■スポンサードリンク


メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官の評価: 4.25/5点 レビュー 24件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

相変わらず面白い

スカーペッタやCSIでも死亡推定に虫が登場しますがあくまで脇役…
メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)より
4062938227
No.1:
(3pt)

突き詰めた人間の正気と狂気

バラバラ遺体の死亡推定日時を巡り,その見解が分かれるところから始まる今回の事件.
まず,いつも通りの奔放ぶりながら,まだまだ信頼の足りない法医昆虫学の将来のために,
気の遠くなるほどの作業に没頭,調査と検証を繰り返す様子にはただ感服をするばかりです.

一方,次々に出てくる情報に容疑者が浮かび上がる中,あと一手が届かないもどかしさ,
意図の読めない相手の攪乱から,ようやく糸口を見つけ出し,それらが繋がり出す終盤は,
ありきたりと少しガッカリしたのもつかの間,入り組んでいく背景にさらに引き込まれます.

また,二つの『出会い』から狂っていった犯人には,確かにゾッとさせられるのですが,
反面,一つの道を突き詰めた人間の,果てしない理想と欲望が窺えて納得ができる部分も.
かと思えば,その人間しか知り得ない景色や言葉は,全く想像や理解が及ぶものではなく….
事件の結末には後味の悪さも残りますが,この表裏一体の正気と狂気には強い衝撃を覚えます.

ただ,これは前巻でも感じたことなのですが,いささか話を膨らませすぎのきらいがあり,
まるで無関係や不要とまでは言いませんが,何度か話が逸れ気味になるのは気になるところ.
あと,カバー絵の主人公(三十六歳)について,巻を重ねるにつれて幼くなっているような…?
メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官Amazon書評・レビュー:メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官より
406219774X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!