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過ぎ去りし王国の城
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過ぎ去りし王国の城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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最近のこの作者の作品は、暗い感じのものが多かったので、この作品で少し持ち直してきたかなという感じです。 確かに昔の作品に比べ、ミステリーという感じではないのですが、作品のいたるところに謎がしかけられており、充分楽しめました。 今は辛くても、やっぱり未来を信じて生きていけばきっといいことがあるんじゃないかと思わせてくれる作品でした。 とても読みやすい文体なのもよかったし、何より、「悲嘆の門」のように、あまり複雑じゃなくて、少し日常の中にファンタジーがあるような・・、これくらいなら私は許容範囲かな。 あと、子どもが主人公なのが最近多いですが、子どもの心理がイキイキと描かれているのもいいです。 | ||||
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ファンタジー的、学園ものというか、これまで読んだ宮部みゆき作品のサスペンスとは雰囲気が違っていました。 期待を持ってぐんぐん読みましたが、ラスの展開に物足りなさを感じてしまいましたもっと意外性のあるいつもの感じがなかった。 | ||||
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主人公は、尾垣真。中学生。 高校への推薦入学が決まり、ポスト受験生となっている。 彼は、ある日、銀行で不思議な絵を見つけ持ち帰る。 絵には、古城が描かれていた。 その後、その絵の中に入れる可能性を発見する。 ただし、真には絵心がないため、自分一人では難しい。 そのため、同じ中学の絵が上手な城田珠美に声を掛ける。 そして、真と珠美は一緒に絵の中に入ることとなる。 絵の中に入った際に、真は、 少女が捕らわれているのを見つける。 少女が、絵の中に捕らわれている理由は? 真と珠美は、少女を助けることが出来るのか? そもそも、少女を助けた方が良いのか? 全体的に、ファンタジー色が強いが、すんなりと受け止めることが出来た。 後半の展開は、矛盾や少し急すぎる感じを受けたが、 怒涛の展開にページを繰る手を止められなくなった。 正に、本に引き込まれるようであった。 ラストは、ほんのりと心が温まるものであった。 | ||||
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読み終わって考えるととても良かった。ラストがハッピィな気持ちにさせてくれたからかな?ファンタジーで、私の好きなパラレルワールドのSF。そして謎解きのミステリー。主人公が高校3年生でもあり、文章もとても平易で読みやすく、高校生に受けそうな小説だなあ。 | ||||
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尾垣真は、銀行のロビーのパネルに貼られた1枚の絵に激しく心を揺さぶられる。不思議な、中世の城を思わせる絵だった。思わず絵を持ち帰ってしまった真は、アバターを使い絵の中に入り込むことができることを知る。絵のうまい同級生の城田珠美にアバター作成を依頼し、ふたりは絵の中の世界へ。やがて彼らは、絵に隠されたある人物の想いに触れることになる・・・。 緻密に、ストーリーが構築されていく。そのひとつひとつの描写が見事で、読み進めていくうちにごく自然に物語の中に引き込まれていく。なぜこの絵が存在するのか?なぜ絵の世界に入ることができるのか?そのカギを握るひとりの少女の存在が浮かび上がってくる。そして、その少女の正体を知るパクさんとの出会いが、真実への扉を開く・・・。ページをめくる手が止まらず、一気にラストまで突っ走った。 中には、つらく切なく、胸が痛くなるような描写もあった。こんなにひどい経験をしたら、心が壊れてしまいそうだ。ずっとつらいままだったらどうしようと思ったが、ラストでは救われた気持ちになった。誰か手を差し伸べてくれる人がいたら、希望を持って生きていくことができる!こういうラストで本当によかったと思う。読後にほのぼのとした温もりを感じる、とても面白い作品だった。 | ||||
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外れなく面白かったです。新鮮な感じはしなかったけど、宮部みゆきさんらしい作品だった。 | ||||
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面白いでも 宮部みゆきさんのたくさん読んでる人からするとよくあるやつだなと思うと思う | ||||
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