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メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官
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メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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スカーペッタやCSIでも死亡推定に虫が登場しますがあくまで脇役… | ||||
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バラバラ遺体の死亡推定日時を巡り,その見解が分かれるところから始まる今回の事件. まず,いつも通りの奔放ぶりながら,まだまだ信頼の足りない法医昆虫学の将来のために, 気の遠くなるほどの作業に没頭,調査と検証を繰り返す様子にはただ感服をするばかりです. 一方,次々に出てくる情報に容疑者が浮かび上がる中,あと一手が届かないもどかしさ, 意図の読めない相手の攪乱から,ようやく糸口を見つけ出し,それらが繋がり出す終盤は, ありきたりと少しガッカリしたのもつかの間,入り組んでいく背景にさらに引き込まれます. また,二つの『出会い』から狂っていった犯人には,確かにゾッとさせられるのですが, 反面,一つの道を突き詰めた人間の,果てしない理想と欲望が窺えて納得ができる部分も. かと思えば,その人間しか知り得ない景色や言葉は,全く想像や理解が及ぶものではなく…. 事件の結末には後味の悪さも残りますが,この表裏一体の正気と狂気には強い衝撃を覚えます. ただ,これは前巻でも感じたことなのですが,いささか話を膨らませすぎのきらいがあり, まるで無関係や不要とまでは言いませんが,何度か話が逸れ気味になるのは気になるところ. あと,カバー絵の主人公(三十六歳)について,巻を重ねるにつれて幼くなっているような…? | ||||
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