半生の記

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評判

半生の記の評価:

4.57/5点 レビュー 47件。 A ランク

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平均点4.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全101件 1〜20 1/6ページ
No.101
(5pt)

面白い

松本清張さんの苦労された跡がよくわかりました。
苦労人なので、深みのある作品が書けたのだと思いました。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.100
(5pt)

面白い

松本清張さんの苦労された跡がよくわかりました。
苦労人なので、深みのある作品が書けたのだと思いました。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.99
(5pt)

著者が記す人生の苦しみに共感しました。

著者と比べるまでもありませんが、私の様な「負け組」にも共感できる内容でした。
これを書いた時、既に著者は小説家として成功していましたが、全体を通して暗い内容になっているのが強く印象に残っています。
半生の記 (1977年) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (1977年)より
B000J8V1N8
No.98
(5pt)

著者が記す人生の苦しみに共感しました。

著者と比べるまでもありませんが、私の様な「負け組」にも共感できる内容でした。
これを書いた時、既に著者は小説家として成功していましたが、全体を通して暗い内容になっているのが強く印象に残っています。
半生の記 (1966年) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (1966年)より
B000JAAL6O
No.97
(5pt)

松本清張、唯一の私小説

結婚の馴初めなどは一切書いていないが、立派におもしろかった。清張は私小説が苦手で、これも気に入らなかったとしているが、私には十分な私小説に思われる。小卒の人間の苦心惨憺たる半生が、「或る「小倉日記」伝」同様に、端正でくどくどしない文章で瑞々しく語られている。
 苦労人で、後半で七人家族を養うことの懊悩がさらりと俯瞰で示されている。達者だと思う。至言と感じた文も多かった。たとえば、兵器廠の片手の管理人のくだりの「世間の人は組織の大きさだけを見る」で、こういう達観したような文が好きだった。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.96
(5pt)

松本清張、唯一の私小説

結婚の馴初めなどは一切書いていないが、立派におもしろかった。清張は私小説が苦手で、これも気に入らなかったとしているが、私には十分な私小説に思われる。小卒の人間の苦心惨憺たる半生が、「或る「小倉日記」伝」同様に、端正でくどくどしない文章で瑞々しく語られている。
 苦労人で、後半で七人家族を養うことの懊悩がさらりと俯瞰で示されている。達者だと思う。至言と感じた文も多かった。たとえば、兵器廠の片手の管理人のくだりの「世間の人は組織の大きさだけを見る」で、こういう達観したような文が好きだった。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.95
(5pt)

生い立ちが知りたくて買いました。

松本清張作品は沢山読みましたが、彼自身の生い立ちはあまり存じ上げなかったので、購入。
読み応えがあります、楽しみです。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.94
(5pt)

生い立ちが知りたくて買いました。

松本清張作品は沢山読みましたが、彼自身の生い立ちはあまり存じ上げなかったので、購入。
読み応えがあります、楽しみです。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.93
(5pt)

雑感のみですが

雑感1 この本に書かれていることは果して全て事実なのかなぁ?との思いはある。だがたとえ「私小説」だとしても大変面白い。こんな面白い「私小説」を読んだことがない。
雑感2 「あぁこれが清張さんのあの小説の元ネタ、背景だったのかぁ」と何度も膝を打った。「鬼畜」「遠い接近」「黒地の絵」「赤いくじ」「絢爛たる流離」「無宿人別帳(その中の一篇・タイトル失念!)」などが思い浮かんだ。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.92
(5pt)

雑感のみですが

雑感1 この本に書かれていることは果して全て事実なのかなぁ?との思いはある。だがたとえ「私小説」だとしても大変面白い。こんな面白い「私小説」を読んだことがない。
雑感2 「あぁこれが清張さんのあの小説の元ネタ、背景だったのかぁ」と何度も膝を打った。「鬼畜」「遠い接近」「黒地の絵」「赤いくじ」「絢爛たる流離」「無宿人別帳(その中の一篇・タイトル失念!)」などが思い浮かんだ。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.91
(4pt)

同時代の記録としても

新潮文庫 松本清張著『半生の記』のレビュー。
この2か月ほど、松本清張の短編集を読んでいた。
その流れで本書を読んだ。

読む前でも、清張がその前半生~しかも40歳過ぎまで~を、かなり不遇の中に生きてきたことは知っていた。
生活のために箒(ほうき)の行商をしていたという事も。
しかし本書を読み、これほどの境遇だったとは思わなかった。
戦前戦後の庶民生活としては珍しくもない平均的な話なのかもしれない。
しかし、後の高額納税常連者の文豪の姿から逆算すると、そのあまりのギャップに驚かずにおれない。
作者名が無ければ、とある中年が犯罪を犯すまでの生活苦を吐露した手記と取られてもおかしくないほどだ。

清張は41歳のときに『西郷札』でデビューした。仕事をしながら二十日ほどで書いたらしい。俺も読んだが、かほどの生活をしてきた人がいきなり書いたものだとは思えないデキだという感想を持った。
本書は貧困や学歴差別などによる心の動きに重きが置かれているので、小説家になるための努力とか文学との関係についての情報は少なめだ。
しかし彼の半生が、のちの作品に反映されている断片は随所に認められる(最終章の「絵具」が『黒地の絵』であるように)。

彼は前半生でマグマのようにため込んだ“思い”を後半生に爆発させ、次々と作品を発表する。
自著の映像作品に時々嬉々として出演もしていたが、それは、過酷な半生からの反動のようにも思えて何だか微笑ましい。
本書は松本清張の原型というだけでなく、同時代の生活者の一典型を映した貴重な記録でもあると思った。

清張には、『岸田劉生晩景』という作品がある。
本書のカバー絵は岸田劉生の『道路と土手と塀』。
清張の半生を知った後にこの絵を見ると、様々想起される。。。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.90
(4pt)

同時代の記録としても

新潮文庫 松本清張著『半生の記』のレビュー。
この2か月ほど、松本清張の短編集を読んでいた。
その流れで本書を読んだ。

読む前でも、清張がその前半生~しかも40歳過ぎまで~を、かなり不遇の中に生きてきたことは知っていた。
生活のために箒(ほうき)の行商をしていたという事も。
しかし本書を読み、これほどの境遇だったとは思わなかった。
戦前戦後の庶民生活としては珍しくもない平均的な話なのかもしれない。
しかし、後の高額納税常連者の文豪の姿から逆算すると、そのあまりのギャップに驚かずにおれない。
作者名が無ければ、とある中年が犯罪を犯すまでの生活苦を吐露した手記と取られてもおかしくないほどだ。

清張は41歳のときに『西郷札』でデビューした。仕事をしながら二十日ほどで書いたらしい。俺も読んだが、かほどの生活をしてきた人がいきなり書いたものだとは思えないデキだという感想を持った。
本書は貧困や学歴差別などによる心の動きに重きが置かれているので、小説家になるための努力とか文学との関係についての情報は少なめだ。
しかし彼の半生が、のちの作品に反映されている断片は随所に認められる(最終章の「絵具」が『黒地の絵』であるように)。

彼は前半生でマグマのようにため込んだ“思い”を後半生に爆発させ、次々と作品を発表する。
自著の映像作品に時々嬉々として出演もしていたが、それは、過酷な半生からの反動のようにも思えて何だか微笑ましい。
本書は松本清張の原型というだけでなく、同時代の生活者の一典型を映した貴重な記録でもあると思った。

清張には、『岸田劉生晩景』という作品がある。
本書のカバー絵は岸田劉生の『道路と土手と塀』。
清張の半生を知った後にこの絵を見ると、様々想起される。。。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.89
(5pt)

簡潔な文章が好い

松本清張の人と作品に興味はあっても、これまでは手に取って
読むことは極めて少なかった。

ところが最近テレビ番組で清張は文章が短くてわかりやすいことが
指摘された。これが読んだことの動機だった。
そして、とりあえずは「半生の記」からはじめた。
実際に、文章が短くて読みやすかった。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.88
(5pt)

簡潔な文章が好い

松本清張の人と作品に興味はあっても、これまでは手に取って
読むことは極めて少なかった。

ところが最近テレビ番組で清張は文章が短くてわかりやすいことが
指摘された。これが読んだことの動機だった。
そして、とりあえずは「半生の記」からはじめた。
実際に、文章が短くて読みやすかった。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.87
(5pt)

アナウンス通りの商品でした。迅速に送付対応もして戴きました。

ありがとうございました。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.86
(5pt)

アナウンス通りの商品でした。迅速に送付対応もして戴きました。

ありがとうございました。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.85
(2pt)

労苦を売る以外、中途半端!

・何と評すれば、的を得るのでしょう、この本。
 清張氏自ら、「気に入らなかった。書くのではなかった(あとがき)」、と述べています。
 それでも世に出た、出しました。
 なのに読み返しても、その理由が、見付かりません。
 第一主題が、はっきりしません。
 故に無論、文学足り得ず、内容も真偽不確かで、ドキュメント足りも得ません。
 笑止なことには、氏自ら「あとがき」で、読者の求めを察して、補いを入れるほどです。
 もっとも話題作を数々生ましめた、氏の抱えた鬱屈した心情や遣る方ない憤懣、そしてこれらを据え発揮された、類い稀な創作力や筆力、は読み取れます。
 氏の著作を、完全読破しなきゃ、と思っている人たちには、頷けるにしても、作品としては、如何にも中途半端です。
半生の記 Amazon書評・レビュー: 半生の記より
4309007880
No.84
(2pt)

労苦を売る以外、中途半端!

・何と評すれば、的を得るのでしょう、この本。
 清張氏自ら、「気に入らなかった。書くのではなかった(あとがき)」、と述べています。
 それでも世に出た、出しました。
 なのに読み返しても、その理由が、見付かりません。
 第一主題が、はっきりしません。
 故に無論、文学足り得ず、内容も真偽不確かで、ドキュメント足りも得ません。
 笑止なことには、氏自ら「あとがき」で、読者の求めを察して、補いを入れるほどです。
 もっとも話題作を数々生ましめた、氏の抱えた鬱屈した心情や遣る方ない憤懣、そしてこれらを据え発揮された、類い稀な創作力や筆力、は読み取れます。
 氏の著作を、完全読破しなきゃ、と思っている人たちには、頷けるにしても、作品としては、如何にも中途半端です。
半生の記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (新潮文庫)より
4101109125
No.83
(4pt)

貧窮の中に在って、しかし愛された一人っ子の清張さん、芯には明るさが感じられた。

戦前の本当の下層であった清張さんの育ちが語られる。父親がどうしようもなく、何をやっても失敗するし、母親と父親はいつも喧嘩している。いつも貧しい。しかしどうも二人は清張さんを愛すること、ひととうりではなかったと、私は拝察した。父の腕枕で、一の谷の合戦の話を聞いたり、一時別居して父が学校の前で、貧しい身なりで現れ、木賃宿へ連れて行く、そしてお菓子を買ってくれる。母親は字が読めないけれど、盲目的に気にかける。息子を頼りにするだけではない愛情がそこに感じられた。そんなことは一つも書いていないけれど、この半生記には芯に明るさが在るのだ。愛されることがどんな境遇に在っても人を救ううと、改めて思いました。
半生の記 (1977年) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (1977年)より
B000J8V1N8
No.82
(4pt)

貧窮の中に在って、しかし愛された一人っ子の清張さん、芯には明るさが感じられた。

戦前の本当の下層であった清張さんの育ちが語られる。父親がどうしようもなく、何をやっても失敗するし、母親と父親はいつも喧嘩している。いつも貧しい。しかしどうも二人は清張さんを愛すること、ひととうりではなかったと、私は拝察した。父の腕枕で、一の谷の合戦の話を聞いたり、一時別居して父が学校の前で、貧しい身なりで現れ、木賃宿へ連れて行く、そしてお菓子を買ってくれる。母親は字が読めないけれど、盲目的に気にかける。息子を頼りにするだけではない愛情がそこに感じられた。そんなことは一つも書いていないけれど、この半生記には芯に明るさが在るのだ。愛されることがどんな境遇に在っても人を救ううと、改めて思いました。
半生の記 (1966年) Amazon書評・レビュー: 半生の記 (1966年)より
B000JAAL6O