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彼女のいない飛行機
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彼女のいない飛行機の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ビュッシは2作目ですが、「悪の猿シリーズ」でさんざん嫌気がさした日記手法が登場し、現在・過去を行ったり来たりさせるので、物語が複雑になるだけで「黒の睡蓮」の様に切れ味がなく、残念でした。 | ||||
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飛行機事故で生き残った赤ん坊は二人のうちのどちらなのか? 話運びは巧みでストリー展開はひきつけられるものがあった。 それだけに、結末が少し肩透かしを食らった感じ。 それにしてもこんなに人が死ぬ必要があったのだろうか? 生き残った赤ん坊の正体が今一つなため無駄に死人を出して話を盛り上げた感じ。 それに登場人物ももう少し魅力的になってればなあ。 期待しすぎかなあ。☆4にちかい3 | ||||
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面白いか面白くないかで言えば、面白い。でも好きかどうかで言えば、好きじゃない。 だって焦らし過ぎなんだもん。作家が三人称で語る地の文はもちろん、挿入される探偵の日誌で焦らされ、その日誌に登場する情報提供者の語りに焦らされと、まるで焦らしのマトリョーシカ人形。探偵が「わたしのくどくどしい思い出話に、みなさんはうんざりしていることだろう・・・」と独白しているシーンからもわかるように、作者は意図的に焦らしのテクニックを多用している。 もちろんそれが功を奏して作品のリーダビリティは高い。でもあまりに焦らしが繰り返されるせいで、焦らしが出てくると『どーです焦れてますか?まんまと私の術中にはまってますね』とほくそ笑む作者のにやけ顔が浮かんでくる始末。すると必然的に、気持ちは没入していた作品世界から引きはがされスーッと醒めてしまう。 せめて探偵の日誌だけは、それらしく簡潔明瞭に淡々と事実を記していれば素晴らしく楽しめる作品になったのに。 | ||||
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