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神去なあなあ日常
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神去なあなあ日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全192件 21~40 2/10ページ
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山の話、神様の話、恋愛のからみ とても気に入りました | ||||
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個性豊かな登場人物が、生き生きと描かれて、ユーモア溢れて、ほのぼのな中に力強さ。楽しくて、読み終えた後味がとてもいい。何だか日本昔話の長編作品を読んだような懐かしさ。続編もすぐに読みたくなって即注文(笑) | ||||
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ヨキとの出会いは最悪、なんって酷い男なんだと思った。なんの予備知識もなく、いきなり林業をすることになった勇気の「日常」がテンポ良く続いていく。訳も分からずチェーンソーの講習を受けさせられたり、高い杉の木に登らされたり、ヒルやダニに喰いつかれたり、それでも山の美しさに魅せられヨキや清一さん等仲間に愛され林業の大切さに目覚めていく。山太が神隠しに遭うエピソードもこの神去村だったらウンウンと頷ける。オオヤマヅミさんの大祭で丸太に乗り滑り降りて行くエピソードは本当にハラハラドキドキした。勇気が言う「そういうこともあるのかもしれないなぁ」は神去村では全てに当てはまるのかも知れない。美人率の高いこの神去村に行ってみたいと思った。 | ||||
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人間は自然と付き合い、自然の豊かさとか脅威を体で感じることで、優しさや強さが身につくものです。現代人はこれが欠けていると思います。 | ||||
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本作の舞台である神去村のモチーフとなった地は、現在は三重県津市に編入された旧美杉村で、写真で見る限り山奥の寒村。三浦しおん氏の父親の三浦佑之氏の出身地である。三浦佑之氏の専門は古代文学・伝承文学。三浦しおん氏自身は、東京生まれの横浜育ち。 小説の主人公は横浜育ちで、高校の先生が勝手に応募した「緑の雇用」で神去村に送り込まれ、都会とは真逆の経験をする。こういうストーリーになったのは、三浦しおん氏自身の都会経験と、父親の出身地へのあこがれ、そして父親の専門の古代文学・伝承文学への興味がその根底にあるからだろう。 小説を読みだして気づくのは、軽やかな文章と、それとは正反対の林業と山村の土俗的な風習に関する実に細かな描写である。 確かに作者はあとがきに「作中で事実と異なる部分があるのは、意図したものも意図せざるものも、言うまでもなく作者の責任による」と断っている。しかし生半可な知識でおもしろおかしく創作したものとはとうてい思えない。巻末には多数の参考文献と、それをはるかに上回る役所、森林組合、材木店、そうして多数の方への謝辞が載っている。 まずは参考文献で取材を行える予備知識を蓄える。次に実際に取材を行うことで林業の実体と山村の土俗的な風習を知る。平野勇気という生粋の都会人、おそらく三浦しをん自身の眼を通して、都会とは全く異なる山村の生活と風習に、とまどいながらも次第にそれを肯定していく主人公を「さらり」と描いていく。 「言うは易く行うは難し」である。何も知らない都会人に懇切丁寧にいろいろ教えてくれた人が多数いたのは、彼女の熱意と人間的魅力の賜物だと思う。 | ||||
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この物語は、ライナーノーツ(巻末「解説」)にありましたが、語の根底に流れている「日本人のコスモロジー」的な味がよい出汁になって、楽しく読みながらも暖かく感じたのだろう。 仕事で「間伐材や剪定枝」を燃料とする発電事業に携わったことから、林業小説という触込みにつられ、手にした本だったので、多くの方が思われるより、林業の描写量や内実について、私見では手厚くして頂きたかったかな…。 然りとて、専門書ではないので、読み物としてどうかと言えば、ほぼほぼ先の見える展開ながら、登場人物のキャラ等が良いため、楽しく読める。 筆者の手腕(魅力)なのでしょうね。 また、主人公が山の神様の娘を目にするなど、少しだけファンタジー的要素も加えてあるところも、前述、日本人のコスモロジーにも通じるエッセンスですね。 初めての「三浦しをん」でしたが、他の作品もこれから読んでみようと思います。 | ||||
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そんな楽しい妄想をさせてくれるお話でした。 ヨキのはちゃめちゃさ、それを心の中でツッコむ勇気のセンス、清一さんはじめ神去村で林業に勤しむ人たち、村人など、登場人物すべてが印象的で際立っていました。 勇気の口では嫌々っぽくも「1人でも多くの人に聞いてほしい」という気持ちが見え隠れする語り口が最高です。 日本人の独特の感性と価値観から生まれた素晴らしい一冊だと思います。 | ||||
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テンポよく、スラスラと読みました。林業に携わったことがない主人公が日々奮闘する姿が爽快で、周りの人たちとの会話も面白いです。 あまり本を読んだことがない人にもおすすめできる一冊でした。 | ||||
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とにかく面白かった。訳も分からず林業の現場に投げ込まれた主人公が、訳も分からずずんずん歩いていく感じが良かったです。話にリズムがあって、アップテンポに乗せられて、いつの間にか読み終わったって感じなんですが、読み終わったのが悲しいのではなく、続きが読みたくて読みたくて止まらない気持ちになり続編も読みました。 | ||||
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林業なんてぜんぜん興味なかったけど、とても面白く読めました。 | ||||
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この前はこの本に改編された映画を見ました、原作も見たいです。本当に面白いと思います。中古本とはいえ、真新しいです~ | ||||
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横浜に住んでいて特にやりたいことがないという主人公が、田舎の村で林業をする。最初は田舎を少しバカにしており、早く横浜に帰りたいと考えている主人公の考えの変化が面白いです。また登場人物も魅力的です!例えばザ田舎っぺ大将などもいます。僕も出身は鳥取の田舎です。そんな地元のために何かしたいと改めて感じました。行動あるのみ! | ||||
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退治だと思っていた林業の世界がよく書けていて素晴らしかったです。 神秘的なところも良かったです。 | ||||
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三浦しをんさん、初めて読ませていただきました。 映画版が実写版ジブリって印象で、それって実は凄いことだなと感動し、大好きな作品の一つになったので、 ある日突然思い立って原作を購入しました。 キレイな表紙のキレイな本が届き、早速読みました。 やはり、原作にも、ジブリを観ているようなジャパニーズファンタジーの良さを感じました。 一応、突っ込みどころはあります。 現代っ子の、頭のよくない主人公が、 誰に見せる予定もなく書き始めた、林業と、神去り村民たちとの交流記録って設定のはずなのですが、 作家しかつかわないような表現や、単語、言い回しのオンパレードで、いや、これ、 馬鹿じゃ書けないだろって思わせておいて、 思い出したように、若者風の口調に戻ったりもする。 読んでて気になる、その辺りを、 たとえばマンガの回想シーンのように、 自己変換して読めるかどうかによって、 印象が変わるかもしれません。 まぁでも。 面白いから、 一点もマイナスしてないです(笑) 面白ければ、なんでもいいです。 『夜話』のほうも同時購入したので、 そちらも面白かったら、 三浦しをんさん、 はまっちゃうかもです | ||||
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三浦しおん氏職業シリーズ、林業編。日本林業の実情、地方産業の危うさなど学べました。登場人物達のような想いを持つ方々と国産杉で自宅を建てたい! | ||||
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軽いタッチで、楽しく読めました。 続編も出ているようなので、読みたいと思います。 | ||||
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三浦しをんさんのこういう感じの小説は、落ち込んでいる時などによい。 あまり深いことを考えずに、素直にクスッと笑える。林業って今までよく知らなかったけども、そういう意味でも良い発見になった。 神去なあなあ夜話もよかったけども、断然こっちかな。短編集ではなく続編が読みたい。 | ||||
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山と人の関わり、神様の存在が信じられる気がしました。映画を見てから原作を読んで、また映画を見てしまいました。神去村に行ってみたいです。 | ||||
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とても読みやすく、大好きな作家さんです。 楽しい気分になりたい時にオススメです。 | ||||
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久しぶりに、神去なあなあ日常を映画化した、Wood Jobを観直したこともあって、原作も読み直しました。映画自体もひとつひとつのシーン含め大好きで時々観なおしては感動しているのですが、それ以上に原作を読んでいると、山や森をはじめとした自然の力強さや、偉大さ気高さ恐さも含め、そしてその中で生きていく人間賛歌が、心のなかにありありとイメージとして湧きあがってくるので、映画と同じように時々読み直したくなる作品です。 映画を観て原作も読む。原作を観て映画を観る。どちらから始めても楽しい時間を過ごすことが出来ると思うので、とってもオススメです。 | ||||
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