■スポンサードリンク
黒い福音
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
黒い福音の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1959(昭和34)年に実際に起きた事件をモデルにしたノンフィクションノベルである。ノンフィクションノベルの傑作といえば佐木隆三の『復讐するは我にあり』(1975)などを思い出すが、本書の刊行は1961年。なんとあのカポーティの『冷血』(1965)よりも早い。 そういう意味ではさすが清張、なのだが、面白さという意味では後のそれらに一歩も二歩も譲る。そもそも「面白い」などという感想は実際に起きた事件に対して適切ではないかもしれないが、そのニュースに人々がカッカとしていた当時は、十分に「面白かった」だろう。 しかし「そんな時代があったんだ」だけでは済まされないものもたっぷりと含んでいる。例えば沖縄で後を絶たないアメリカ兵による女性への暴行事件などにも、思いをはせずにはいられない。そんなときの正義が機能しないもどかしい感じが、本書を読むとよみがえる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはり中古はやめます | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!