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真犯人
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真犯人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 1~20 1/3ページ
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レビューに長いといった人が多いのですが、単調な捜査が多くて中盤が中だるみします。 むちゃくちゃ犯人を考えてやっぱりそうなのかとわかった時はんーってなりましたが、面白かったです。 | ||||
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この事件が現実に起こったことならかなり驚きだが、小説だからね。どうしても登場人物とか限りがあるし、犯人はこの辺か、とあたりがついてしまうわけです。そうすると事件の真相もあまり意外性が無いんだなぁ。ただ捜査の過程は丁寧に書かれててそこそこ好感は持てた。著者の他も読んでみるかは微妙。 | ||||
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こういう小説ってどんでん返しをやりすぎてつまらないことがあるのだけど…この話は真相を追っていく刑事の執念と追い詰められる犯人の間に人情味がありじわっとくるものがあった。 | ||||
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長い時間をかけて刑事が奔走する様子を細かく描いている。地道な操作の話が淡々と続くが飽きそうで飽きないように展開される。読み切るのに時間が掛かったが捜査を追体験した満足感があった。 | ||||
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私にとっては少し読み辛い文体でした。休憩しながら数日かけて読みました。内容的には、犯行の仮説を3本用意して物語を膨らませた割には地味な着地になった印象を受けました。 | ||||
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不可解な誘拐事件、犯人はなぜ身代金を受け取りに現れなかったのか? 時効までわずかな時間しか残されていない中、特別捜査班の管理官を命じられた重藤警視は、キャリア上司のある思惑によって自分が任命されたことを知りながらも、事件解決に向けて全力を尽くす。個性的な6人の捜査員共々、解明まであと一歩と迫りながら、警察の強引な捜査に対する抗議の遺書を残した被害者祖父の自殺という思わぬ出来事のため、特別捜査班は解散を余儀なくされてしまう。 真相はどこにあるのか?犯人は誰? | ||||
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今年読んだ中で一番と言っていいほど。 淡々と紡がれる乾いた文章には個性的で泥臭い登場人物たちの息遣いが感じられ、事件の結末を知っていてさえその行く末に引き込まれてしまう。 タイトルから本格ミステリかと早とちりして手を出してしまったが、結果的には素晴らしい出会いとなりました | ||||
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この著者の作品は初めて読むのだが文章の感じは松本清張作品に似ている。全体的によく出来た作品ではあるが、何箇所か不自然な点もある。 例えば最初の箇所で、被害者が行方不明になり母親が駐在所に通報したその日の晩に県警が誘拐事件と判断して被害者宅に逆探知装置を設置するのは現実的ではない。通常は家出か行方不明として取り扱われるのではないか。犯人から誘拐した旨の電話がある前に県警が誘拐事件だと判断した根拠は何なのか。それについての説明がない。 また、最終章で犯人が罪を娘に告白する点。普通の親なら秘密は墓場まで持って行くのではなかろうか。 あと、エピローグで6人の刑事のその後を紹介しているが、これは洋画のエンドロールでよく使われているやり方だが、著者はその辺を意識したのだろうか。 とはいえ、なかなかよく出来た作品だと思う。 | ||||
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DVDで観たドラマが良い作品だったので原作も読むことにしました。 ドラマの評価になりますが推理関連のドラマで2回見直したのは初めてです。 結末が分かっていても登場する数人の刑事の捜査にそれぞれに意味があって味があります。 原作はドラマよりもシンプルになっていて無駄がなく、良作です。 犯人が分かっていても再読したくなる、結末に至るまでの過程がよくできている作品だと思います。 | ||||
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ドキドキして面白かったです | ||||
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誘拐犯が身内・・・別の作者の作品にあったような展開。登場する刑事の人数が多く、誰が何を追っているのか、読みながらメモでも取らないと自分の中で混乱してしまう。しかしながら、その混乱が逆に先の話の展開に期待を抱かせるのだから、不思議である。秀逸だったのは一枚の写真から閉ざされていた事件の糸口が発見された場面。玄関に置かれた一足の「白いサンダル」。それは、亡くなった少年と家族の悲哀、そしてこの事件を追っていた刑事達の執念を無言で代弁していた。作品中の時間の経過が、私にはあまりにも長過ぎると感じたのは、それは、まだまだ自分は若いのか・・・正解が見つからない。 | ||||
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テレビで観ると面白いかも知れないが、活字で読むともうひとつ面白味が出てこない | ||||
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まあまあ評価が高かったので読んでみました。 ストーリー自体はまずまずのレベルだとは思うのですが、結論から言うとちょっと期待はずれでした。 刺殺体が発見され聞き込みをしていくと41年前の未解決の誘拐殺人事件に関係がある可能性が出てくる。 そこで当時のことを知っている、時効直前に編成されたマスコミ向けのアリバイ作りともいえる特別捜査班の責任者に話を聞きにいく。 そこで事件発生当時の警察のとんでもない無能さが明らかになる。事件の状況から、身内もしくはある程度身近にいる人間が犯人と思われるのに見当違いの方向を捜査したあげく迷宮入りにしてしまう。 事件から14年後に捜査に当たった特別捜査班の面々は年月の経過による関係者の記憶の風化にもめげず様々な手がかりを発見し、全然関係ない過激派による爆破事件の協力者を逮捕するが、肝心の誘拐殺人事件についてはあと一歩のところまで肉薄するが捜査の中止を余儀なくされてしまう。そしてさらに27年後、ある手がかりから真相が明らかになる、という話です。 事件の14年後や41年後に手に入れた手がかりは、事件発生当時容易に手に入れられたはずのもので、ストーリー自体が当時の警察の途方もない無能さに寄りかかっている点が残念です。 | ||||
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東名高速道路の裾野バス停付近で、高齢男性の遺体が発見された。事件を捜査する静岡県警裾野警察署の日下悟警部補は、被害者・須藤勲の長男・尾畑守が、昭和49年に誘拐死体遺棄事件に巻き込まれていたことを知る。誘拐事件は、時効直前の昭和63年に再捜査が行われていた。日下は、再捜査の陣頭指揮を取った当時の管理官・重藤成一郎元警視に捜査への協力を願い出る。 平成と昭和、時代を越えた刑事たちの熱い思いは「真犯人」に届くのか。二度敗北を喫した静岡県警の意地と矜持を賭けた三度目の捜査が始まる! | ||||
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最後まで引っ張ってくれた。登場人物も1人1人が個性的で存在感がある。読んでいて、まるで捜査本部の一員として、事件を見てしまった。よく練られたよい作品だと思う。 | ||||
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カバーに釣られて読んだが、かなりの読みごたえがあった。 まず、構成がしっかりしている。矛盾点や気になるところもほぼなかったし、構成自体もリアルだった。著者は警察小説でそこまで有名という訳ではないのに、横山秀夫級の作品並にに面白かった。 たった一件の子供の誘拐殺人事件ではあるが、関わった人皆が40年以上も引きずっている人間模様で、ここまで太い作品を書いたのは凄い。 | ||||
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初めて読む作家。 警察小説の面白さを創れる作家がまだいたのだ。 大藪晴彦賞の候補作品。 話の組み立てが巧みで唸る。 殺人事件から過去の誘拐事件へと展開する。 時効間近かに再捜査のため結成された特別捜査班の「筋読み」が物語の骨格となるのだが未解決のまま解散。 その無念を引き継ぐ捜査が続く。 刑事たちの執念の捜査に満足した作品。 | ||||
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全体的に説明臭くて、話自体が全く頭に入ってこない。 いかにも、取材しました的な感じで、イマイチです。 | ||||
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本書はとある誘拐事件を追う刑事達の40年以上に渡る物語である、刑事達の世代は交代するが、犯人、被害者、家族の時は止まったまま動かない。 警察官が一つ一つ緻密に事実を積み上げ事件解決に向かうものの、思う様に進まない捜査、進んでいく時間、真実にたどり着けないもどかしさ、 しかし、年月が経ち思わぬ所から事件が息を吹き返す、先輩刑事の意志を繋いで行く現役の警察官、そしてラストへ。 | ||||
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ストーリーの組み立てや伏線・小道具の使い方もしっかりしており、お金払って読むことに納得感が感じられるコンテンツ。いくつかの筋をそれぞれがそれなりに可能性があるように見せながら、あえて競わせる部分がよかったです。強いて言えば。。。少し物語の世界の狭さが感じられる点、及び随分振りかぶったタイトルの割には普通のミステリーだった点がマイナス部分。 | ||||
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