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総理にされた男
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総理にされた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 121~140 7/8ページ
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政治、経済、外交まで網羅しており、わかりやすく且つ楽しく読むことができました。 | ||||
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原発事故、震災復興支援、政権交代、憲法9条と自衛隊… コミカルながらもそこにあるのはフィクションに近いw 最後のスピーチは池上彰さんの言葉を拝借しすれば「感動的」です。 対テロは、オチが見えてるのですが、そんなことより、問題提起の方法として、どこかの国の総理大臣よりずっとうまいw | ||||
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タイトルを見て面白そうだと思い手に取りました。総理にそっくりだからと入れ替わって、主人公の恋人が捜索願をだし、結果それ以上突っ込まないことになるくだりは良いとして、劇団のお客がネットでザワザワしないのかな、など勝手に心配しましたがそちらは音沙汰なしでした。実生活でニュースをなんとなくは見てますが官房長官や幹事長や内閣とか、震災の時の財政のことなど、なるほどと勉強になりました。全体的に愉快に読める作品でした。社会の勉強にもなるので子供たちにも勧めます。 | ||||
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政治についてよく知らないがレビューをみて購入。 思ったよりもスイスイと読み進めることができて面白かった。 | ||||
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諸所に実話をアレンジして入れてあり、セミフィクションとも呼べるような面白い内容でした。 | ||||
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政治を舞台にした感動サスペンスです(^-^*)/ まずは主人公が前説しかやらしてもらえない売れない役者という設定に、演劇も好きな僕としては感情移入しましたし、 素人から突然、総理大臣の替え玉になったからこそ、議員の誰もが当初は抱く初心『国と国民を今よりも幸せにしよう。そんな政治理念を現実のものにしよう』という真っ当な信念の下に突き進み、 汚れてしまった古参議員の心を変え、野党の心を変え、官僚と渡り合い、テロに適切に対応し、 憲法9条への適切な考えも示していきます。 その様は感動的であり、また現実に酷似した政治状況の描き方・政治への洞察力・問題への解決策の全てが、現実と照らし合わせても見事であり、 作者の中山さんの見識の見事さを感じました。 一点だけ、現実政治のこの要素を如何に描くのか?と思った部分は今作では一切触れられず、『ふたたび嗤う淑女』でその要素が少しだけ描かれていまして、捉え方が見事だなと思った覚えがあります。 また僕自身、かつて全てを失った時に、全く見知らぬ市議会議員さんに『住まいも職場も心も』与えてもらい、心身共に救われた事があり、加えて別の市議会議員さんにも助けられ、 更には、性犯罪に対する法改正の訴えに関して、永田町で国会議員さんと話し合いの場を設けて頂き、現実的に真摯な応対に希望を見出だして救われた事もあります。 その御三方は何の見返りもなく、困窮した国民を助けるために真摯な手を差し伸べて下さり、 今作の主人公と同じような希望を与えて頂きました。 同じような議員・同じような総理大臣が、生まれるように増えるように、今作を是非とも議員の皆様や、議員になる可能性がある方々に読んで頂きたいですし、 加えて主人公の終盤の叫びの1つ『汚れた議員を作らないために、否定するために、まずは選挙の際にきちんと投票して欲しい』を、読者には心に刻んで欲しいなと感じます。 私たちが生きていく上で欠かせない政治の理想論として、誰にもオススメの感動サスペンスです! | ||||
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読み終えた後の爽快感、ほんとに、政治家の皆さんに、読んで欲しい。 | ||||
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震災に名を借りた利権!! 官房長官と総理の関係など、経済新聞を丁寧に読んでいても分からないところが、よく分かりました。 今年3月末までに読んだ本の中で、最高得点。 家族で回し読みしています。 | ||||
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類似本の中では出色。原田マハの総理の夫は、女性の政治トップがでない日本でのもしもバージョン。だが、政治の中身ではなく、夫の様子メインの描写だけ。 室積光の史上最強の内閣は外交メインだがもろ政治課題を扱うが現実感が無い。 これらと比べ本作は入れ替わり物だが、民王とは異なり、現状、政治課題に真っ向から挑んでいる。ちなみに池井戸潤の民王はSF的な心の入れ替わり物だが、政治課題はコミカルメイン。 今作は特にアルジェリア日本大使館の邦人人質の対処方法が白眉。外国大使館は治外法権だから、そこへの自衛隊派遣 は国内への治安出動であるとの、内閣法制局長にいわせたのがポイント。デジタルテレビ網を活用した国民投票アイデアもナイス!もしかすると開発当初から想定されていたのか? | ||||
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コメディタッチですが、すごくまじめなポリティカル・ エンターテインメント小説。 活字が多く、とてつもなく中身がぎゅっといっぱいに詰まっている。 それに政治の内情が現実的で赤裸々で、実におもしろい。 いろいろと勉強になる。 政治の勉強、局面の勉強、戦略・戦術の勉強、答弁の勉強、対処・対応の勉強。 国民に選ばれた議員は保身ではなく、国民のために率先行動すべきだと力説している。 そのとおり。 情報の渦に巻き込まれることなく、国民もちゃんと応えるべき。 茹でがえるになることなく、熱意を持って行動してほしい。 議員になった頃の新鮮なきもちを忘れないでほしい。 最後にはその熱きヒーローの姿にいっぱい泣けてきました。 | ||||
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とにかく面白いです。引き込まれます。経済の勉強にもなるし、現在の政府と比較できて良かったです。 | ||||
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ありえない設定と言われればそうかもしれないが、いまの日本の政治の問題が浮き彫りになっていて、考えさせられた。 理想やビジョンをかかげるリーダーの不在が、いまの日本社会の問題だと思う。 リアルに人の心を揺さぶるリーダーが出てきてほしいと切に思った。 最後は「こう来たか!」という嬉しいサプライズで、良かったです。 | ||||
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タイトルでネタバレするような本だと思って読んだが、実際は総理になるとどのようなことが起きるのかがものすごくリアルに描かれていて、あっという間に引き込まれてしまいました。そして著者のファンになり、もう10冊近く読破しました。とてもオススメの一冊だと思います。 | ||||
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ドラマを見ているようで面白かったです。 肩の力を抜いて気楽な読書を楽しみたい時にはお薦めですよ(^-^)/ | ||||
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現実にはまずあり得ないであろう荒唐無稽な設定も、小説のなかでは現実として楽しめました。こんなに見事に周りが騙されてくれるものかとも思いますけど。おかげで国民目線から政治の世界を垣間見、知ることができます。自分も主人公の立場に立って、どうすべきか考えることができます。賛否両論ありますが、私は一小説として楽しく読みました。 | ||||
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1つのストーリーとして良く、こんな熱い総理が居たらつい応援してしまいそうだと思った。 | ||||
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よく出来たエンタメ小説です。一気読みしました。 筋立ては荒唐無稽ですが、主人公が役者で物まねの練習を積んでいたという設定なので、導入に不自然さはありません。経済や政治に関する豆知識がちりばめられていますが、あくまでも背景に置かれています。これを下手な作者が書くと、お勉強の成果を読者に押し付けるような文章になりがちですが、本書はそうした臭さがありません。 俗物たる政治家が、実は心の中に青雲の理想を持っているという登場人物は、国民の願望を顕在化したものかもしれません。その意味では、一種のファンタジー小説でもあります。 文庫版解説や帯には「あなたがもし総理大臣になったら。そんなシミュレーション小説です」とありますが、そんな大層なものではありません。主人公は超人的な能力の持ち主であり、まわりの人間は御都合主義的に動いていき、具体的な政策は本書執筆当時のものです。しかし、本書はべつにお勉強小説ではないのです。 我が国の政治家が、本当にこんな人たちだったらいいなあ、と儚い夢を抱きながら楽しめるエンタメ小説。 お勧め。 | ||||
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人気のある現職総理が病に倒れた。官房長官は、この事態を糊塗し、政権を維持するため、総理のモノマネを得意とする売れない役者に総理の影武者を演じさせる・・・ 何とも荒唐無稽なストーリーであるが、実際に読んでみるとあまり違和感を感じさせない不思議さがある。 影武者となった慎策は、官房長官・樽見と親友の風間に支えられながら、薄氷を踏む思いで総理を演じるが、実際に政治の不条理な在り様に義憤を覚え、徐々に心情を変化させていく様は説得力のある描写になっている。 身内の与党議員や閣僚、野党、官僚・・・数々の政敵に対し、素人ならではの開き直りと度胸で難局に対処していく過程は痛快ですらある。 内閣総理大臣という我が国で第一の権力を持ち、そして同時に最も孤独な人間・・・もし、自分が総理になったらどうするか?そんなことを考えながらドキドキワクワクしながら読んだ。 | ||||
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作者の取材と想像力の賜物だと思いますが、なるほど、きっと官邸や閣議ではこんな風に物事が決まっていくんだろうな、と臨場感を持って最後まで飽きることなく一気読みさせていただきました。 自分で勉強もしないで厚かましいというか、おこがましいのですが、沖縄の米軍基地の話なども、テロと危機管理の章のように、日米間の色々な協定などの論点を織り交ぜてひとつの章で描いて欲しかったです。 | ||||
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いつも読んでいる中山七里とはちょっと切り口が違い、人死があるもののいつものようなトリッキーな殺人事件ではない。 主人公の周りにある死は病死だし、手の届かぬ場での死はテロによるもので事故とかアクシデントとかの類なのでいつもの陰惨さは希薄。 内容的にはドッペルゲンガー的存在の影武者モノだけど、最終的には影武者が本物になるオチなので珍しい物語ではないが、恐らく今の日本と言えば誰もが連想する安倍内閣(書かれたのは三、四年前にはなるが)をモデルにして書いてるんだろうなぁ……の部分には簡単に思い当たるが、政治・経済に疎い人間には難しくもあり、勉強にもなったように思う。 ただ、もしアナタが総理大臣になったらどうしますか?みたいな読者が主人公の目線で考えて悩むような作りではなく、我々庶民が抱く金や地位ばかり欲しがる使えないイメージの政界に、そりゃあ金も名誉も欲しいだろうが、ソレよりも政治に疎いが故に政界に何の野心も無い男が総理大臣という国の代表になってしまった?ならざるを得なくなってしまった場合、相対する議員・官僚・国民といった人やテロという国難にどう対処し、現行の憲法制度がある中で如何にしてそれぞれの難題に対峙するか?という意味のシミュレーションなんでしょう。 但し、さすがにミステリー作家だなと思うのは、◯◯殺人事件みたいな物語ではないが、キチンとミステリー小説としての体裁も整っている感じで非常に読んでいて楽しかったです。 自分を含めて政治の世界はそういう事かと何となくわかるレベルの人もいたり、ソコから興味を持つぐらいの人には当然、手の届かない世界の話だからあまり深く考えずに流してしまう人もいると思うけれど、中盤からラストにかけて主人公に突き付けられる課題や困難は逆に政治を知らない人間こそ真剣に考えなければならない課題なのかもしれません。 第四章 VS テロの章でテロが起きて設置される政府対策本部に招集されるメンバー……主人公がなりすましている総理大臣と官房長官を除いたメンツの名字を見てピンと来たのは、中山七里さんは『ゴジラ』大好きだなぁ…って事です。 内閣官房副長官の円谷敬三は特撮監督の円谷英二 内閣危機管理監の志村文隆は古生物学者 山根博士を演じた志村喬 警察庁長官の香山健吉は『ゴジラ』原作者の香山滋 法務大臣の平田緑郎は科学者 芹沢博士を演じた平田昭彦 外務大臣の芹澤孝彦は逆に平田昭彦が演じた芹沢博士の役名 防衛大臣の本多真樹夫は『ゴジラ』の監督・脚本の本多猪四郎 からそれぞれに名字だけ取ってますね(笑) また、興味深いのは、中山七里さんの小説は『さよならドビュッシー』や『連続殺人鬼カエル男』あたりのデビュー作付近の作品から後にシリーズとなる犬養隼人シリーズも、御子柴礼司シリーズも、法医学シリーズも、渡瀬警部シリーズも派生していて物語は違っても世界観は同じでどこかで繋がっている作品が多いですが、この『総理大臣にされた男』は独立した単独作品かと思いきや、前述の『さよならドビュッシー』等の類には属さない別の世界の作品、『月光のスティグマ』と同一の世界観の作品で意外な所が結び付いた感が嬉しかったです。 最近は小説と言えばやれ異世界だのなんだのと頭が膿んだみたいな作品ばかりだが、題材が悪いのではなく軒並みの作家のレベルが低過ぎるので中山七里さんの作品のように時間も忘れて一気読み出来てしまうぐらいの文章力があると嬉しいなぁ…… サルベージKK所長):宝田明 山根恵美子:河内桃子 芹沢大助(科学者):平田昭彦 山根恭平博士(古生物学者):志村 田辺博士:村上冬樹 萩原(毎朝新聞記者):堺左千夫 南海汽船社長:小川虎之助 山田政治(まさじ)[注 26]:山本廉 国会公聴会委員長:林幹 大山代議士:恩田清二郎 対策本部長:笈川武夫 稲田(大戸島村長):榊田敬二 山田新吉(政治の弟):鈴木豊明 爺様(大戸島の長老):高堂國典 小沢婦人代議士:菅井きん 大戸島の娘:川合玉江 ダンサー(国電/遊覧船の女):東静子 山田くに(新吉兄弟の母):馬野都留子 田辺博士の助手:岡部正 ダンサーの連れの男(国電/遊覧船の男):鴨田清 海上保安庁係官:今泉廉 テレビ塔のアナウンサー:橘正晃 GHK実況アナウンサー:帯一郎 大戸島島民:堤康久 大戸島島民:鈴川二郎 しきねのGHK実況アナウンサー:池谷三郎(TBS) 毎朝新聞デスク/ゴジラ:手塚勝巳 毎朝新聞記者/ゴジラ: | ||||
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