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探偵は吹雪の果てに
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探偵は吹雪の果てにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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シリーズでありながら、 少しブランクを置いて、 再開したその1作目。 30代前半だった主人公は、 いきなり、45歳になっていました。 そして、時代は現代。 相変わらず、 微妙にがさつで、 下品な雰囲気があり、 その辺は変わらない。 スマートさを、わざと排除している感じ。 年相応に老けていて、 でも、正義感は健在。 今回は、 いきなりナイフで刺されて入院した先で、 昔の恋人で再会する。 年上の彼女に託されたことを実行するため、 小さな町へと向かう。 想像以上に閉鎖的な町で孤立してしまい、 命の危険を感じることになる。 言わば、探偵対町の人々、 ともいえる。 推理の要素は薄く、 ひねった展開でもないのだが、 ラストにちょっとした仕掛けが残されている。 シリーズの前半よりも、 このシリーズのが、 なんとなく好きかな。 情けなさが倍増していて。 ただ、やはり、汚い罵倒や、表現は、 好きになれないけど。 | ||||
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せつなく、そしてコメディタッチなハードボイルド作品。場当たり的な展開は否めないが、それなりに筋が通っており世界観は成り立っている。 | ||||
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東さんの小説を読むと、自分が札幌にいた頃を思い出す。だから、多少点が甘くなってしまうきらいがあるが、今回は「最高傑作」の謳い文句に、かなりの期待を持っていたので、あえてこの点数にする。裏切られた、という訳ではないのだけど。個人的には「消えた少年」がベストだと思う。次に「ひとりぼっち」が来る。本作は、ちょっと説明に不十分なところがあるように思うのだが、どうだろう。「俺」がわからない事は、そのまま「わからない」で終わってしまっていて、「そもそも、どうしてこの人は事件に介入したのだろう」とか、他にも、書いたらちょっと読めなくなってしまいそうな疑問が二、三残る。とは言え、「俺」があちらこちらで交わす、会話の可笑しさだったり、彼の独創的な主義だったり、時間を経て変わったものだったりと、シリーズをずっと読み続けている人には、たまらない部分はしっかりと残っている。高田がもっと登場してくれたらなぁ、などと言うのは無理な話か。 | ||||
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