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(短編集)
悟浄出立
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悟浄出立の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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四面楚歌を虞姫の視点から切り取った「虞姫寂静」が印象的でした。 どうしても項羽の影に隠れがちな虞姫ですが、ここでは、女の矜持みたいなものが感じられて、 作品に引き込まれました。 | ||||
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面白く、そして楽しく読める作品ですが、これが直木賞候補に選ばれた理由が分かりません。 ハッキリ言いますが、直木賞の水準にある作品ではないです。 万城目さんの作品は今まで5作直木賞候補に選ばれてますが、 そのうちのほとんどが直木賞の水準に満たした作品ではありません。 (※鹿男は選ばれてもギリギリ納得できる作品でした) なんというか、直木賞(および出版社etc)が賞の注目を集めるために、 著者の作品を客寄せパンダ的に候補にしてるようで大変違和感があります。 まあ、選ばれれば、メディアミックスしたとき、宣伝効果になるからwinwinなんでしょうけど。 悪い作品ではないです。読むと結構面白い作品です。 でもこれが直木賞候補に挙がったのは間違いだった思います。 (実際、選考委員にボロクソ言われてますし・・・) | ||||
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大変面白いでしたが、やはり長編がまちどうしいです。表題が一番面白いでした | ||||
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西遊記や三国志など,中国の有名な古典作品を題材に,主役ではない側を描く五篇. 著者の作品に多く見られる,奇想天外な話運びやコミカルな要素は完全に鳴りを潜め, ひたすら静かに,そして淡々と語られる様子は,明らかにこれまでとは違う雰囲気です. また,焦点は確かに脇役に向きながらも,相手に主役たちが置かれていることが多く, 交わされる多くのやり取りや姿など,あちらを通じてこちら側を見せる演出が印象的で, さらにこれが,ややもすれば地味になりかねない流れに,ほどよい起伏をも与えています. その反面,原典への理解度によっては,やはり入っていけない部分があるのは否めず, 西遊記以外は名前程度,中には全く…という自分には,魅力的な物語には映ったものの, 伝わる思いは正しい解釈なのか,いささか戸惑いが残り,楽しみきれないのが残念でした. | ||||
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