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赤と白



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤と白
赤と白 (集英社文庫)

赤と白の評価: 3.64/5点 レビュー 28件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

物足りない

人には知られたくない闇を抱えている4人の女子高生が中心に書かれている物語です。 気分が閉ざされてしまう雪国の冬の話です。 設定はすごくいいと思うのですが、どの伏線も何にも辿り着かずに終わってしまっている感じです。 物足りないのが否めません。 学校では普通にしているのに、決して知られたくないことを抱えていて、その心情などの描写はよく分かるほどなのに、けっきょっくなのも届かないような感じです。 もったいない気がします。 決してつまらない訳ではないのですが、特にお勧めしたいということもないかなと...。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.3:
(3pt)

これも期待して購入

期待していた内容とは多少違いました。 残念です。 次回作に期待といったところでしょうか。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.2:
(3pt)

北国の女子高生たちの心に潜む狂気・・

主人公は、女子高生の小柚子。
また、同じく女子高生で、小柚子の友人の弥子、苺美、京香が登場する。

小柚子たちは、北国で暮らしている。
時は折しも冬。常に雪が降り積もっている。

そんな寒く暗く閉ざされた世界で、彼女たちは表面上「女の子」を演じつつも、
心に潜む暗い感情や辛い現実に心を苛まれている。

微妙なパワーバランスの陰で、登場人物たちは表面上は平静を装いつつも、
徐々に狂気にとらわれていく。

「木も恋人もまがいもので、世界は偽ものばかり。」
小柚子が好きな曲の一説。

タイトルの「赤と白」の白は雪の色。そして、赤はおそらく炎の色。
その残酷な炎の赤を見て小柚子は思う。
「死ね。みんな消えろ。居なくなれ。」

近づきたいけど、近すぎると苦痛を感じるような人間関係の難しさや、
女子高生特有のパワーバランスの微妙さを描いている。

ただし、テーマとしてはよくあるものだった。
また、ラストは若干強引な気がした。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.1:
(3pt)

平凡

読みやすいが、こういう内容はすでに数多く書かれている。 キャッチーな冒頭は効果的だが、読み終わってみると ヘビーな設定のわりにやたらあっさり決着した気がする。 辻村深月と比較すると、やはり出来は劣る。 北国の暮らしの辛さは、心に残った。 この作家はミステリーではないジャンルの方が上手いんじゃないかな。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936

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