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アンブロークンアロー: 戦闘妖精・雪風
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アンブロークンアロー: 戦闘妖精・雪風の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 1~20 1/3ページ
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読んでいて頭のが混乱した。読み終わったても混乱は収まらない。まるで夢を見ているような展開。 しかし夢を見ているとき夢の中の出来事は混乱せず受け入れることができる。なぜだろう?夢は言語化されていない無意識の状態だからなのかもしれないから? 「胡蝶の夢」は現実に相対しているかに見えるものは、人間の「知」が生み出した結果であり、荘子はそれを「ただの見せかけに過ぎない」という。 ジャムとは人間の「知」が見せる幻なのか?それとも意識の無い機械知性体の「知」が見ているリアル世界なのか?想像するだけで楽しい。 | ||||
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シリーズ開始からもうすぐ40周年、自分が初めて読んで神林ファンになってから35年が経ちました。 このたび電子版として携帯したくなり再購入、今読み返しても本当に面白いですね。 本巻は、神林先生の真骨頂、観念ワールド全開でとっつきづらく感じるかもしれませんが、ファン/中毒患者にはコレがイイんですねぇ! 連載時の興奮がよみがえります。 | ||||
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説明通り読んだあとのない良い状態でした | ||||
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物語の底流を為すのは雪風の視点から見た意識空間、仮想空間、実空間における深井大尉、 桂城少尉、ブッカー少佐等の人間達と言う実在をどう解釈するかです。それ故ジャム、FAFの 戦術/戦略コンピュータ群、雪風は余り前面に出てきません。戦闘シーンもあるのですが、 仮想空間で行われている場面が多く、どんどんシチュエーションが遷移していくので筋を 追うのが大変です。 また人間達の会話もある場面では哲学的、別の場面では神経学的、時には量子力学まで引用 して繰り広げられて行きます。著者は正体不明のジャムがどのように人間に対して戦いを 挑んでいるのか、少しでも明らかにしようとしていますが、理解するのが難しいと感じます。 ストーリーの結末を知りたくて読み進めましたが、結局曖昧なままで終わっていました。 この調子では4巻目の「アグレッサーズ」でも結末が見えないかもしれないと思えてきました。 | ||||
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sili, alexa, google に意識はあるのか?みたいな問を見かけます。人間と同じ意識を持つ可能性は低いのですが、問題は、意識の在り方は人間の方法が唯一なのかどうか。 この本では人間とは異なる計算機ベースの意識の持ち方が考察されています。そもそも痛い、死ぬといった感覚、状態があるには、動物特有で、落葉樹の「痛い」は動物とは別そうで、バックアップを取れる計算機の死は動物、植物とは違います。動物でも、1つの脳で処理を行う哺乳類と、分散構造を持つタコでは意識は違いそうです。 例えば、顔認識アプリ。時々起動されて、背景を無視して顔を認識する。背景を多少見たとしても、レンズから見える景色も時間も飛ぼ飛びで、知らない顔は全部ひとまとめ。Siliであれば、Siliに繋がらない機器、ものは全部存在しないも同じ。というのが計算機システムの日常です。 本書にあるような時間に対する非順序性は、ちょっと違う気がします。写真の画像データでも撮影時期、場所などのメタデータが追加されているのは普通だし、データ処理には順序がある。データ間に依存性があれば、時間順序はある。アレが原因で、ソレが起こって、コレは起こらなかった。みたいな感じであれば順序はある。 | ||||
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AIをテーマにした時代先取り小説やと思います。 | ||||
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けど、一歩間違えば理屈っぽい。 心理戦の世界やなぁ〜。 だけど、やっぱ、ハマりました! | ||||
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日経ビジネスの池田直渡さんの記事にほんのちょっと書いてあって、気になって買ってみました。 全3巻、この世界観に引き込まれていき、後になるほど面白い作品でした。 加筆されているとはいえ、30年以上前の作品とは思えません。ネットワーク上の神秘と戦う地球人という発想の凄さによるSFとしての面白さもさることながら、人間の思考とは何か、意識とは何かを改めて考えさせられる作品で、ビジネスのヒントまでもらった気がしました。 戦闘メカものを期待して読む人には合わないと思います。 | ||||
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失速はしているが、 最後の場面の爽快感が素晴らしい。 | ||||
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もともと大ファンなので、購入しそこなっていた物をやっと手にいれたのでレビューの対象になりません。 | ||||
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SF小説・・・のハズです(苦笑) いや,SFで哲学的な議論が続いてはいけないなどという決まりも何もないので,問題は無いのですが・・・話の流れの理解には結構手間取っています。 これで「つまらない」と感じるなら放り出せば済むので,それはそれで楽なのでしょうが,そうでないから何とか「何がどうなっているのか」を理解しようと頭を働かせるハメになっています。 | ||||
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雪風の世界観を紹介する『戦闘妖精・雪風』、零の内面の変遷とAIとの生物学的共存を描いた『グッドラック戦闘妖精・雪風』。そして本作はそこから人間の認知能力と世界の真理に踏み込んだ作品である。 言うなれば今作はSF版『不思議の国のアリス』である。『アリス』は原文だと文面に書かれたことが文字通りに展開される言葉遊びが多用されており、そのことから「アリスは論理学だ」という主張は一部で有名である。 今回の雪風はそれをシュレディンガーの猫理論などを用いて上手くSF風に解釈していると思う。我々の見ている現実は本当に「現実」なのか?認知によってバイアスが掛かっているだけなのでは? これを読んだ後はしばらく胡蝶の夢を見ているような気分になるのは請け合い。 それより神林さん、続編まだっすかね。 | ||||
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PanPanPan, code U uniform | ||||
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アニメより断然小説の方が面白く感じました。独特の世界観のため単語など知らないものも多いですが、結構覚えやすかったので一気に読めてしまいました! | ||||
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神林長平の作品は、単純なSFではなく、いろいろと心理的に考えさせられるのが面白い 好き嫌いはハッキリ別れると思うけど | ||||
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日本SFを代表する作家宇神林長平のライフワーク「戦闘妖精・雪風」シリーズ3作目で、初代「戦闘妖精・雪風」から30年掛けて到達した最新作。私はデビュー時からのファンだけど、理系的な機械フェチと文系的な「言葉」へのこだわりが彼の特徴で、戦闘機である雪風が人格らしきものを備えて、全く未知の外敵「ジャム」と死闘を繰り広げるこのシリーズは神林長平の真骨頂と言える。 前作もそうだったが、今作も戦闘シーンそっちのけで延々と対話劇が続き、その内容はほとんど哲学的で難解。が、神林長平の凄い所は小説としての見せ場を最後に持って来る巧みさ。一言で言えばカッコイイのである。前作ではジャムの敵機が無j数にひしめく上空に高速で上昇していく雪風の勇姿であり、まるで「燃えよ剣」で大軍の敵に一人切り込んで散った土方歳三みたいだと私は感想を書いた。今作のクライマックス、次の一文にも私は鳥肌が立った。 おれは人間だ。これが人間だ。わかったか、ジャム。 まあ、これだけ見てもナンノコッチャかも知れないが。ともあれ、デビュー以来常に日本SFのフロントランナーであり続ける神林長平。「戦闘妖精・雪風」シリーズは、今巻でようやくジャムが地球に宣戦布告した、と言う所なので当然続編が予定されている。これまでのペースで行くと次は10年後なんだけど・・・私より10歳年長の作者なので是非間隔を狭めて欲しいものだ。 | ||||
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いつもの神林でした。 特に今回は思索に耽る場面が多くいつにも増して長々と考察していたように思います。 集中力と時間があるときに読むと良いです。 | ||||
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戦闘は次号に期待ですね。 地球外の機械生命体ともよべるジャムとの 戦いが進む中で謎が謎を呼びます。 | ||||
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タイトルの理由で-1、哲学は嫌いじゃないけどね 一風変わった戦闘でした。 こういうのもあるんだとは思わされたが映像化を念頭にいれると、あまり向いてないかもしれない | ||||
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アニメ経由で、雪風の小説を読みはじめました。 アニメが完結した時、モヤモヤとしたものを、このお話を読むことで理解するために必要なヒントもらった感覚でした。 テレビドラマで生まれつき目の見えない子供の母親が夜空に浮かぶ月を説明することができないと言ってたのを思いだしました。 自分が認識しているものが絶対なものだと、共通だと勘違いしてはいけないんですね。 自分が見ている物の形も色も、常識というルールも、価値観も他人と同じ訳ではないと。 雪風がレイ宛にディスプレイに映した言葉が一番のテーマなんだと最後に感じました。 | ||||
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