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真犯人
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真犯人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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途中からそうではないか?と思っていたらやはりそういう結末でした。 著者はストーリーテラーの才能が有り、一気に読み終えました。 川の部分が少しおざなりですかね。 | ||||
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猟奇殺人でもなく、連続殺人でもない。ただ、簡単には事件は解決しない。 警察官たちの真摯な捜査は、長い年月を経て、やっと真実に迫っていく。 地味な事件に見えたが、作品を通して徐々に高まる緊張感がたまらなかった。 地道な捜査をしていく先に、一筋の光が見えてくる過程が非常に面白く、とても楽しかったです。 こういう警察小説が読みたかったです。 | ||||
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刑事たちの執念により、実はこの人が犯人だったのかと分かった時、昨今身内による犯罪を多く耳にするがそれを思い出さずにはいられない思いに至りました。そしてそうなった根本的な原因は、実はどこにあるのか深く考えてしまいます。夫婦の問題なのか、男性の社会的立場による抑圧なのか、家庭の問題とは実はその時代に生きる社会の問題を背景にして起きていると聞くが、他人事と片付けることはできないと思います。そんな深い話を読み応えある書き方で、グイグイ引っ張られていく様は快感でした。 | ||||
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3つの時代にわたり、それぞれの登場人物の群像劇(ちょっと大げさかもしれません)ともいうべきストーリー。事件解決に奔走する刑事らの、自身の進退をも賭けた熱い物語となっております。物語は緻密で丁寧に淡々と描かれており、読み易い部類に入ると思います。ただ、大胆なシーンやハラハラドキドキの大どんでん返しといった内容をお好みの方には物足りなく感じるかもしれません。また実際に起きた事件も登場する(ほんのかする程度ですが)のですが、年齢の若い方はそもそもその事件をご存じないかもしれません。と、いうわけで物語に入り込めるのはやはり年配の方(アラフィフ世代以上の方)には特にお勧めしたいと思います。思わず、そんな事件も当時あったなあとノスタルジーを感じます。(もっともそんな甘い事件ではなかったのですが)そして物語最後を読み終えた後、何か熱いものが込み上げて来る、しっとりとした感動が味わえる作品ではないでしょうか。ちなみにドラマ化もされていますので興味のある方はそちらも視聴なさっては如何でしょうか。 | ||||
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哀愁に満ちた情景が浮かび上がってくる。 40数年の足跡。 縦軸に3つのタイムゾーンでストーリーが展開していく。 事件解決に向けて、汗をかいて、根強く奔走していく刑事たちの姿が映し出されている。 いぶし銀の刑事の面々。 刑事たちの熱き戦いの日々。 筋読みと立証をしてゆく過程がこまめに描写されている。 これに警察の内情が絡み合ってくる。 ところどころに伏線が張ってある。 あとから、その伏線にうなずける。 実にミステリアスで、サスペンスを存分に味わえる。 横山秀夫の「64(ロクヨン)」を彷彿させる味わい。 | ||||
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一気読みでした。ドラマになったそうですね。WOWOWは入会していないので。見てみたくなりました。 | ||||
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CATVのテレビを見てから購入。最後のどんでん返しも見事。 | ||||
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過去の事件をあそこまで説明して、途中でもしかしたらーーー そこまで引っ張って、事件の真相が軽いと自分は感じました。 捜査は凄く緻密で、刑事の感 素晴らしく、捜査というものがこのように緻密に行われていることに驚きました。それゆえの期待かんがあり、故の終わり方がです。 | ||||
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年月をかけて、犯人を追いかけていく。刑事のそれぞれの思い、執念。一気に読みました。 | ||||
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wowowで放送しているドラマの原作。読みたくなりました。小説らしく極端なことはあるけど、わくわく十分楽しめる小説でした。ドラマの俳優さんを思い浮かべながら、読みました。当初の幼児誘拐から始まる部分は自分自身が幼い孫がいるので、「孫から目を離さないように!」と娘にlineしてしまいました。子供、孫にそんなことが起こったら地獄です。こわかった。でも、深い悲しいことが全編に流れてます。 | ||||
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2018年10月現在BSで放送されている連続ドラマの原作。先が知りたくなり一気読みしました。なるほど、そのような展開もあったのかというのが読後感です。 人とのやりとりの中に過去の映像がある、潜在の内在した事実が、その言葉の裏にあること、人は積み上がった経験と記憶の中で生きていることを感じることができるストーリーです。秋の夜長のオススメ。 | ||||
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この作家の小説は初めてでしたが、最後まで面白く読ませていただきました。 過去の事件の詳細が、まるでいま事件を捜査しているかのように臨場感たっぷりに語られます。 終わってみれば、犯行動機や体力的な面に関してあれ?という気がしないでもないので、★-1ですが、 別の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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WOWOW のドラマが始まり、1回目の放送で引き込まれて、次週の放送を待てずに原作を読むことにしました。 一気に最後まで読み終わりました。 考えさせられる内容です。 ドラマでは、骨太俳優陣が見応えのある演技で盛り上げているのがわかります。 | ||||
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本格的な推理小説が好きな方に、これお薦めです。面白いです。 | ||||
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数年前に横山秀夫の「64(ロクヨン)」を読んだあと、最上質の刑事小説(正確には警務小説かも知れない)を読んだという 感動が強く残ったが、この翔田寛の「真犯人」もそれに近い感動を与えてくれる秀作である。平成27年に起きた初老の男 の殺人事件、この被害者が昭和49年に誘拐殺害された5歳児の少年の父親であったことから本書の舞台は41年前に遡る。 ただ、この誘拐殺人事件は、結局解決することなく時効を後1年に控えた昭和63年に、当時の警察の面目維持を目的に特 別捜査班が結成されることになる。そして、重藤管理官のもと、6人の刑事たちが招集され、2人ずつで組んだ彼らの執念 の捜査が、本書の核となる。そして、その二人ずつの刑事たちの「筋読み」を基に捜査が進むが、結果、これも犯人逮捕 には結びつかない。作者は、この本の背景や事件の真相を描くために、この昭和63年における刑事たちの捜査を本書の基 層としている。そして、二つの事件が結びつくことになる平成27年の「解決編」も、今までに散りばめておいた伏線が巧 みに結びつくことで、上質の刑事小説として、また一級のミステリーとして感動を生むラストにまで持っていく。派手なアクションや ヒーローの大活躍があるわけではない。地味な刑事たちの執念の捜査、そして事件に巻き込まれた家族たちの悲劇、感情を抑 えた筆致がそれらを描くことで秀逸な作品が出来上がった。 | ||||
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時間がかかるのと、構成が複雑でさいしょついていけなくて。まんなかあたりかなー、一気に状況が見えて、そこからはラストまで一気に駆け下りれました。ドラマ見て見たいなー | ||||
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それぞれの思惑。 絡み合う人間関係 ストーリーが前後しながら 進みます。 一気に読みました | ||||
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ドラマ化されるということで文庫本が発売され、何気なく購入しましたが(翔田寛さんという方も存じませんでした)、面白かったです。警察小説の王道、という感じでした。 ・昭和49年8月、静岡県で5歳男児が誘拐され、身代金の要求があるも、受け渡しが上手くいかず、その後男児は死体で発見される。 ・昭和63年7月、時効を1年後に控え、静岡県警は再捜査に乗り出すが、ある事情で中断を余儀なくされる。 ・平成27年8月、死亡した男児の父親が静岡県内で殺害される。 というように、話は3つの時代に分かれますが、ややこしさも読みにくさもありません。平成元年下半期の直木賞受賞作を読んでいたので、事件のからくりはなんとなく想像できましたが、それでも十分楽しめましたし、ドラマ化にぴったりの内容だと思いました。 | ||||
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何を書いてもネタバレにつながりそうなので、内容については触れませんが、とにかく面白い。 最初もいいし、中だるみもしないし、ラストはきっちり落としてくれました。 こんな完璧な作品が書ける力量のある作家を知らなかったなんて、今までの人生を損していました。 同じ著者の別の作品もぜひ読んでみたいです。 文句なくおすすめできます。 | ||||
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読み始めはわかりにくかったが 2015年 現在の事件 が 1974年、41年前の誘拐事件未解決 に関係があり 1988年 27年前(その誘拐事件時効直前)に 再調査されるも未解決 という3部構成が入り混じっていることと 刑事たちの個性がわかるとその先はジェットコースター エピローグではちょっと泣けてしまった。 この本を読めて幸せ、と感じ これからこの作者の全作品読んで行こう、とワクワクします。 | ||||
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