■スポンサードリンク


赤と白



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
赤と白
赤と白 (集英社文庫)

赤と白の評価: 3.64/5点 レビュー 28件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.64pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1~20 1/2ページ
12>>
No.28:
(5pt)

本の状態

とてもキレイな状態でした。
ありがとうございました。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.27:
(2pt)

救いのない小説

辛うじて最後まで読んだが、結局、誰にも感情移入出来ないままだった
例えるなら友人に愚痴ばかり聞かされて電話を切った時のような徒労感が残った
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.26:
(5pt)

直ぐ着いて嬉しい

ずーと読みたかったので綺麗な梱包満足。今から読みます。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.25:
(5pt)

毒親って言葉を早く知りたかった!

昭和5年生まれの母は、自分の母親から「ベトナムの避難民みたい!」って言われてたみたいで、
だからか私のビジュアルにものすごく厳しくて、18才になるまでは出産できる体にならないといけないからと自由に食べさせてもらえましたが、なったとたん太のは許されず、細目のワンピースを買って来て、ダイエットさされました。
そんな事がおかしいんだという事にも私は気づかず、心療内科にかかるまでになりました。
生まれ変わっても母には逢いたくないですね(・・;)
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.24:
(1pt)

廉価版の・・・

家やら周囲に問題ありの主人公たちがちょっとしたはずみでぐちゃぐちゃに壊れていく。
構造的には、岡崎京子さんのリバーズエッジみたいで、死を連想させる隠れ家のモチーフも似通ったものがあるので、きっと下地になっているのだと思います。
ただ、キャラクターひとりひとりの背景の掘り方が中途半端なせいで、それぞれの気持ちも行動も安っぽく描かれてしまっていいるのが非常にストレス。。。
ライトノベルとして読むには良いと思います。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.23:
(1pt)

誰のための話か分からない忌避すべき作品

ただただ、ひたすらに暗く、救いのない話である。
途中からは「どうしてこんな不快な話を読まなければならないのだろう」と苦痛すら覚えた。

出てくる大人が全て問題のある人物というのも、この話を不快にする原因の一つだが、
私は何よりも主人公のことを嫌悪した。
女子高生の主人公は17歳にしてウィスキーをがぶ飲みするアルコール中毒である。
心が弱く、すぐに周りに流され、それを直せないまま結局最後には最悪の行動を犯してしまう。
そうなったのは家庭環境のせいだ、と言ってしまえばそれまでだが、
だからと言って何の進歩も見せずに人の悪口を言い酒に溺れていく主人公に、読者が感情移入できるかは全くの別問題である。
これでは、家庭環境がひどかった、だから彼女はアル中で屈折してしまって絶望の中で最悪の行動を取ってしまいました、おしまいおしまい。というだけの話になってしまう。

主人公の置かれた環境は、そこまで悲惨でどうしようもならないものだっただろうか?
そこが最大の疑問である。
少なくとも、彼女には気のおける親友がいた。
さらに、あと一年我慢すれば今の家庭環境から逃れて一人で生活できる、と実際に作中でも説明されていた。
悲劇的な結末を回避する可能性は、明らかに残されていた。
なぜその選択肢を選べなかったのか?
話を振り返ると、どうやら一人の悪友に振り回されてしまったことが最大の要因になっている。
悪友の口車に乗ってしまったのは主人公の過ち以外に他ならない。
つまりこの救いようのない話には、主人公の自業自得の面が少なからず存在しているのである。
これでは共感がない。訴えかけるものがない。メッセージ性がない。

ひどい家庭環境の子供たちは、確かにこの社会にたくさんいる。
作者はこの話を通じて、彼らに一体どんなメッセージを伝えたかったのだろうか。
この話の設定と主人公の言動からは、私はとてもまともな助言をしているようには思えない。
読み終わったあとに、さぁ頑張ろうという気持ちになれるような、わずかでも背中を押してくれるような、
そんな物語こそ、小説家は読み手に届けるべきではないだろうか。
私はそう信じている。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.22:
(2pt)

ホラー大賞受賞作品だがホラー性が感じられない。

日本ホラー小説大賞読者賞受賞作品という帯に惹かれ手に取った作品。ホラーミステリーは好きなジャンルであったのでハードルを上げてしまった。基本的にミステリー性は無い。もちろんホラー性も感じられず。なぜこの作品がホラー小説大賞読者賞なのか私には理解出来なかった。面白くないわけではないがドキドキ感は感じられず。最後は想定内。半日で読み終わった。前作に横山秀夫作品を読んでしまったからか興味はあまり沸かなかった。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.21:
(5pt)

表紙はインパクトあるけど……

表紙と簡単な商品説明だけ見ると、いかにも学校でのスクールカーストにおける闇の話かな、と
思ってしまうのですが、実際は2人(サブキャラも入れると3人)の家庭環境に問題がある少女達の話です。
私も表紙に惹かれて購入を考えたので、それがよくないとは思いませんが……

オープニングで物語の結末がすでに描かれてしまっているので展開は大まかには読めてしまうのですが
それでも終盤の勢いはそれこそ「すべてを焼く尽くす炎」のようで、一気に読んでしまいました。

最後まで家族を信じ続けた少女と、物欲に落ちてしまった少女の対比みたいなものが面白かったです。
個人的にはもうすこし片方の少女には救いを与えてほしかったですが。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.20:
(5pt)

怖くて切ない

自分の生活環境とは違う世界ですが、心理描写が理解できる気がして引き込まれました。こういう怖いお話、たまに読むとハマりますね。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.19:
(1pt)

どうして無駄なことを平然と書くのか

小説のカテゴリにあるが限りになくラノベに近いと思うくらい、冒頭から無駄な会話のオンパレード。

かつて有名小説家が「やってはいけない書き方」として、
<「今日はなに頼むか」「オレはラーメン」「じゃあわたしはチャーシュー」「こっちは大森で」>
といった感じで、ストーリーに重要性を持たないどうでもいい会話の例を挙げていたが、まさにこの作品はそれに該当する。

しかも意味のあるセリフにしても、つまらないテレビドラマを見せられてる気分になるほど登場人物らの会話をゼロから十まで書き殴っているせいでひどく読みづらい。
要するに文章を磨いて無駄を削ることをしてないのだ。
潤沢なページ数を使って頭に思い描いたことをそのまま載せてるようだが、無駄なページにまで金を払わされる読者のことも考えてほしい。

これはドラマ化や映画化すれば映えるだろうが、現代小説として失格だろう。
ただでさえ様々なコンテンツが増えてひとつのものに費やす時間が減ってる現代では、かなり時代遅れの古くさい書き方にしか映らない。
はっきりいって少しは限られたページで無駄を省きながら読者の興味を書き立てるマンガを真似したほうがいいだろう。
しかもミステリとして、「次はどうなってるんだろう?」と思わせる手法もマンガのほうが上手い。

さらに表現では、「女の子でいる時間は短い。だから女の子を目一杯フルでやっていたい」なんて陳腐すぎる描き方も本当に多い。
わかりきったことをグダグダと読まされる読者のことを何も考えていない作品が受賞作とは、ほんとレベルが落ちてるとしか思えない。
こんなのが増えてるから、小説を読む人が減ってるのだなと思うほど悲しい作品だった・・・。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.18:
(4pt)

斬新な伏線の回収方法

初めて出会いました。冒頭から新聞記事。私が知らないだけであまり珍しい形ではないのかもしれませんが、とても楽しめました。
 もちろん、意味が分かったのは物語を最後まで読み終わってからです。最初は何のことかさっぱり理解できませんでしたが、しかし全て読み終わったあと、それがれっきとした伏線であることに気づかされます。そして戦慄しました。小柚子、不憫すぎるだろう。結局〇されるって。。思わず胸が苦しくなりました。
 1ページ目から新聞記事の切り抜きだと、「少しお硬い物語なのか」構えてしまったのですが、今回の場合は、むしろそれがいい、となるんですよね。淡々と事実だけが記されている新聞記事の無機質さが、良いように恐怖へ拍車をかけている気がしました。
 終わり方的にはおそらくバットエンドなのでしょうが、後味はそこまで悪くありませんでした。おそらく、ヒロインが二人いて最終的に潰れてしまったのが片方だけだったので、嫌な内容も緩和されたのかもしれません。個人的に悲しい話は嫌いなので、そのあたりとても上手く構成されていて助かりました。
 それにしても、苺実のキャラは際立っていました。完全にストーカー。女子高生とは思えない数々の行為にドン引きです。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.17:
(1pt)

岡崎京子のリバーズエッジですね

これは残念ながら岡崎京子さんの漫画「リバーズエッジ」のパクリですね。
過食症で大量に料理を食べて速やかにトイレで嘔吐する小柚子という少女、
苺美という少女が好意を寄せている男子生徒と、親しくしているだけの京香という少女に、激しい妄想と嫉妬の末、灯油をまいて焼け死ぬところ。
また京香が引越しで街を去る事を伝えた時の弥子の「平日だから学校あるし、見送りにはいけないや」という台詞も、2度と会うことはないだろうというくだりも、リバーズエッジを彷彿させる(むしろそのもの)内容が多々ありました。
でも賞を取れるんですね。不思議。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.16:
(5pt)

読了

寒々しいどこか閉鎖感のある雪国の街で少女たちが迷いながらも、生きていく姿は読了しても清々しいものではなかったが、独特の空気感は言葉にするのが難しいほど、痛々しくそして切ない。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.15:
(2pt)

間違いました

少女たちの、思春期特有の暗い心の揺らぎを描いた作品、と思ってましたが違いました。
まず冒頭の主人公たち女子高生の口調の不自然さに慣れるまで時間がかかりました。今時の会話っぽく頑張っているけど単語や言い回しが微妙に古臭い。年配の男性が書いたのか、と思わず作者プロフィールを確認してしまいました。
そして登場人物は異常者ばかり。主人公や友人、その家族たちも普通でない人ばかり。そりゃーこんな集団じゃ事件は起こるべくして起こるでしょう、と思いながら読んだせいか、全く感情移入できないまま、この人最後死ぬだろうな、と思った通りの人が死ぬ結末へ。
最初から最後まで作り物感が消えずに終わってしまいました。
例えば本格派推理小説は謎解きを楽しむもので、現実ではあり得ないシチュエーションが往々にして許される世界観ですが、同様に物語を楽しむためにこの設定があるのだ、と初めから理解していればもっと楽しく読めたかもしれません。
心構えを間違ってしまいました。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.14:
(5pt)

人生病んでる人この指とーまれ

人生に病んでる人にオススメします。 ただし読んで楽しくなるようなことはないです。 ただ、自分のいる環境が少しましに感じます。 恐怖を感じるほど、櫛木理宇さんの文章力がすごく感じる作品です。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.13:
(3pt)

物足りない

人には知られたくない闇を抱えている4人の女子高生が中心に書かれている物語です。 気分が閉ざされてしまう雪国の冬の話です。 設定はすごくいいと思うのですが、どの伏線も何にも辿り着かずに終わってしまっている感じです。 物足りないのが否めません。 学校では普通にしているのに、決して知られたくないことを抱えていて、その心情などの描写はよく分かるほどなのに、けっきょっくなのも届かないような感じです。 もったいない気がします。 決してつまらない訳ではないのですが、特にお勧めしたいということもないかなと...。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.12:
(4pt)

赤と白の美学

読み終わった後、萩尾望都の「半神」をふと思い出した。百香と京香という双子の関係性はまさに、ユージーとユーシーと相似形だが、2人の存在価値を定めたのは神のいたずらなどではなく、親の身勝手なエゴであるところが残酷で切ない。そして親のエゴに束縛され、追い詰められ身動きが取れなくなっていくのは、小柚子と弥子も同じ。この2人も合わせ鏡のように、ちょっとしたボタンのかけ違いから、心の闇に浸食されていく。

この作品には、母親への歪んだ愛憎と怨嗟が溢れているが、結末はどうあれ、その因果の輪から抜け出すことが出来た人間にとっては、それぞれの選択は“救い”なのだろうなと思う。あまりにも悲しい“救い”ではあるが。ラスト、小柚子という半身への弥子の思いが変わったことをうかがえる描写が痛切。女子ってのは、残酷で現実的な生き物なんだなぁ。

青春小説とは、何も甘酸っぱいエバーグリーンな作品のことだけではない。思春期特有の鬱々とした負の感情とリビドー、自分を取り巻く狭い世界がすべてだと思い込む視野狭窄、そして、必死の自己肯定。私にとってこの作品は、女子高生のリアルで鬱な血みどろ青春群像小説として、心に残る1冊となった。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.11:
(3pt)

これも期待して購入

期待していた内容とは多少違いました。 残念です。 次回作に期待といったところでしょうか。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.10:
(5pt)

新品

とても状態の良い商品でしたので、大切に読ませて頂いております。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936
No.9:
(4pt)

陰鬱な物語に気候がマッチしている

冬は気候環境の厳しい地方都市で、閉塞感を感じながら高校生活を過ごす女子高生たち。 封印したい過去を持つ小柚子や引き籠りの叔父を持つ弥子が、一人の少女との出会いをきっかけに、徐々に崩壊へと向かっていくさまが、淡々としかし狂気を孕みながら語られます。 また、苺実のキャラが強烈です。 読後感も良くなく、ほとんど救いのない結末ですが、印象には残る小説でした。
赤と白 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:赤と白 (集英社文庫)より
4087453936

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!