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山河果てるとも



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【この小説が収録されている参考書籍】
山河果てるとも
山河果てるとも    天正伊賀悲雲録 (角川文庫)

山河果てるともの評価: 4.06/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

史料の取材力はさすが

あいかわらず史実の追い方はうまいです。
信長の勢力に翻弄される四人の主人公たち。
血脈をたもつために、妹たちを犠牲にし、ついに割腹する小源太。
独特の正義があって、信長側についたのか、と思っていたら、ただの冷血漢になりさがっていた忠兵衛。
一番苛烈な抵抗者となって、ゲリラ戦を展開したのは気立ての優しい勘六だった。
そして、伊賀の国が自分の一部だと感じていた左衛門が異国の宗教に心惹かれ、異国に旅立つラスト。
ついでに、信長への恐れのために手柄をあせって伊賀国を攻める信雄とその周囲の家臣たちの思惑も興味深いです。
まさに、極限状態の人のありようの縮図でした。
天正伊賀の乱を史実として知りたいと思っているのなら、これ以上の良書はありません。
山河果てるとも    天正伊賀悲雲録 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:山河果てるとも 天正伊賀悲雲録 (角川文庫)より
4041006163
No.1:
(3pt)

伊東潤氏

織田の伊賀攻めです。1人1人の登場人物は深く考えず、大まかな流れを追いながら読みましたが、読み応えのある作品でした。
山河果てるとも    天正伊賀悲雲録 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:山河果てるとも 天正伊賀悲雲録 (角川文庫)より
4041006163

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