人間の本性を考える
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「ブランクスレート」「高貴な野蛮人」「機械のなかの幽霊」という 育ち論者、環境論者、行動主義者らの社会科学系からでてきた人についての 妄想を木端微塵にしてくれています。 しかし、これほどの科学者が、上記の妄想を論破するために本書を書くという 労力をかけなければならない状況とは一体なんなんだろうか。 昨日の新聞でも、「インテリジェント・デザイン」という、 人は何らかの知的な存在によって作られたという説を 学校の教科書に載せる・載せないで議論しているようです。 どんな宗教を信じる・信じないは個人の自由ですが、 それを科学の世界に持ってくる事の危険性を感じます。 宗教は偉大な文化だと思いますが、 科学はそれからは完全に守られた状況で事実を解明することに集中すべきだと思います。 当然、科学の力を利用する際には、善悪を含めて様々な観点から慎重を期すべきですが、 それは科学が新たな領域を見つけたあとに行うべきでしょう。 上中下3巻セットあわせて必読書です。 なお、進化理論について興味を持たれた方には以下の書籍がお薦めです。 リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」「延長された表現型」「盲目の時計職人」 マット・リドレー「やわらかな遺伝子」「ゲノムが語る23の物語」「徳の起源」「赤の女王」 ニコラス・ハンフリー「喪失と獲得」 2008/3/8読了(上中下巻) | ||||
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売れっ子作家の橘玲さんが、文藝春秋や朝日の『論座』や週刊現代など、あちこちのメディアで「進化心理学を学ぶ最良のガイド」などと紹介しまくったために品切となり、にも関わらず版元のNHK出版がいっこうに増刷せぬため古書で長らく法外な高値が付いている。ぼくが最後に「版元品切」を確認してからもう2年近く経つが、NHK出版、どうするつもりなんだろう。このまま絶版扱いにする気か。 仮に絶版となっても何年か待てば『心の仕組み』のようにちくま学芸文庫で蘇るのかもしれないが、2002年に原著、2年後の04年に早くも翻訳(すこぶる良訳)が出たこの本は、今でもたしかに『心の仕組み』と並んで「進化心理学を学ぶ最良のガイド」だと思うし、こういう重要な本が読みたい時に適正価格でさっと入手できない現状ってものが腹立たしくて、それで少々キレ気味にレビューを書いてる次第である。 とはいえ、読者のほうにも問題があって、この本、長期品切れは上巻だけで、中巻・下巻はふつうに買えるのである。「進化心理学のガイド」としてはむしろ中巻以降が本番であり、上巻はいわば序論というか、イデオロギー論争的な「露払い」みたいなものであって、そこだけ読んでも、はっきりいって、しょうがない。売れるんなら、3冊セットでどかどか売れなきゃ嘘なのだ。そうなれば増刷も掛けやすいはずで、だから版元ばかりを責められない。 著者の主張は、ようするに、「近代この方、『人間とは理性的な動物である。』なるテーゼが唱えられてきたけれど、ヒトの心ってのは積年の進化の過程で形成されてきたものであり、先天的な資質にこそ強く規定されている。」といったものだ。この主張が多大な反発を買いやすいってことは誰しもが納得されるであろう。だからこそピンカー氏も、上巻まるごと紙幅を費やして反論を試みたわけだ。 ぶじに重版されて新刊で買えるようになったら3冊まとめて買って読めばいいが、上巻だけ定価の3倍以上もの値を付けてるんなら無理に買う必要はない。中巻と下巻、およびちくま学芸文庫の『心の仕組み』上下を買って精読すればいい。「進化心理学」の要諦はそれで充分体得できます。 | ||||
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上、中、下の三巻のうち上の部だけ行方不明になっていたので買いなおしました。 山下篤子さんの翻訳もよかったと思います。 三部の大作ですがテンポが小気味よくて一気に読ませてもらいました。 初見から何年もたちますが未だに古くはならず、 視野を広げるという意味だけでもこれは良書です。 | ||||
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文章も内容も難解で、タイトルの意味を体感するに至りませんでした。 ただ、高評価者のレビューもあり、腰を据えて格闘するか、ピンカーに通じる易しい本からステップアップするのがいいかと思いました。 ……タイトルは、とても食指を動かすものなんだけどなあ。 | ||||
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上巻は下巻が書きたいがためのプロローグみたいなものかもしれないが、これはこれで読み応えはある。 | ||||
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