探偵、暁に走る



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

5.67pt (10max) / 3件

Amazon平均点

3.67pt ( 5max) / 6件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

5.00pt

49.00pt

22.50pt

10.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2007年11月
分類

長編小説

閲覧回数2,220回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数4

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)

2007年11月01日 探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)

地下鉄で乗客とトラブルになりかけていたところをとりなしたのがきっかけで、「俺」はイラストレイターの近藤と飲み友だちになった。その近藤が、深夜のさびれかけた商店街で何者かに刺されて死んだ。彼はなぜ殺されたのか?友の無念を晴らすべく、「俺」は一人で調査を開始する。やがて事件の背後に、振り込め詐欺グループ、得体の知れぬ産廃業者らの存在が…札幌の街を、孤高の「ススキノ探偵」がいく。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

探偵、暁に走るの総合評価:7.43/10点レビュー 7件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

いろいろとアラフィフになった「俺」

「ススキノ探偵」シリーズの第8作。50代に突入した「俺」が、知り合ったばかりの友人たちのために単身で暴れまくる、痛快ハードボイルドである。
地下鉄の中で酔っ払って喧嘩しているのを助けたのが縁で仲良くなった「俺」とイラストレーターの近藤は、二人で立ち飲みしていて近藤のファンだという老婆に出会った。痴呆の兆しが見える老婆を気遣った二人は、老婆を送る届けようとして地下鉄のホームに立ったとき、いきなり老婆が線路に飛び降りた。すぐさま近藤が線路に降り、老婆を助けた二人は一躍地元のヒーローになった。そんなこともあって飲み友達となった近藤が、真夜中の駐輪場で刺殺されるという時間が発生した。日ごろからトラブルを招き勝ちな近藤だったが、事件の状況に納得がいかない「俺」は誰に頼まれた訳でもなく、近藤のために、自分のために調査を開始する。すると何ものかが尾行に付き、突然襲撃された・・・。
ついに50代になった「俺」の、生活スタイルは全く変わっていないものの、体を始めいろいろと老いが忍び寄って来ているようで、感情の揺れが大きくなっているのが味わい深い。また、社会全体の精神的退行、馬鹿な若者や自律していない大人たちへの怒りが一層強く、直接的になっているところも「俺」が歳をとってきたことがうかがえる。あらゆる意味で、ススキノ探偵シリーズは円熟して来たのだろう。
シリーズ読者には文句無しに楽しめる作品としてオススメ。日本のハードボイルドもののファンにもオススメしたい。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(4pt)

よかった

新刊を買うのは高いのでこれで十分です。これからもよろしくどうぞよろしくお願いします。
探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152088710
No.5:
(1pt)

札幌在住という理由だけで読む

読者は札幌在住で作者と飲みに行ったことありますが、つまらないひと。
作品内容も小さくてくだらない。
登場人物に言いたいこと言わせてるけど、本当にくだらない。

どこで何を食べて、何を飲んだということが延々書かれてあるという印象しかない。
だからなんなの?
よく facebook にランチの写真を載せて「うまい」とか書いてるひとがいるけれど、それを延々読まされている感じ。

本人が「執筆はうんこするのと一緒」と言っていたのが忘れられない。
なるほどね。
探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152088710
No.4:
(4pt)

500ページの長編

500ページの長編もの。しっかりとしたストーリー展開に物語を彩るキャラクターたち。映画の次作にもぴったりの作品だった。
探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152088710
No.3:
(5pt)

積極的に良い意味でマンネリ!

札幌在住作家・東直己の「名無しの便利屋」シリーズ。東ファンには堪らないが、そうでない人たちには何でもないのかも。東直己さんの描く、パラレルワールド札幌は、完全に有機増殖を始めてて、この「名無しの便利屋」シリーズだけでなく、畝原シリーズや高校生が主人公の「ハーフ・ボイルド」シリーズそれぞれの関連性が濃くなっているようです。今回もつい先だっての畝原シリーズ「挑発者」に出てきた老婆のやってる蕎麦屋が出てきたりしたし。もはや、事件の展開や犯人の推理を楽しむのではなくて、登場人物たちの言動や行動、あるいは考え方(思想までは行かないけどね)を楽しむためのシリーズ・ミステリーという様相です。まあ、東さんは一貫して、北海道警の悪行とか、若いチンピラや不良少女の素行とか、あの胡散臭いソーラン踊りの連中だとかに対する批判を書いているんだけど、そのあたりは大切にしたいと思います。ま、しかし、2ちゃんねるのような掲示板への若いバカ者の書き込みあたりのパスティーシュが、とてもリアルですね。東さんも相当ネット見てると思いました。
探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152088710
No.2:
(4pt)

なかなか面白かった

かなりの長編であるが、なかなか面白かった。内容的には、知り合いを殺された探偵が犯人を捜すという単純なものであるが、軽妙洒脱や会話や、心底恐ろしくなる命の遣り取り等が飽きずにページを捲らせてくれる。相田や桐原等恒例のメンバーも登場するので、ファンも安心して読める。「挑発者」がイマイチだったので心配だったが、本作は面白かった。
探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)Amazon書評・レビュー:探偵、暁に走る (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152088710



その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク