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銃・病原菌・鉄
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【この小説が収録されている参考書籍】
銃・病原菌・鉄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全465件 101~120 6/24ページ
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蒸気機関が当初は全く別の用途に使用されていたことや、そもそもワットの発明したとされている蒸気機関が実は既に他の国で発明されていた技術であったりと学校の授業などでは絶対に習わないような内容が多く上巻が面白かったとおもう方にはおすすめです。 ただニューギニア関係の記述があまりにも多すぎてマンネリ気味で、個人的には全体を通して言えば少し残念でした。とくに「土地が少なくや山地ばかりなのでサツマイモしか育たなかったため~」などの似た内容が頻出してくるため、正直なところ失礼ながら途中から当該箇所はばっさり読み飛ばしました。 | ||||
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たしか新聞広告に出ていたの見て読んでみたいなと思っていたんですが・・・いざ本屋に行くとどこにもないw なかなか売っていないのでYOUTUBEで銃・病原菌・鉄 のまとめ内容をみたら余計読みたくなったw 最後の手段は・・・・やはりアマゾンですね。 少しの出版待ちありましたが、無事GETできました。 | ||||
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上下セットで購入しました。 上のほうでレビュー書いてしまって・・・同じ内容になるな。 なるほど~そういう理由だったんだ! 今までの理屈が反転しますね!! 是非呼んでみてください!! | ||||
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なぜ世界をヨーロッパの国々が席巻したのか。 それはなぜ中国やオーストラリアや南米の国でなかったのか。 食料の調達、大陸の形状のその理由を見つけます。 平易な文章で理解しやすく、とても興味を持って読みました。 | ||||
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非常に分かりやすく面白い本です。 なぜヨーロッパの人たちが各地を植民地化していったのか。 それは人種的な差異ではなく地理的な差異によるものです。 それはどんなものなのか。 まだ上巻です。 サピエンス全史も読んでみてください。 | ||||
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絶賛の嵐なので。。。他の人の感想を見ないで個人的に思ったことを書かせていただきます。医学系の方とのことですが。。。日本だと。。。医学系の人は、日々、人の命を救うために勉強しまくっているイメージです。しかし、この人は、なにをやっているんだろう???と思ってしまいました。年齢的に30歳前後に経験した話とかが含まれていますが、一番、経験つまないといけない時期にやっていることはただの冒険家です。それと内容の人類がたどった歴史ですが、研究者としては分析が甘いと思います。この程度ならちょっと素人が調べてみても行き着く結論なのではないでしょうか?なんだか医学の権威でごまかそうとしているような気がしてしまいました。あと、内容なのですが、理系の方ならもっと短い文章で表現できたはずです。理系の場合は、逆に簡潔すぎてわからないという逆のケースが多いとは思いますが、なんだか。。。必要以上にページ数使いすぎです。 あくまで個人の感想です。ちがっていたら誤ります。 | ||||
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人間の欲で、結局、人間に害を及ぼすと言う事です。 | ||||
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人が、あまり、他の地域に移動すると、持って来なくても良い物まで、運んでしまうのですね。 | ||||
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私たちがどこから来てどこに向かうのか考えさせてくれました。 | ||||
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現代の国家や人種などのよる富や文化の不均衡はどこから生まれたのか。 欧米白人優位の世界がどのように形成されたのか。 このような素朴な疑問への回答を示唆してくれている。 コロナウイルスが人々の生活を大きく変えている昨今であるが、武器弾薬以上に 病原菌が歴史的に大きな影響をもたらした事実など、とても興味深い著述は秀逸。 | ||||
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インディアンやアボリジニなどの新大陸の先住民が、文明の低さ故にヨーロッパ人に征服されたというよりは、環境の違いにより食料生産の遅れがあり、様々な疫病への免疫が獲得出来ておらず、持ち込まれた病原菌によって死に追いやられた、ということがよくわかりました。 どうやって人類が植物を栽培するようになったのか、また、現在栽培されている植物種や飼育されている家畜が、試行錯誤の長い歴史の中で選ばれたものであるという考察も興味深い内容でした。 また、早くに食料生産を始めた地域であっても、例えば肥沃三日月地帯などは、その後土壌の風化や塩害が進み農業に不向きな土地となり、石油資源へ依存せざるを得ない現状や、中国などは宮廷内の争いにより船団の派遣が中止され、技術的に孤立した歴史なども書かれており、きちんと過去と現在が繋がる内容で分かりやすかったです。 | ||||
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2000年に刊行された、ジャレド・ダイアモンドの言わずと知れた名著。人類社会はこれまで、国や地域により異なる経路をたどって発展してきており、それが今日の経済的な不均衡、つまりは富や権力といった格差を生み出し、現在に至っている。本書は、このような格差が生じた根本的な原因を明らかにしようとするものである。 その直接的な原因とは、タイトルにもある通り、銃や病原菌、鉄をはじめとする技術、政治力や経済力の向上をもたらす技術を、ヨーロッパ人が他の民族に先駆けて発達させたためである。だかこれは表層的な説明にすぎない。リードしたのはなぜヨーロッパ人だったのか?なぜアメリカやオーストラリアの先住民ではなかったのか?こうした問いを深掘りすることにより、直接の原因をもたらした「究極の要因」を本書では解明していく。 第1部は導入部である。人類の進化の歴史を概観し、大陸環境の差異による人類社会の歴史への影響を考察した上で、スペインがインカ帝国を攻め滅ぼした様子を紹介しながら、ヨーロッパ人が他の大陸を征服できた直接の要因をまずは明らかにする。それは、彼らが持っていた銃器や鉄製の武器、軍事・航海技術、疫病、集権的な政治機構、そして文字であった。 第2部では、銃器や鉄などの技術発達、疫病に対する免疫獲得の前提条件となる、食料生産について取り上げる。人類は植物栽培と家畜飼育を開始したことで、それまでの狩猟採集に比べより多くの食料を手にすることが可能となった。食料生産は人々の定住化、人口の稠密化を促し、余剰食料を発生させ、それは集権的、社会的に階層化された組織を生み出す。これがさらに鉄器の製造技術や、読み書きの能力などを有する社会の誕生へとつながっていく。 だが、栽培可能な野生種や家畜化が可能な動物は、大陸ごと、地域ごとにその分布が様々であった。このことは、食料生産が始まる地理的な時間差を発生させ、大陸ごとの運命を大きく左右していく。大陸の形により、食料生産が伝播する速度の影響もある。南北ではなく東西に広がる特徴を持つユーラシア大陸は、この点において大きなアドバンテージを持っていた。 第3部では、食料生産が、病原菌に対する免疫、文字や技術の発達、集権的な集団の形成にどのように結び付いていったかを解き明かす。農業の勃興は、農耕が支える人口密度とそれが引き起こす都市化により、集団感染症を引き起こした。家畜との長い親交を持つヨーロッパ人は、病原菌に対する免疫を持つようになり、それを進出地域の先住民に渡すことで結果的に征服活動の手段としたのだ。(下巻に続く) | ||||
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(上巻より続き) 初期の文字は、納税の記録や国王の布告などを目的として使われた。人口の多さ、発明者の絶対的な人数の多さ、そして競合社会の増加は、さまざまな技術発展のスピードを促した。このような背景により、食料生産は人口の増加をもたらし、複雑な社会や集権化の形成を可能にしたのである。 第4部では、それぞれの地域固有の謎に迫る。孤立性が高く他の大陸よりも人口が少なかったオーストラリア大陸、地理的要素により文化的および政治的な統一が比較的早い時期になされ、これがかえって災いした中国、食料生産スタートの遅れ、家畜化・栽培化できる野生動植物の少なさ、地理的要因や生態的要因により技術や作物などが迅速に拡散しなかった南北アメリカ大陸などを取り上げる。 なぜ人類社会の歴史は、それぞれの大陸によってかくも異なる経路をたどって発展したのか。現在の格差社会をもたらした究極的な要因を考察した本書は、各大陸における環境的な差異、地理的な要因にその解を求め、生物学的差異を根拠とする論を繰り返し強く否定する。ヨーロッパ人が躍進した背景には、人種間の優劣ではなく、他の大陸と比較したユーラシア大陸の環境的、地理的なアドバンテージが存在したからなのである。 繰り返しの説明も多々あるが、著者は自身の主張を裏付ける根拠を丁寧に解説してくれるため、本書の理解は比較的容易だ。興味深かったのが中国である。長期にわたる統一が、そうでないヨーロッパにリードを許した理由だとするが、良くも悪くも統一されていることで形勢を逆転させ、本書の刊行後20年を経て、中国は世界の覇権を争うにまで追い上げてきている。読んで損はない名著である。 | ||||
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ヨーロッパが世界征服を達成したのは、白人が優れていたからではなく、ヨーロッパの野生植物や、野生動物が、家畜化や作物化に適していて、文明を起こすに有利だったからだと、書かれている。そういえば、ヨーロッパ人の肌が白くなったのは、紀元前2500年から、紀元前2000年、つまり意外と最近で、それ以前はかなり黒かった、と最近証明された。目から鱗が落ちる名著で!星5つ。 | ||||
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病原菌の話が出てきた11章で上巻が終了するというなかなか痺れる展開です。すぐれたDNAをもった人間がいるという優生学を真っ向から否定して、自然環境の違いだよと諭す。今の世の中にとって非常に重要。ただ個人的には自然科学的な言説に触れることはあまりなく、動植物や病気名に固有名詞がやたらと多いのでかなり読むのに難儀しました。下巻をどうするのか迷い中です。 | ||||
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コロナ禍でこの本が再度話題になっていた中で読みました。 この本を読んで、感染症が流行する原因はつかめましたが、現在のコロナ禍での人間たちの行動を見ていると、新たな感染症の流行を避けるには、人口を減らすくらいしか有効な手段は無いような気がします。 著者はニューギニアで研究をしていたので、その周辺を中心に話は進みます。 なぜ、ヨーロッパ人は新世界を征服できて、その逆はなかったのか。 その理由としては、ヨーロッパ側は武器を持ち、文字を持ち、感染症への免疫を持っていたからというのが主な理由であるとしています。 そして、それに至ったのは、ヨーロッパでは食料生産により人口が増え直接生産に関わらない余剰人員が増えたことで政治機構が確立し様々な文化(文字や武器など)が醸成できたこと。家畜にできる大型動物が存在し、その細菌が稠密(この本で初めてこの単語を見ました)の人間の中で大流行したことで免疫を獲得できたことなどを挙げています。 興味深かったことは、オーストラリアとニューギニアが陸続きになっていた約4万年前にはその周辺地域にすでに人間が住んでいて、彼らはオーストラリアに住んでいた大型動物を絶滅させた。そして、紀元前1600年頃にオーストロネシア人がやってきて入り混じったり、一部地域では置き換わったりした。さらに、1500年頃、ヨーロッパ人がやってきて、スポーツハンティングなどによってアボリジニを絶滅寸前まで追い詰めたという部分です。結局は人類の移動の歴史は侵略の歴史でもあり、(人間、動物問わずに)先住の権利とは何なのかなと思ってしまいます。 よく比較されるサピエンス全史ですが、その中で「人間は農耕を始めたことで作物の奴隷になってしまって、狩猟をしていた頃より不幸になっている」という部分が不自然に思えていたのですが、銃・病原菌・鉄の中での「人類は食料生産により発達した」ということへのアンチテーゼなのでしょうね。 しかし、上下巻で約800Pは疲れる。繰り返しも多く感じられたので、4分の1くらいのページ数には圧縮できた内容に思えます。 | ||||
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コロナは、東アジアではヨーロッパに較べ極度に被害が少ない。 なので、パンデミックとも言えない。 何故だろう。 スペイン人は、僅かな軍勢でアメリカ大陸を支配した。 つまり、軍事力以外の何かがあった。 それは、天然痘である。 天然痘に対する免疫力がなかった先住民は、ほぼ壊滅した。 それでは、免疫力の由来は、何んであろうか。 著者は、家畜にそれを求める。 ユーラシア大陸は、東西に長く多くの家畜飼育が可能であった。 つまり、家畜からの感染による免疫が可能であった。 だが、アメリカ大陸は南北に長く家畜の種類も少なく感染による免疫獲得が出来なかった。 コロナは、東アジアではありふれた風邪であり、大した疫病ではなかった。 これに対し、ヨーロッパ近代文明は過剰な清潔を求め免疫力を失ったのではないか、と云う尤もな説である。 | ||||
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戦争に勝ち抜くため国家は生まれ、疾病と戦うため宗教が生まれた。 19世紀に病気の原因の一つが細菌であることも解った。 そして、白人が世界を植民地化する上で疫病は、重要な役割を果たしている。 数千万人のアメリカ原住民を殺したのは、スペイン人が持ち込んだ天然痘であった。 「定住生活」は、文字を生み専門職が生まれる。 そして、交易により免疫力も強まった。 近代国家とは、「死」を管理する。 そのための重要な職業が医者である。宗教家ではない。 今日では、誰もが本能的に感じる恐れである。 | ||||
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作者の方は、コロナの関係で、あちこちでコメントされていますが、イトイ新聞でもインタビュー記事がありますので、合わせて読まれると良いと思います。 | ||||
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水増しが酷い 俺はレイシストじゃないよという前置きに600ページ使うとか 内容は良いですが… | ||||
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