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(短編集)
悟浄出立
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悟浄出立の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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中国の古典を題材にしたような短編集。期待をしてたわけではないですが、予想通り、全く面白くないです。時間の無駄でした。他の作品も読むのを止めます。 | ||||
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単独の作品としては十分面白いんですが、「あの作品・史実のあの人が、あのシーンでどう考えていたか」を原点との矛盾なく書いた作品ではないので、都合の良い二次創作という印象を拭えない。 作品として一から作り上げるなら、別に劉備と曹操が裏で同盟を結んでいようが(秘本三国志)、孔明がビーム出そうが(三國無双)、呂布がマザコンで司馬懿がドMだろうが(北方三国志)、それこそ全員女体化(恋姫無双)していようが、それが作品の味という物だと思う。 でもこの作品の場合は、物語の流れは既存の作品や史実に全部丸投げして、ある登場人物の一部分の独白を切り取るという形でありながら、そこにオリジナル要素をぶっこんでくる、しかも話の結構な核心部分で。 特に趙雲と虞美人の話はそれが顕著で、この二人の独白はどちらも完全に著者のオリジナル要素から成り立っている(趙雲の方はオリジナルと言う気持ちもなく、単に下調べが足りないだけかも)。 中国文学、中国史好きとしては、原典との矛盾なく、なおかつ著者流の冴えた解釈を読ませて欲しかった。 著者が元ネタとしている中島敦のわが西遊記に感じられた原典への愛情が、本作品からは正直伝わってこなかった。 | ||||
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沙悟浄を扱った作品に「悟浄歎異」中島敦がありますがそれに比べるとかるいですね!「悟浄歎異」は青空文庫ですからね。 | ||||
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古典を読み、そこから想像力を駆使して新しい世界を構築するのが小説家の仕事ですから、「この解釈はおかしい」という不満は的外れで邪道です。と、お断りした上で個人の不満を書かせていただきます。 沙悟浄は架空の存在ですから、どんなキャラクターでも許されるでしょう。しかし、高校時代の教科書から史記の原典を多少なりとも親しんできた者にとっては、各話の登場人物はことごとくガッカリさせられました。特に司馬遷には大変違和感を感じます。 重ねて言います、解釈は自由です。でも史記の原典の漢文の間からほとばしり出てくる熱い熱い「もの」をスルーしてしまっているのが不思議でたまりません。 | ||||
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