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(短編集)
悟浄出立
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悟浄出立の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
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| 暇つぶしに書いたとしか思えない詰まらん内容であった。 | ||||
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| 芥川さんの手法だけど違わぬ傑作です。 | ||||
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| 万城目さんが描く中国古典の世界。古代中国の人々に思いを馳せる。 | ||||
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| 作者の中島作品との出会いも共感を覚えました。 本作の最後、悟浄に砂漠を行く一行の先頭を歩かせてしまうところは、作者の限りない悟浄への愛と中島敦への深い敬意を感じました。 本作を中島作品の第三弾という位置づけで、未完の「わが西遊記」をぜひ完成させてほしいと思いました。 | ||||
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| 新品みたいでした。またお願いします。 | ||||
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| 中学生の頃、知からない漢字を調べることもせず夢中で読んだ西遊記。一番影の薄い沙悟浄が主人公の物語。史記の一文より虞美人を浮かび上がらせた編。 初めて司馬遷自身の影を見た話まで、若い頃の万城目氏とは違う老練な筆致の短編集。 お勧めです。 | ||||
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| 中島敦、芥川龍之介などの残した古典を異なる視点で書いています。我々が日夜持つ固定概念を疑うことで、新しい視点を持つことができます。 | ||||
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| 沙悟浄って河童? 三国志に趙雲ていたっけ? そういえば虞美人てどんな人? 荊軻、漢文の授業で出てきたような? 司馬遷、あの史記列伝を書いた人? なんとなく知っているようでよく知らない人たちの話。 | ||||
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| 中国古典を基にしているということだが、知っているのは「悟浄出立」の原典である「西遊記」のみ。 だが、原点を知らなくても、特に読むうえで支障はないと思う。 歴史に名を遺した有名人その人ではなく、その周辺にいた人々が主人公であるから、それら有名人たちを知らないと楽しめないかというと、そんなことはない。 読者の大半はおそらく(かくいう私も含めて)主人公たちと同じく凡人であり、5編で扱われているのは、自己嫌悪・郷愁・他者への嫉妬・異性や肉親への愛情といった、人が生きていく過程で抱える普遍的な感情であるからで、彼らの心情に自然と引き込まれるだろう。 氏の長編には、しばしば饒舌で冗漫な印象を受けるのだが、本作品集にはそんな傾向がなく、作者の想いが率直に語られているように感じた。 | ||||
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| こんな洗練された短編小説はなかなかありません。 長編に慣れた読者は、 深く読みたいので、 短編集はどうしても、興味ある2つ3つでやめてしまう。歴史ものでは司馬氏ですら短編は無理だった。 しかしここまで興味深い題材、綺麗な描写で、 なんとも切ない心情をくすずられる… どの話も甲乙つけがたい、素晴らしい短編集でした… | ||||
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| 悟浄の視点で書かれた西遊記という感じ。なかなか良いと思いました。万城目好きにはたまらないでしょう。あっという間に楽しめた一冊。 | ||||
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| 中島敦の短編『悟浄歎異』のオマージュ。本家のいかにも古典らしい言葉づかいと違い、現代的な解釈と言葉づかいが読みやすい。古典や中国文学の最初の入り口としてお勧めです。文庫版もあります。 | ||||
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| 今まで読んだ万城目先生作品とは違い、原作から想像を膨らませた短編集です。 様々な作品をキャラクターそれぞれの目線で感情や行動が描写されているため、どれも主体者の目線となり読むことが出来ました。 中国の歴史や、三国志を読んだことはありませんでしたが、面白く読み進められ紹介されていた著書にも興味が湧きました。 この表現力や発想や視点があるからこそ、万城目ワールドが生まれるのだと感じた作品でした。 | ||||
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| 中国の歴史上の人物を主人公にした短編集。 連作短編ではないので、好きなところから読んでも大丈夫です。 内容はそんなに難しくもなく、ドラマでおなじみの西遊記や、漢文の授業で習った項羽と劉邦などオールスターズが登場するカンジです。 人生の岐路に立ったとき、今まで自分がしてきたところを振り返り、これからどうしていくか迷うといった話が多く、どちらかというと、主人公は傍観者で、歴史上の人物を遠巻きから見ていて、憧れているパターンがほとんどです。 そういう書き方なので、客観的に物事がとらえることができ、それでいて、「どんなに遠い昔の人でも、こういう場面に出くわしたときは色々考えるよなぁ・・。」と人間の気持ちって何千年経とうとあまり変わらないなと思いました。立派な人でも誰でもこういう思いにとらわれたりするんだなとしみじみ感じ入りました。 読みやすくとてもよかったのですが、やっぱり主人公の生きていたいた時代について少し説明がほしいなと思ったので星4で。 | ||||
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| 古典の人物にスポットライトをあてた短編集。著者の想像力がいかんなく発揮された印象。 冒頭の西遊記の沙悟浄をメインに据えた話が、やはり一番面白かった。 こういうのはあまり、史実や古典に忠実すぎても面白くない。さりとて、大胆な解釈はしらけてしまう。 うまいバランスで話にしていたのだと思う。 このパターンでいくと、数多の古典の万城目解釈バージョンが可能だろう。 | ||||
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| さすが、有名な人だけあって、ぐんぐん物語に引き込まれました。 中島敦の悟浄出世がとても好きなので購入。万城目学は初めて。 悟浄出立については中島敦のものとテーマが同じように思えて新鮮味が感じられませんでしたが、四面楚歌やその他のお話が良かった。 中島敦の李陵の裏側を覗けるようなお話も入っていて、大満足でした。 他にもこの人の中国古典シリーズがあったら読みたいと思う。 | ||||
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| 中国の故事を題材にした本書。 5つの短編からなり、それぞれ、西遊記の沙悟浄、三国志の趙雲、項羽の妻の虞姫、 秦国の一役人、史記の作者の司馬遷を主人公としている。 どれも、人生に対する深い感慨、考察が淡々と述べられていて、 心にスーっと染み入る文体は、ひとえに作者の筆力のたまものだろうと思われる。 私は中国の故事に対して、少ないながらも最低限の知識があったので、 楽しめたが、 もしかしたら、何も知らない方にとっては、 各短編の主人公や登場人物が一体何者でどういう関係にあるのかが、分かりにくいのかもしれない。 | ||||
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| 中国の古典を題材にしたような短編集。期待をしてたわけではないですが、予想通り、全く面白くないです。時間の無駄でした。他の作品も読むのを止めます。 | ||||
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| 単独の作品としては十分面白いんですが、「あの作品・史実のあの人が、あのシーンでどう考えていたか」を原点との矛盾なく書いた作品ではないので、都合の良い二次創作という印象を拭えない。 作品として一から作り上げるなら、別に劉備と曹操が裏で同盟を結んでいようが(秘本三国志)、孔明がビーム出そうが(三國無双)、呂布がマザコンで司馬懿がドMだろうが(北方三国志)、それこそ全員女体化(恋姫無双)していようが、それが作品の味という物だと思う。 でもこの作品の場合は、物語の流れは既存の作品や史実に全部丸投げして、ある登場人物の一部分の独白を切り取るという形でありながら、そこにオリジナル要素をぶっこんでくる、しかも話の結構な核心部分で。 特に趙雲と虞美人の話はそれが顕著で、この二人の独白はどちらも完全に著者のオリジナル要素から成り立っている(趙雲の方はオリジナルと言う気持ちもなく、単に下調べが足りないだけかも)。 中国文学、中国史好きとしては、原典との矛盾なく、なおかつ著者流の冴えた解釈を読ませて欲しかった。 著者が元ネタとしている中島敦のわが西遊記に感じられた原典への愛情が、本作品からは正直伝わってこなかった。 | ||||
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| 面白かったです。 中国の文学に興味はあっても、長編だし、難しいかなと避けていたのですが、この本は短編で 人気のある人物を網羅していて、手にとりやすかったです。 | ||||
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