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黒い福音



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黒い福音の評価: 4.19/5点 レビュー 47件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

正義が機能しないもどかしさ

1959(昭和34)年に実際に起きた事件をモデルにしたノンフィクションノベルである。ノンフィクションノベルの傑作といえば佐木隆三の『復讐するは我にあり』(1975)などを思い出すが、本書の刊行は1961年。なんとあのカポーティの『冷血』(1965)よりも早い。

そういう意味ではさすが清張、なのだが、面白さという意味では後のそれらに一歩も二歩も譲る。そもそも「面白い」などという感想は実際に起きた事件に対して適切ではないかもしれないが、そのニュースに人々がカッカとしていた当時は、十分に「面白かった」だろう。

しかし「そんな時代があったんだ」だけでは済まされないものもたっぷりと含んでいる。例えば沖縄で後を絶たないアメリカ兵による女性への暴行事件などにも、思いをはせずにはいられない。そんなときの正義が機能しないもどかしい感じが、本書を読むとよみがえる。
黒い福音Amazon書評・レビュー:黒い福音より
4041227127
No.1:
(3pt)

次回は新品

やはり中古はやめます
黒い福音Amazon書評・レビュー:黒い福音より
4041227127

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