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半生の記



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半生の記の評価: 4.57/5点 レビュー 47件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

労苦を売る以外、中途半端!

・何と評すれば、的を得るのでしょう、この本。
 清張氏自ら、「気に入らなかった。書くのではなかった(あとがき)」、と述べています。
 それでも世に出た、出しました。
 なのに読み返しても、その理由が、見付かりません。
 第一主題が、はっきりしません。
 故に無論、文学足り得ず、内容も真偽不確かで、ドキュメント足りも得ません。
 笑止なことには、氏自ら「あとがき」で、読者の求めを察して、補いを入れるほどです。
 もっとも話題作を数々生ましめた、氏の抱えた鬱屈した心情や遣る方ない憤懣、そしてこれらを据え発揮された、類い稀な創作力や筆力、は読み取れます。
 氏の著作を、完全読破しなきゃ、と思っている人たちには、頷けるにしても、作品としては、如何にも中途半端です。
半生の記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:半生の記 (新潮文庫)より
4101109125

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