古傷
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北海道を旅行するたびここが舞台だなんて思いながら愛読しています。 | ||||
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幇間探偵・法間謙一を主人公にした探偵小説の『傑作(裏表紙の作品紹介による)』なそうだ。 個人的には、軽過ぎてつまらなかったのだが。 | ||||
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東直己さんの著作は、ススキノ探偵シリーズを全巻よみ、新刊が出ないため、シリーズ以外も読み始めました。 本作は、ススキノ探偵シリーズに比べ、疾走感がなく、キャラも立ってない気がします。 ススキノ探偵シリーズの新刊を望みます! | ||||
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本作は、主人公の私立探偵法間が、街の大立者垣根より、文筆家の岩井について、信頼できる人物か調査してほしいという依頼を受けることから始まる。 垣根が自叙伝の執筆を考えているためだ。 法間と周囲の人たちとの会話がスピーディーかつユーモアに溢れているため、重い話題でも暗い気分にはならない。 しかし、物語は、法間と岩井が執筆準備をしている段階で終わってしまう。 もし、戦後史の闇を描きたかったのであれば、戦後の混乱期に何があったかがほとんど触れられていない。 一人の老人が秘密を抱えたまま亡くなっていくことを描きたかったのであれば、もっと垣根自身のことや垣根の家族のことを描くべきだと思う。 エンターテイメントとしては文句なく面白い。 ただ、話が中途半端になってしまったように感じる。 | ||||
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東直己の最新作は文庫書き下ろし。 「古傷」は私立探偵・法間謙一が主人公の中篇。 法間はもちろん(のりま)と読むのだけれど (ほうかん)と呼ばれることの方が多い。 というのもまさに幇間並みの「よいしょ名人」だからである。 出会う人間のありとあらゆる部分を褒めまくり、相手をいい気分にさせて、仕事を進めていくのである。 もう一つ、法間の得意芸がブランドに詳しいことで、 特に相手が女性だと、この特殊能力が威力を発揮するのである。 ねえ。 「グロッセ」に「アッチェント」、「ラ・スクワドラ」に「デッチマ」、挙句の果てが「ウルスラ・コンツェン」なんざ、分かりますか? どうやらすべて女性向けのファッション・ブランドらしいんだけど、 相対する女性の服装やアクセサリーを一目で見切って、 即座に褒めまくる、というのが法間の手なんですね。 いや、ホントに。全部知りませんでしたよ、ワタシは。 ようやく、「エトロ」あたりで知っていた程度。 東さんもキチンと取材なさってますなあ。素晴らしい。 非才な当方には眩しくっていけませんや。 って、口調が移っちまったよ。 軽ぁるく、2時間で読みきれる分量ですが、お買い得じゃあないでしょうか。 | ||||
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