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アンブロークンアロー: 戦闘妖精・雪風
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アンブロークンアロー: 戦闘妖精・雪風の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 41~60 3/4ページ
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ペーパーの時から好きでした。 電子書籍で読めるなんて最高です。 | ||||
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コレクションとして購入しました。 気に入ってます。 ・・・・・・。 | ||||
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メカの絡んだSF好きなので、じっくりと読み込ませてくれるこのシリーズ。 正直、続きを絶賛希望中で待ってます。 ついでに実写映画はキャスティングなどにかなり不安…な昨今です。 | ||||
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雪風が幻を見せて、ジャム人間やBAX-4を駆逐するシーンが頭に浮かびました。 内容としては、イメージするのが大変でこの巻は敷居が高いかもです。 ジャムとFAFと地球人、今後どうなるか楽しみですが読む頃にはこの感の内容忘れちゃいそうです… | ||||
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ちょっと期待はずれかな。 さて、自分たちの敵、雪風たちが想定以上に強いのはどうも人間というのがバックにいるからだと気づいた異星体のジャムたち。 ジャムたちは、何とか人間を認知しようとコピー人間を作ったり、自分たちに興味をもって近づいてきた裏切り者の人間 を味方に招きいれ、そのクーデターに協力するまでが前回、前々回までのお話。 今回は今までは物理的な攻撃を試みてきたジャムたちが、今度、趣向を変えて人類とコンピューターたちに トリック戦を仕掛けてみたという話。(ジャムの視点から話すと身も蓋もない。) 現実が流動的であることがギミックであることの多い神林氏の作品に慣れてしまっているせいか、 今回の作品に意外性を感じる事は少ない。 その点ではプロットの妙よりもストーリの進展を期待したいところだったが、別物とは言え、ストーリーはアニメでは 完結しているから、作者としては、そこに比重を置くのは意味がないことなのかもしれない。 今回、主人公、零、雪風をはじめ馴染みの登場人物(?)の心境の描写が成功しているかどうかは、 なんとも言えないのだが、最後のリンジャクスンがジャムへの一撃として誇らしげに 思いっきり手を振っているであろう姿は想像するには難くなく、 それがなぜなのか、気になる人は一読をおすすめする。 | ||||
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他の方も書かれている通り、今作は非常に観念的な展開と記述が続く。 延々と続く。読んでいるうちに誰がどれでなにが何処なのかわからなくなってくる。 これを「登場人物として」読んでしまうと、ジャムの策略にはまりジャムと戦うことに飽きて(本を投げ出して)しまうかもしれない。 それでは、これは誰の視点なのか。 自分はリン・ジャクスンとして読むことをお勧めする。 リン・ジャクスンはジャーナリストである。 地球で唯一、ジャムの脅威を認識している。現在はフェアリイ星に場所を限定され、FAFだけが戦っているジャムは地球人類全ての敵である。地球人がその脅威を忘れればいずれ戦闘空域は地球にまで迫るだろう。だが、彼女以外の地球人はそれを知らない。 従って、彼女は今現在ジャムの脅威を地球全体に知らしめることによってジャムと戦っている。いまだにFAFはジャムとの戦闘を行っていることを思い出させ、地球人として戦うことのできる戦場を用意しようとしている。 そのために彼女はFAFとジャムとの生存競争を地球人として外側から観察している。 しかし、我々は彼女よりもよりジャムに近いところにいる。ジャムと直接戦う人間たちが攻撃を受けた状態を間近で観察することができる。 今作では様々な人物からの情報が集まってくる。 ジャムと接触した者、内通した者、ジャムを分析した者、様々な生存戦略があり各自の認識には矛盾もある。 人間と機械の両方に欺瞞情報が流され、認識を撹乱され、心理戦を強いられている。 だが、それらはすべて断片である。 リン・ジャクスンならジャーナリストとしてそれを俯瞰するはずだ。 その視点で今作を読むことができれば、ジャムから地球人類への宣戦布告を受け取ることに成功するのではないだろうか。 これは世界初の地球人によるジャムの接触レポートである。そう読むと最後の一文に震えがくる。 しかし前作2冊と比べるとドキドキ感が無いので星はふたつ。 | ||||
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三つの観測者からの独立した報告によって客観的な世界が形成される。 わたしとあなたともう一人の誰か。 操縦士と航空機とジャーナリスト。 多視点からのパッチワーク的描写の積み重ねと弁証法による重厚で観念的な文章がひたすら続き、最後の最後になってついに雪風とその分身はラムジェットを最大戦速で噴射します。 「ふるさと」を確定するために。 その美しさはまさにハードSFの結晶。 | ||||
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前二作を読んだ上で。 読んでないと分かりません。 また、『グッドラック』を最後まで読んだら、 これを読まずには居れません。 三作中、最大難易度かなと思います。 これがジャム、これが雪風、といったところでしょうか。 個人的には1番好きです。 ジャムとの最終決戦が始まるわけで、勝手に完結編かなと思ってましたが、 まだ決戦の始まり、です。 ここからが本番。 「来るべき対話」ですね。 どっかで聞いちゃってますが。 でも雪風の方が先ですから! 次はまた10年後でしょうか?待つしかないっすね。 | ||||
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前2冊に比べて空中戦よりも零を始めとした人物の考えを描く場面が遥かに多いです フェアリィ基地におけるロンバートの反乱、ジャムによる゙リアル世界゙攻撃 それを掻い潜ろうとする零と雪風の行動と結果 初見の方は意味が分からないと思うので前作を読んでから、前作を読んだ方はもちろん読んでいただきたい そういう自分は出たの知ったの割りと最近ですが(笑) | ||||
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人気シリーズの三作めなので、決して本作から読まないように。 戦闘機の出てくる名作マンガ「エリア88」のような空船シーン満載のアクション巨編を期待するとがっかりするでしょう。 もともと理屈っぽいシリーズでしたが、3作目は存在とは何か、現実とは何かといった感じの問答が延々続きます。 エンターテイメント作品としての限界を超えているような気もしますが、第1作、2作を読んでついてきた人を想定読者に絞って書いているのでしょうから、許されるのでしょう。 なんだかんだ書いていますが、続編を読んでみたい気がします。 | ||||
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今回メインとなるのは空戦ではなく、情報戦。 しかも、哲学的・観念的な内容が延々と続くので、 そういうのがダメな人は避けたほうがよいかも。 人間は戦闘知性体を認識できるが、ジャムを認識できない。 ジャムは戦闘知性体を認識できるが、人間を認識できない。 戦闘知性体は人間もジャムも認識できる。 ならば、戦闘知性体の視点で見れば人間(ジャム)を認識できるのでないか──。 と、いうような話が続きます。 当然、こういった話は人によって好き嫌いがあると思いますので、 参考までに。 | ||||
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前の二巻を読んで、続きが気になって仕方なかった私は、発売日に本屋に走しりました。冗談抜きで学校の帰りに本当に走りました。 帰り道、読みながらバスに乗って帰っているとバスを乗り過ごしてしまい「くそう、神林長平め。」と思ってしまいました。 まぁ、それだけのめり込める作品ということなのです。 三日ぐらいかけて読了し、その日は、ラストの美しさを噛み締めながら眠ったのを憶えています。 そして二度読むと、力強さを感じました。これは強く、美しい物語なのだと思いました。 哲学的で、難解な部分も多いのですが、それでいてエンターテイメント作品的でもあるという不思議な作品です。 続編が楽しみでなりません。 | ||||
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ついにジャムが本性を表した! その脅威は読者に判断していただくとして。 個人的にこういう話なら雪風シリーズじゃなくてもいいなぁ、と。 同じ思いをしている人は多いみたい。 空軍基地で展開する典型的なPKディック的展望というか。 | ||||
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アニメ版に衝撃を受け、原作を読み始めました。神林先生他作品は未読です m(_ _)m。 古典ミステリーには「読者への挑戦状」というパターンがありますが、 読後、思わずこの作品自体が、神林長平のPNを被ったロンバート大佐からの (そして人間世界に接触するための触媒として、彼を利用しているジャムからの) 読者、そして人間的自覚世界への宣戦布告状なのかという感触を抱きました。 内容は私には要約不可能な難しさで、 以前に禅問答や不確定性原理(のさわり)で悩んだ経験を思い出しました。 この緻密な物語を10年かけて織り上げた神林先生の、作家の業としか言いようのないものに屈服したい方はぜひどうぞ。 | ||||
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神林ファンの方には言うまでもないことですが、神林作品を読んだことがない方の為に・・・ 他の方々が書かれいているように、いきなり「アンブロークン アロー」を読んではいけません。 まずは一作目の「戦闘妖精・雪風<改>」を読んでください。これはかなり読みやすいです。 しかし二作目の「グッドラック」になると急に手強くなります(本作ほどではありませんが)。 できれば初期の神林作品を何冊か読んで、神林ワールドに慣れた方が良いです。 個人的には「七胴落とし」をお薦めします。作家を職業とする作者が否応なく向き合わなければ ならない「言葉の限界」を、その作品の中で見事に描いた初期の傑作です。 神林長平という作家は、その作品の多くで「言葉」と、それによって表される「世界観」を テーマに選んでいます。巧みな「言葉」でつづられた作品の中の「世界観」を貫く、隠された ロジックを読み解く。これこそが神林作品を読む醍醐味です。これを理解できるかできないかで、 神林作品の評価は全く変わってしまいます。本作も例外ではありません。 ですから、神林初心者には、まずは初期の作品を読んで欲しいのです。夏目漱石を人に薦めるとき、 普通は「坊ちゃん」、「吾輩は猫である」か「三四郎」を最初に薦めるでしょう。いきなり「こヽろ」や 「明暗」を薦める人はいないでしょう。それと同じです。 まあ、このページを閲覧する人のほとんどは、神林ファンでしょうけど(苦笑)。 | ||||
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雪風は前作2巻、コミックス、DVD、他・・・ 色々集めるほどのファンですが、 いやぁこれは・・・読んでてホントにシビレました。 ロンバート、リン、フォス、クーリィ、ブッカー、そして澪、 あらゆる人達の目線から、話は進んで行くのですが、 読むほどに、進むほどに・・・背景等はよくわかっていて読んでいるのに 私の頭は、混乱する一方。 いつ、どこで、誰と誰が、何を、どうして??? 時間も場所も人物も、何が本物?どれが偽物??? SF戦闘機アクション?でもなく、哲学書か?・・・いや、違う。 自身の読解力の無さをも思い知らされた、というか・・・ 混乱とモヤモヤは、結局ほとんど最後まで続いて行き、ジリジリした気分のまま 残すところ、あと3ページ・・・ そこでやっと、澪が、雪風が、ワクワクするようなシーンを見せてくれて救われました。 いやぁ・・・疲れた。もう、ホントに疲れた。 これを描かれた「神林長平」こそが ジャムかもしれない。と、今回は本気で思った。 | ||||
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空戦描写は少なく、各キャラクターの主観が入れ替わりながらストーリーが展開していくなど前作よりかなり難解。 何度か読み直す必要がありそう。 難解な分情報量が多く、長く楽しめそう。 ストーリーは次回作への繋ぎといった感じで決着はしていない。 | ||||
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自己とは何か、を考えさせられる神林ワールド全開です。 哲学書のような雰囲気。 「膚の下」の雪風版に感じました。 零の精神的な成長は、自分にも何か気付かさせられる。 あな魂と合わせて読むとワールドに引き込まれていくかも… 前作のような空中戦のテンポはあまりないので、それを期待すると挫折します。 なので★4つ。 | ||||
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《戦闘妖精・雪風 》シリーズ第三弾。 内容が前2作の完全な続きであり、その内容を知っていることが前提であること、 前2作でもそのケがあったが今作はそれ以上に観念的というか、 そういう感じであること(うまく表現できません(汗)、神林ワールドとでも 言えばいいのか?)から、 読む人を選びそう。 逆に言えば、前2作を読んでおり、神林ワールドを理解できる、 あるいは理解はできなくても雰囲気を楽しむことができれば 面白いといえそうです。 #ちなみにわたしは雰囲気を楽しんだほうです(苦笑) んで、ちょいと疑問点? 「グッドラック」では特殊戦機が何機か墜ちているとおもったんだけど ここでは全機健在になっている。 #レイフ撃墜については誤認だったと言及されていますが #他にも2機ほど墜ちたような・・・・ #直接の描写じゃなくて伝聞だったのでそちらも誤認ということにするのかな やはり間隔があいてしまうといろいろと矛盾が出てしまうんでしょうか(汗) #第一作も〈改〉が出たし がんばって、間隔をあけずに次作をお願いしたいもんです | ||||
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毎巻違う戦場を見せてくれる雪風。 今回の新巻も非常に楽しく読ませて頂きました。 「グッドラック」の直接的な続編となっていて、今回は全編ジャムとの戦いとなります。 休息のない熾烈な戦い。 ただ、いわゆるドンパチではなく、 戦いのステージはジャムと人類の直接的エンゲージポイントとなる思考と認識の世界へ。 「人間が見えないジャム」「ジャムが見えない人間」 その両者の狭間に立つ”ジャムになった男”ロンバート大佐がキーマンとなります。 今回はアニメ版への返歌と思われる描写が散見されるのもニヤリとするポイント。 物語の必然上、登場キャラクターのディテールが深まり(というか暴露され)、意外な人間性が明らかになるのも面白い。 肝心の雪風は(人間達があっけにとられてる間)獅子奮迅の働きを見せてくれます。 実はこれまでで一番働いてるかも? とにかく、これまでで一番表情豊かなのは間違いないでしょう。 序盤、なんか冗長な部分が多いな〜と思っていたのですが伏線でした。 まんまと著者の思うツボ。 まいりました神林先生。 | ||||
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