残光



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初公開日(参考)2000年08月
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長編小説

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残光 (ハルキ文庫)

2003年08月15日 残光 (ハルキ文庫)

抗いきれぬ宿命ならば、恐れるものは何もない。男は再び札幌へ戻った。すべてを敵にまわし、守るもののために―感動の書き下ろし長篇ハードボイルド。(「BOOK」データベースより)




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残光の総合評価:7.07/10点レビュー 15件。Cランク


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No.15:
(4pt)

大風呂敷

裏にある犯罪の風呂敷を広げ過ぎた感があるが、前作以上に最後まで楽しめた。でも結末はどうなんだろう。謙三が活躍して終わった方がらしくていいと思ったが。
残光 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.14:
(2pt)

「徒党を組まなければ、なにもできない」

人目を避けて山奥でひっそりと暮らす元始末屋が、かつての恋人の息子を救うべく再び行動を開始する、という想定。日本推理作家協会賞受賞の傑作長編ハードボイルドである。著者は「探偵はバーにいる」で知られる東直己。
 冒頭、主人公は時間が無いので手っ取り早くアシを確保するため、チンピラが乗る車にいちゃもんを付けて下りてきたところを暴行、クルマを強奪。そのクルマがチャラくてみっともないので、行きがかりに見かけた普通のクルマを盗む、という行為を続けざまに2回。盗難車両のハシゴで足取りをごまかし、とにかく大急ぎで元恋人の息子の救出に向かう。と、このあたりは、娘を誘拐した犯人一味に驚異的な速さで迫る元工作員の父親を描いた映画「96時間」のようなスピード感だが、本書の主人公はワルです。「罪のない善良な市民」に暴力をふるったり金品を強奪したり、容赦が無い。
 さて、本書には警察官僚が登場する。自分たちの派閥の勢力を拡大することと、対立する派閥を抑えることのみが関心のすべてという人々に囲まれ、誰それと誰それが会っていた、誰それがこれこれのことを話していた、などといった話題に徹頭徹尾終始する「オヤジ」たちにうんざりしている。そして、権力の中枢に位置していながら独りでは何もできないことに気付き、絶望している。彼いわく、「ひとりでは、なにもできない。徒党を組まなければ、なにもできない」
 確かに読みごたえがあって面白いと思うが、汚職警官たちの行動が突拍子も無いというか、荒唐無稽というか、あまりに現実離れしている印象を受ける。汚職警官たちの悪行の数々を描くにしても、もう少し現実にありそうな描き方があるのではないか、と思う。後半は自暴自棄になって暴走している様子が顕著であり、犯罪者の描き方としては低レベルと言え、非常に残念。理知的な犯罪者を期待してしまうという個人的好みの問題なのかもしれないが。
 ちなみに、東直己の他作品は読んでいないので、本書で描かれていないエピソードや登場人物の絡みなどについては当然触れないが、本書の印象からすると他作品も読んでみようという気には…、という読後感。結局はやはり好みの問題かなぁ。
残光 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.13:
(1pt)

私には合いませんでした。

著者の作品は初めて読みました。
そのせいか、登場人物についての人物像や背景がわかりづらく、とっつきにくかったです。
「フリージア」やススキノ探偵シリーズを読んでからなら、物語に入りやすいと思います。
私個人としては、面白い本というのは、「関連作品を読まずに、単品で読んでも、面白い」という本だと思っています。
そういった意味では、期待外れの作品でした。また、関連作品も読もうという気持ちにはならなかったです。
残光 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.12:
(4pt)

面白い!

凄腕の始末屋として恐れられた榊原健三は、今までは人目を避けて山奥で暮らしていた。ある日、山を下りた彼の目に飛び込んできたのは、テレビに映ったかつての恋人・多恵子の姿だった―――。事件に巻き込まれた多恵子の息子を救うべく、健三は単身札幌へと向かう。だが、彼女の息子が巻き込まれたのは、単なる人質事件ではなかった・・・・・。 第54回日本推理作家協会賞を受賞した傑作長編ハードボイルド。
残光 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:残光 (ハルキ文庫)より
4758430616
No.11:
(4pt)

どうしても<俺>中心で読んでしまう、私…

2000年発表の本作品は、著者の作品としては一番有名な、<ススキノ探偵シリーズ>(以下、<ススキノ>と称す)とは別の、<榊原健三シリーズ>第2作とのこと。
第1作は、未読であったが、第54回日本推理作家協会賞受賞作ということで、手に取ってみたものです。

全体的な印象としては、<俺>を主人公とした<ススキノ>の番外編というイメージを抱きました。
<ススキノ>の<俺>は、本作品でも、「便利屋」として登場します。
<ススキノ>を第10作まで読んでいる自分としては、どうしても<俺>の活躍が気になってしまいました。

興味深かったのは、<ススキノ>の第5作「探偵はひとりぼっち」の発表が1998年、その次の第6作「探偵は吹雪の果てに」の発表が2001年で、本作品は、その2作の中間に書かれているということ。

じつは、<ススキノ>の<俺>は、第5作と第6作では、(ある理由から)イメージをがらりと変えています。つまり、本作品は、そのイメージチェンジ途上の<俺>が描かれている作品、ということになります。

「榊原健三」が主人公の作品なのに、<俺>のことばかりになってしまって、申し訳ありません。
でも、それには理由があって、第2作から読んでしまったことから、「榊原健三」の人物設定が、いまひとつ頭の中に入ってこなかったのです。
現在は堅気の元ヤクザという表面的なことは分かるのですが…。

−−と、いう訳で、本作品は、変わっていく<俺>を三人称視点で楽しめた、という意味で、★4つとしました(やはり、自分の好みは<ススキノ>の方ってことかも…。)
残光 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:残光 (ハルキ文庫)より
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