人類5万年 文明の興亡
- ノンフィクション (9)
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アジア アフリカで何世紀にも及ぶ人民の血を肥やしに自国を富ませ、いまだ反省の気もなく ”戦争遂行能力が優れていた” などとのたまえる鈍い神経に驚く。西洋人が世界を支配できているのは 能力以前に汚いことを、炭の色よりどす黒いことをし続けて、屍のうえで成功したからだ。アフリカからの1億奴隷輸送を、ラスカサスを、オーストラリアのアボリジニー狩りを知らないのか。広島長崎原爆投下は誰が為した所業なのか? 人類史は普通に見れば白黒はっきりしている。 | ||||
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すでに百年の歴史がある「西洋と中国はどこで分岐したのか」論の末流。 分岐点は意外と最近、それも西洋の僥倖によるところが大きいというポメランツ以降の論調。 元が人種差別意識も背景にあったことの反動か、ややもすると中国信奉が過ぎる部分も見られる。 それに対する更なる揺り戻しというのが本書の位置づけで、直近の潮流はそんな感じなのだろうか。 歴史の黎明期の中近東を西洋の源流として扱うのは一応間違ってはいないのだが、 西洋 vs 東洋として1万年競わせるなかで「メソポタミアは俺の陣地な」というのはちょっと厚顔か? 北西ヨーロッパ人のルーツなら縄目文土器文化がせいぜいだろ、とイラっとくる部分がないでもない。 いずれにせよあれこれ指数の話をしているが、実質的には先に結論(ポメランツ反論)ありきだろう。 個人的な考えとしては、西洋から産業革命が生じるのは必然だったとは言えないにしても、 東洋から産業革命が生じるのは学問体系等々から相当厳しかっただろうと見立てているので、 両方が伸び悩むか西洋だけブレイクスルーするかの二択であったろうとは思っている。 そんな自分からしても結論はともかく、読み進んでいてイラっとくるところがなぜか多い本だった。 | ||||
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サピエンス全史→銃病原菌鉄→これ の順番で読みましたがとても読みにくく感じました。 歴史の本なのに冒頭(上巻)からいきなり作り話が入り、虚実入り混じった記述で混乱します。 その後の文章もユーモアが少なく、教科書みたいに事実が淡々と述べられていることが多かったです。 ただ、下巻にある参考文献が40ページにも渡っており、これだけの文献をまとめていることを考えると、 なかなかの本だと思います。 結局、西洋が支配しているのは地理のせい、という結論は、銃病原菌鉄と同じで、 この作者ならではのオリジナリティが少ないです。 この本で得られるものは多いですが、 サピエンス全史や銃病原菌鉄ほどのクオリティを期待しないほうがよいです。 | ||||
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世界史を勉強するために購入しましたが、次から次に提示されるエピソードを読んでいるとなんの話をしているのか訳が分からなくなります。ある程度世界史の流れが頭に入っていないと、読むの難しい本だなと感じました。比喩的な表現が多いんですが、訳者のほぼ直訳に近い文章が、さらに読み難いものにしている。英語の比喩的表現をそのまま日本語に訳しているので、奇妙な日本語が散在しています。あまりに気持ち悪い文章は英語に訳し直して理解するようにしていました。 とはいえ、最後まで頑張って読めば、とても為になる本です。世界史の知識がある程度頭に入っている人には世界の成り立ちを西洋と東洋の相関から俯瞰的に捉えられるので良い本だと思います。 | ||||
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私にとっては、永久保存版。これだけの書籍は滅多にお目にかかれない。赤青の鉛筆でマークをつけ、読むたびに印を追加し、既に10回以上読んでいる。この本の優れているところは、事象を記述するだけでなく、登場人物の描写・意欲、著者の意欲・意思といったものが表れており、我々の来し方・今の立ち位置・未来の予測のヒントを示している。万人に読んでもらいたい。 | ||||
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