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(短編集)
ペンギンを愛した容疑者 警視庁総務部動植物管理係
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ペンギンを愛した容疑者 警視庁総務部動植物管理係の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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最初の1巻は楽しかったのですが、3巻までくると、動物が変わっただけで、ほとんど同じような話になっていきます。動物の生態については相変わらずよく調べてあって面白いのですが、もう少し薄巡査と須藤刑事の人間的な葛藤とか描かれていると面白いかも・・。仕事の壁にぶつかって悩むとか・・。2人のプライベートなことがあまりにも出てこないので、シリーズ化するなら、家族とか恋人とか出てきたほうがいいのになぁと思います。あまりにも生活してる人間の感じが出てこないのでそれが残念です。 | ||||
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ペンギンは温暖な土地にも居る?ヤギは紙を食べない?サルの好物はバナナとは限らない? そんな動物らへの思い込みがあっさり覆され,思わず「へぇ」となるシリーズの三作目です. なお,冒頭にはこれまでを振り返るような語りも差し込まれ,ここからでも問題はありません. まず,女性警官と元一課の鬼刑事のデコボココンビに信頼が増してきているのが伺え, 相変わらず会話は噛み合っていませんが,何度かあうんの呼吸も見られるなどなかなか. 特にコンビの存続問題が湧き起こる中,葛藤や嫉妬めいた言動すら見せる男の姿は意外で, 知ってか知らずか変わらぬ彼女と向き合い,互いの意思と感謝を伝え合う最後が印象的です. とはいえ,『いきもの係』を良く思わない内側の敵,さらには男自身の抱える不安など, このまま安泰とはいかなさそうで,ここにきて物語に広がりが出てきたように感じました. ただ,ミステリの部分は,動物の習性や人間の思い込みを活かした謎や展開はもちろん, 容疑者との対峙には読み応えがある一方,唐突や雑に映る場面もあってそこは少し残念で, このほか,一篇目と三篇目でいくつか『被る』点があるように見えたのも引っ掛かりました. また,それまでとはタイトルも違う最後の篇は,への提供作とのことも, 内容については駆け足の展開と併せて,物足りなさと蛇足感を抱くのは否めないところで, 本篇とも言える一つ前で閉じておいた方が,キレイにまとまっていたのではないでしょうか. | ||||
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動物&ミステリー&警察ものが好きな読者には、満足できる短編4作です。 最後のヨウムのお話は、他のアンソロジー単行本で既読ずみなので損した気分。 主人公の2人の人物像を深めることなく、動物アルアルで続けるにはそろそろキツイかも。 本格的にすれば、他者作品「法医昆虫学捜査官」シリーズみたいになるか.. あえてライトノベル感をだしているような作風でいくのでしょう。 でも原作物ドラマとしてテレビが、そろそろ企画としてあげそうかな。 充て役を想像しながら読むのもいい。 | ||||
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