静かだからこそ恐ろしいものではあります。 ただし、「模倣犯」の時からの、 ひとりひとりの人物描写に執拗なまでの厚みを持たせ、 息を吹き込む宮部みゆきならではのテイストは健在。 惜しむらくは、厚みを持たせすぎて事件の輪郭がボヤけてしまったところ。 こまごまとしたひとつひとつの事柄が、どう起伏をもち、収束するのか、 楽しみにさせる上巻。 | ||||
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著者の作品はこれまで「模倣犯」しか読んだことがないが,その作品の続編ということで読んでみることにした. ストーリーは「模倣犯」の事件から9年が経った設定で,事件で大活躍したが,大きな心の傷を負ったフリーライター・前畑滋子のもとに,荻谷敏子という女性が12歳で事故死した息子に関する不可思議な依頼を持ち込むという内容で始まる.その依頼内容とは,女性の息子が,予知能力を持つ超能力者だったかも知れないので,その真偽を調べて欲しいという突飛なものだった. ストーリー展開は非常に巧妙で,読者を引き込む文章力は,さすがとしか言いようがない.詳細はネタばれのため割愛するが,思いもよらない展開が随所にちりばめられ,読者を飽きさせない流れは素晴らしい.また途中に断章がいくつか挟まれていて,それが後のストーリーに関連するという仕掛けも面白い. | ||||
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著者の作品はこれまで「模倣犯」しか読んだことがないが,その作品の続編ということで読んでみることにした. ストーリーは「模倣犯」の事件から9年が経った設定で,事件で大活躍したが,大きな心の傷を負ったフリーライター・前畑滋子のもとに,荻谷敏子という女性が12歳で事故死した息子に関する不可思議な依頼を持ち込むという内容で始まる.その依頼内容とは,女性の息子が,予知能力を持つ超能力者だったかも知れないので,その真偽を調べて欲しいという突飛なものだった. ストーリー展開は非常に巧妙で,読者を引き込む文章力は,さすがとしか言いようがない.詳細はネタばれのため割愛するが,思いもよらない展開が随所にちりばめられ,読者を飽きさせない流れは素晴らしい.また途中に断章がいくつか挟まれていて,それが後のストーリーに関連するという仕掛けも面白い. | ||||
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新刊時に買っておきながら、やっと読みました。今更ながらですが、おもしろく、一気に読まされてしまいました。模倣犯は、そのボリュームと救いようのない陰惨な犯罪描写がえぐ過ぎて、決して読後の感想は良いものではなかったのですが、本作品は、犯罪部分の描写は抑えた印象を受け、個人的にはその点が重過ぎず、丁度良かったかと思っています。その分、土井崎家の親と茜の関係が、自らの家庭の降りかかってきた時に、どのように対処できるだろうか、と言ったところに思いを巡らせてしまいました。親の経済力の格差が子供にも影響を与えてしまう現実、兄弟間の出来不出来、避けられない親との相性等、程度の差はあれど、実生活で抱えてしまう問題が散りばめられており、まだ小さい子供を持つ親として、ミステリーの本質とは違う部分ではありますが、宮部氏の社会問題への問題提起の鋭さに感じ入るとともに、考えさせられるテーマでした。勿論純然とミステリーとしても楽しめました。 | ||||
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新刊時に買っておきながら、やっと読みました。今更ながらですが、おもしろく、一気に読まされてしまいました。模倣犯は、そのボリュームと救いようのない陰惨な犯罪描写がえぐ過ぎて、決して読後の感想は良いものではなかったのですが、本作品は、犯罪部分の描写は抑えた印象を受け、個人的にはその点が重過ぎず、丁度良かったかと思っています。その分、土井崎家の親と茜の関係が、自らの家庭の降りかかってきた時に、どのように対処できるだろうか、と言ったところに思いを巡らせてしまいました。親の経済力の格差が子供にも影響を与えてしまう現実、兄弟間の出来不出来、避けられない親との相性等、程度の差はあれど、実生活で抱えてしまう問題が散りばめられており、まだ小さい子供を持つ親として、ミステリーの本質とは違う部分ではありますが、宮部氏の社会問題への問題提起の鋭さに感じ入るとともに、考えさせられるテーマでした。勿論純然とミステリーとしても楽しめました。 | ||||
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なんだかなぁ。 ちなみに宮部ファンです。(ほぼ全作読んでます) ひぐらし。孤宿の人。楽園と続けて私のなかではいまいちです。 楽園のなんだかなは、ひぐらしのなんだかなと似てます。 ほじくり返さなくていいとことろをほじくりかえして、 躍起になったり、使命感持っちゃったり・・共感できません。 また、模倣犯の九年後っていう設定も中途半端だなと思います。 英雄の書を読もうかどうしようか悩んでます。 ブレイブストーリーは好きですが、イコはおもしろくなかったしな・・ | ||||
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率直に言うと可もなく不可もなくという感じ。 ただ宮部みゆきさんが書いたとすると物足りない感じが強いです。 私がこの本を読んだ理由は「模倣犯」が面白いと思ったからです。 正直に言うとこの本は模倣犯が好きだから読めたという感じがします。 もし模倣犯が素晴しい小説ではなかったらおそらくこの楽園も読む気にならなかったでしょうね。 模倣犯の世界観にもう一度触れることができるという意味をこめて4にしました。 話だけなら3くらいかな?という印象です。。 | ||||
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「模倣犯」の続編ともいうべき作品。あの前畑滋子が主人公です。 グイグイと読ませる力があり、さすが宮部みゆきはうまい。次から次へとでてくる疑問、浮かび上がる真実。 解き明かしていく上で新たな事件も見えてくる。山場がいくつもあり、読み応えがありました。 あの日、茜さんがしてしまった「とんでもないこと」。 帰宅してあんな態度を取ってしまったのは、茜さんなりに両親に救いを求めていたあらわれ。 最後まで不良娘としてしか描かれてない茜さんにもっと救いの場面が欲しかった。 これじゃあ、最後に不器用なりにも両親を頼った彼女があまりにかわいそう でも、それでもそんな茜さんを許さなかったのが土井崎夫婦の「親としての愛」だったのかもしれない。 これ以上、茜さんに道を踏み外させてはいけないと・・・。 下巻、最後の最後の土井崎のお母さんの存在感にも圧巻。 それにしても等くんの描いた「山荘の絵」の謎だけが解明されないまま終わってるのが心残り。 等くんははたして誰の記憶を読んでいたのでしょうか? | ||||
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宮部みゆきという作家の書くものは基本的に好きなのだけれど いわゆる大御所、ベストセラー作家というものを、ひねくれて避けてしまうところがあったりします。 でも売れていようが売れていまいがいいものはいいのです。 「模倣犯」の事件から9年、事件の衝撃から立ち直れないままの前畑滋子のもとに舞い込んだ奇妙な依頼。心を動かされた滋子は、新たな事件の渦中に飛び込むことになる―。 既におきている犯罪の理由を追いかけていくことが物語の中心になります。 実の娘を殺し、家の下に埋め、時効成立後に自白をした父と母の、理由。 ひとつひとつ事実がつながっていき、明らかになる真相。 それはどんどん薄暗い道に入り込んでいくような、やりきれない物語です。 いい結末はないと知りながらも、とても途中でやめることはできないのです。 決して許されるようなことではない。 もっと違った方法があっただろうと思いながらも もしあなただったら・・・という問いかけには答えに詰まる。 こうするべき、は答えられるけれど、もし、ほんとうに自分がそこにいたら? あるいは何かを踏み越えて犯罪にいたるまでのひとつひとつの小さな積み重ねを 自分が作り出さないと、いいきれる? ざわざわと、心が落ち着かなくなります。 この作家さんは登場人物をあまりに丹念に書いていくので どの人も、そんなに遠い世界の人々ではない、血の通った隣人のようだから。 でも。 この物語の始まるきっかけになった敏子さんという女性。 この人の存在がお話全体に救いをもたらしています。 救いのない話を、ただ救いのないだけの話としては書かない。 宮部さんらしい優しさもちゃんとありますので、小説として楽しめます。 やっぱり大御所だなあ。上手いです。 | ||||
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宮部みゆきという作家の書くものは基本的に好きなのだけれど いわゆる大御所、ベストセラー作家というものを、ひねくれて避けてしまうところがあったりします。 でも売れていようが売れていまいがいいものはいいのです。 「模倣犯」の事件から9年、事件の衝撃から立ち直れないままの前畑滋子のもとに舞い込んだ奇妙な依頼。心を動かされた滋子は、新たな事件の渦中に飛び込むことになる―。 既におきている犯罪の理由を追いかけていくことが物語の中心になります。 実の娘を殺し、家の下に埋め、時効成立後に自白をした父と母の、理由。 ひとつひとつ事実がつながっていき、明らかになる真相。 それはどんどん薄暗い道に入り込んでいくような、やりきれない物語です。 いい結末はないと知りながらも、とても途中でやめることはできないのです。 決して許されるようなことではない。 もっと違った方法があっただろうと思いながらも もしあなただったら・・・という問いかけには答えに詰まる。 こうするべき、は答えられるけれど、もし、ほんとうに自分がそこにいたら? あるいは何かを踏み越えて犯罪にいたるまでのひとつひとつの小さな積み重ねを 自分が作り出さないと、いいきれる? ざわざわと、心が落ち着かなくなります。 この作家さんは登場人物をあまりに丹念に書いていくので どの人も、そんなに遠い世界の人々ではない、血の通った隣人のようだから。 でも。 この物語の始まるきっかけになった敏子さんという女性。 この人の存在がお話全体に救いをもたらしています。 救いのない話を、ただ救いのないだけの話としては書かない。 宮部さんらしい優しさもちゃんとありますので、小説として楽しめます。 やっぱり大御所だなあ。上手いです。 | ||||
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上下巻あわせての感想です。 例によって、イッキに読ませてくれる宮部作品。 今回ももちろんその通りで、台所でお湯を沸かす間にも読み続けました。 しかし… 物語の流れと、最後の「楽園」がどうしても頭の中で繋がってくれない。 登場人物それぞれ(ひいては私達?)の楽園はすでに失われていて、それでもその楽園は確かに一瞬でも存在すると? 読み込み方が浅いのか、間違っているのか、私は登場人物の総てにそれぞれの楽園を見出すことが出来ませんでした。 そして「子殺し」の問題。 それについて、宮部さんは答えを出していないように見受けられました。出そうとしないのか、出せないのか、問題提起のみなのか、それを自分が読み取れなかったのが残念です。 子供を持つ立場として、深く考えされましたが。 仕事中も、ずーっとそれを考えつつ食品の箱詰め作業を行っていました… もうひとつ、等くんが描いた山荘の絵についての謎もそのままなのが気になります。 わざと謎のままにしておくなら、一言滋子さんあたりからそのような独り言が欲しかったなぁという気もします。 犯人に関しては、私は等くんが小学校3年の時のムカつく担任がカラんでくるのかなぁとか、おおざっぱに思っていたのですが… ああいう先生は現実にもいるわけで、怖くて眠れなくなります。 ひどい話です。 また、この先生に関する、等くんの必死の訴えをアッサリと自分の保身だけで流してしまう児童相談所の宮田という男にも深い憤りを感じました。 「クロスファイア」にもこういうタイプの人が出てきますよね。 宮部さんは、こういう人が大嫌いなんだろうなぁと思いました。 この作品を読みながら、一番泣けたのは、萩谷敏子さんが等くんに寄せる愛情でした。 それが、一番この小説の中で光っている部分だと思いました。 | ||||
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「模倣犯」同様、悪人をひたすら悪人として描くことで読者を惹きつけようとする、 救いのない話。主人公についても、非常に独善的な価値観(メディア礼賛に近い) に基づいて描かれている印象で、作者あるいはメディア関係の仕事をされる方でない と感情移入できないのでは?と思わせる。そして、これまた「模倣犯」同様、無駄に長い。 あとがきの言い訳も見苦しく。 個人的には不朽の名作だと思っている「火車」のような作品を、また生み出して欲しい のだが。 | ||||
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「模倣犯」同様、悪人をひたすら悪人として描くことで読者を惹きつけようとする、 救いのない話。主人公についても、非常に独善的な価値観(メディア礼賛に近い) に基づいて描かれている印象で、作者あるいはメディア関係の仕事をされる方でない と感情移入できないのでは?と思わせる。そして、これまた「模倣犯」同様、無駄に長い。 あとがきの言い訳も見苦しく。 個人的には不朽の名作だと思っている「火車」のような作品を、また生み出して欲しい のだが。 | ||||
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図書館で予約していたのですが、上巻を読んでから、なかなか読めなかったので、続きが気になって仕方ありませんでした。 しかし、昨日ついに読み始めることが出来ました。 そして、あっという間に、読み終わりました。 とても面白かったのですが、模倣犯ほどの、残酷さはなく、こちらは、最後はハッピーエンド(?)で、結末的には、私好みでした。 上巻で出てくる断章が下巻で繋がってきます。てっきり、あの断章は過去のものだと思っていたのですが、現在のものだったんですね。 本当にどうしようもない子供っているのですね。私はまだ、子育てをしたことがありません。 けれど、茜や三和明夫のように本当にどうしようもない、子供が出来てしまったらどうしよう。と不安に思ってしまいます。 | ||||
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最近の宮部みゆき氏の作品に不満だったが、この作品には一応満足しました。読んでいて面白かった。 ただし、土井崎が茜を殺害したという前提でストーリーが続くので、これはどんでん返しがあるぞと期待してしまった。結局それはなかった。なんだか宮部氏に約束を反故にされたという気持ちが強い。ラストで読者を驚かせるような大きな展開があれば、ワンランク上の評価になったと思う。 | ||||
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最近の宮部みゆき氏の作品に不満だったが、この作品には一応満足しました。読んでいて面白かった。 ただし、土井崎が茜を殺害したという前提でストーリーが続くので、これはどんでん返しがあるぞと期待してしまった。結局それはなかった。なんだか宮部氏に約束を反故にされたという気持ちが強い。ラストで読者を驚かせるような大きな展開があれば、ワンランク上の評価になったと思う。 | ||||
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