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楽園
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楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 221~232 12/12ページ
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誤解無く断っておくと、私は宮部みゆきファンである。ほとんどの作品はよんでいる。これについては連載中は読んでないからわからにけど、これは冗長すぎる。火車・理由・模倣犯のときの絶頂感、期待感をもつと残念となる。どうしようもないものを抱えて人は生きている。それを語らせるとうまいけれど、名も無き毒あたりから少しパターン化してないか?SFあり、推理あり、時代物あり、平成の松本清張と言わしめて異論はないと思っていた。おつきの編集者さんしっかりね。 多くのコメントにあるように模倣犯を読まないと少しピンぼけになります。 思わず買いましたが、きっと宮部さんのことだから文庫にもなるだろうけど、 ブックオフにも宮部さんの本が105円で並んでいることはまずない。 そういう読者の期待感を、抱かせているのに、今回は斜陽感がいなめなかった。 | ||||
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どうなんでしょう? 宮部さんの最新作、帯の謳い文句に「期待大」で読んだのですが、こちらの期待が大きすぎました。 宮部さんの作品って、もっともっと意外性、クライマックス、どんでん返しがあるはずなのに・・・ 私好みの作品では無かったという事もあると思います。 この作品を読み終えて、もう詳細を忘れてしまった「模倣犯」の存在が大きくなりました。 「模倣犯」をもう一度読もうかなって感じです。 | ||||
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本の帯のキャッチコピー「模倣犯から9年−前畑滋子 再び事件の渦中へ」 これだけで充分この本をレジ台に持って行かせてしまう力があるうまいコピーかもしれない。 それだけ「模倣犯」は日本の犯罪ミステリー小説のなかで、高村薫の「マークスの山」と並んで 抜きんでた作品だと思う。(まだお読みでない方は是非一読を) とすれば、当然前作と比較してしまうのが人情だろう。そして読了後残念ながらがっかりしてしまう。「あの前畑滋子はどこに行ったのか?」と言うより「あの網川浩一(模倣犯のもう一人の主人公)はどこにいるのか?」と考えてしまう。前作で猟奇的な殺人を次々犯してゆく犯人の内面を、一枚一枚はがして調べてゆく犯罪捜査の素人である雑誌ライター。そして最後のクライマックスの対決。これ程の作品は、生み出した作者でも超えられないものかと思う。 一番気にくわないのが、超能力がベースとなっていること。宮部作品には優れた超能力者作品が多くあるのだからそちらで書けばいいのに・・・。 いっそのこと網川浩一を超えるような事件を起こす殺人者が前畑滋子に挑戦してくるというようなハリウッド映画の続編のほうがおもしろかったかもしれない。 最近の宮部作品の「どんなありふれた家庭にも隠された過去や秘密がある」事を「たまたま」調べるはめになるのは〔名もなき毒〕の社内報編集者に任せておけばいいのでは。 | ||||
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本の帯のキャッチコピー「模倣犯から9年−前畑滋子 再び事件の渦中へ」 これだけで充分この本をレジ台に持って行かせてしまう力があるうまいコピーかもしれない。 それだけ「模倣犯」は日本の犯罪ミステリー小説のなかで、高村薫の「マークスの山」と並んで 抜きんでた作品だと思う。(まだお読みでない方は是非一読を) とすれば、当然前作と比較してしまうのが人情だろう。そして読了後残念ながらがっかりしてしまう。「あの前畑滋子はどこに行ったのか?」と言うより「あの網川浩一(模倣犯のもう一人の主人公)はどこにいるのか?」と考えてしまう。前作で猟奇的な殺人を次々犯してゆく犯人の内面を、一枚一枚はがして調べてゆく犯罪捜査の素人である雑誌ライター。そして最後のクライマックスの対決。これ程の作品は、生み出した作者でも超えられないものかと思う。 一番気にくわないのが、超能力がベースとなっていること。宮部作品には優れた超能力者作品が多くあるのだからそちらで書けばいいのに・・・。 いっそのこと網川浩一を超えるような事件を起こす殺人者が前畑滋子に挑戦してくるというようなハリウッド映画の続編のほうがおもしろかったかもしれない。 最近の宮部作品の「どんなありふれた家庭にも隠された過去や秘密がある」事を「たまたま」調べるはめになるのは〔名もなき毒〕の社内報編集者に任せておけばいいのでは。 | ||||
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まず、「模倣犯」とは語り口からして全く別物と思った方が良いです。 「名も無き毒」もそうですが、なんとも軽快な語り口というか文体というか・・・「火車」や「理由」のような重厚さをまた期待して購入したのですが・・・残念。 物語も今ひとつパッとしませんでした。正直、上巻の中程で一度投げ出したくらいです。 もう一度「火車」「理由」の重厚な社会サスペンスや「孤宿の人」のような圧倒的な世界を見せて欲しいものです・・・。 | ||||
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時代ものをあまり読まないので、久しぶりの宮部作品。 「名も無き毒」以来かな? 語りの上手さでイッキによめました。 ですが、やはり、もの足りない。。。 うまくまとまっているぶん、 それがこぢんまりとまとまっているように 感じてしまうのは、ちとつらかった。 上巻がおわったときに、“これは!”と思ったのですが。。。 「名も無き毒」を読み終わったときのもの足りなさと似ていました。 宮部さんは、もうずっと、こんな感じでいくのでしょうか。 | ||||
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大好きな宮部作品、しかもあの模倣犯の前畑滋子が主人公ということで早速読みましたが、なんかものたりません。特に最大の山場を手紙形式にしたことで、わりとあっさりめになってしまいましたね。茜が殺されるに至る事情はまさに胸がつまりますが、結局誰も救われない感じ。あと前畑さんのご主人の昭二さん、模倣犯では兄夫婦とか義姉という言葉がでてくるのにこちらでは一人っ子と書かれていて違和感が。 | ||||
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親がわが子を手にかけるのに、どんな「理由」があるだろうか。 それが上巻でははっきりしなかった。 どんな理由があっても絶対にしてはならないことを なにが引き金になって行われたんだろうか。 「カッとなって」とか「ほんのハズミで」とか そんな理由は宮部みゆきの小説には存在しない。 そのやりきれない理由が下巻で明かされる。 涙をこらえながら読んだ先に、少し光が見えて救われました。 ただ、これは「模倣犯」を読んだ上で読まれたほうがいいと思いますよ。 | ||||
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先を読むことができる少年が、いまは亡いという設定が、異色だ。少年への思いを遂げたい母親と、母親に頼まれて事実を極めようとするフリーライターが、調べを尽くすたびに、何が明かされるか、とてもおどろおどろしい。断章との接点は、上巻では明らかにならない。下巻に大いに期待したい。 | ||||
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先を読むことができる少年が、いまは亡いという設定が、異色だ。少年への思いを遂げたい母親と、母親に頼まれて事実を極めようとするフリーライターが、調べを尽くすたびに、何が明かされるか、とてもおどろおどろしい。断章との接点は、上巻では明らかにならない。下巻に大いに期待したい。 | ||||
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宮部さんの代表作「模倣犯」の中で、フリーライターとして事件を取材し 深く関わり、犯人を追い詰めると同時に自らも追い込んでいた前原繁子。 事件直後の嵐のような日々は去り、今は穏やかにマイペースで仕事をして 夫との生活も修復しつつある。そんな滋子を訪ねてきた一見、愚鈍そうな女性は、 交通事故で死んだ自分の息子には、予知能力があったと思うのだが、という話を持ち込む。 絵が好きだった息子の作品の中には、息子が死んだあとに世間をにぎわせた 家の床下に娘の死体を15年間隠していたという事件を思わせる絵があったのだという。 特徴のある風見鶏のついた家の中で、灰色に塗りつぶされた長い髪の少女の絵。 確かにそれは、床下に娘を隠していた事件に該当する家とよく似ていた。 しかし、少女の遺体が発見されたのは、絵を描いた少年の死んだ後だった。 少年は、床下の秘密を知っていたのか? それとも、本当に予知能力がこれから 発覚する事件を見破って、この絵を描かせたのか。 滋子は、「模倣犯」の事件のときのつてで警察関係者に話を聞いたり、少年や 床下に隠されていた少女の生きていたころの話を調べ始める… ということで、ぐんぐん引き込まれて一気に上巻、読みきりました。 気になるところで切れているので下巻も一緒に買うほうがいいと思います。 また「模倣犯」を読んでいなくても十分ドキドキする話でのめりこめますが、 登場人物たちが「あの事件のときは」とか「あの残酷な事件では」みたいに 話題にちょくちょく出しているので、そちらを読んでいるほうがより 楽しめるのは間違いありません。もし「模倣犯」をまだ読んでいなければ そちらを先に読むのもよし、逆に「楽園」を読んだイキオイで興味を持って 「模倣犯」を読んで、こんな事件だったんだ、と驚愕するのもあり、だと 思います。 | ||||
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宮部さんの代表作「模倣犯」の中で、フリーライターとして事件を取材し 深く関わり、犯人を追い詰めると同時に自らも追い込んでいた前原繁子。 事件直後の嵐のような日々は去り、今は穏やかにマイペースで仕事をして 夫との生活も修復しつつある。そんな滋子を訪ねてきた一見、愚鈍そうな女性は、 交通事故で死んだ自分の息子には、予知能力があったと思うのだが、という話を持ち込む。 絵が好きだった息子の作品の中には、息子が死んだあとに世間をにぎわせた 家の床下に娘の死体を15年間隠していたという事件を思わせる絵があったのだという。 特徴のある風見鶏のついた家の中で、灰色に塗りつぶされた長い髪の少女の絵。 確かにそれは、床下に娘を隠していた事件に該当する家とよく似ていた。 しかし、少女の遺体が発見されたのは、絵を描いた少年の死んだ後だった。 少年は、床下の秘密を知っていたのか? それとも、本当に予知能力がこれから 発覚する事件を見破って、この絵を描かせたのか。 滋子は、「模倣犯」の事件のときのつてで警察関係者に話を聞いたり、少年や 床下に隠されていた少女の生きていたころの話を調べ始める… ということで、ぐんぐん引き込まれて一気に上巻、読みきりました。 気になるところで切れているので下巻も一緒に買うほうがいいと思います。 また「模倣犯」を読んでいなくても十分ドキドキする話でのめりこめますが、 登場人物たちが「あの事件のときは」とか「あの残酷な事件では」みたいに 話題にちょくちょく出しているので、そちらを読んでいるほうがより 楽しめるのは間違いありません。もし「模倣犯」をまだ読んでいなければ そちらを先に読むのもよし、逆に「楽園」を読んだイキオイで興味を持って 「模倣犯」を読んで、こんな事件だったんだ、と驚愕するのもあり、だと 思います。 | ||||
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