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夏への扉
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【この小説が収録されている参考書籍】
夏への扉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 41~53 3/3ページ
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古いSFですが、それなりに面白い。はじめての電子書籍でしたが、いいところもあります。 | ||||
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ロマンス的な要素が評価された作品が、たまたまSFジャンルだったのではないか? と思いました。 SFの名作……といわれると、かなり違和感を覚えます。 主人公は優れた発明家&エンジニアという設定ながら、 自己評価が高い割に、人物として優れてもいなければ良い人でもない。 プライドだけ妙に高いダメ人間が無茶をして、ご都合主義で切り抜けていく展開です。 ご都合主義的は冒頭からで、後半にかけてかなりの頻度になるため、 話にのめり込むことができませんでした。 翻訳が平易かつ訳し方が一貫して読みやすいので、読書感想文の題材に良いのではないでしょうか。 | ||||
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本作(原題:The Door into Summer)はアメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説。なぜか小説作品を検索しているとAmazonがプッシュしてくる。。。古い作品だし図書館で借りてみました。ネタバレしてしまうのでなぜSF作品なのか、と言う話は控えますが、表紙絵の通り猫が出てくる小説作品。P1〜350(訳者あとがきまで)。 以下、個人的な感想ですが、読後、Amazonの絶賛レビューの嵐に戸惑ったのは私だけではないと思われます。1956年発表作品であり、SF作品は時の流れに逆らえ難いものなのかもしれませんが、決して伏線回収が素晴らしいわけでもなく、半分ほどまで読んだ時点で主人公の探す「夏への扉」は一体どこなのか分かってしまい、後は足りない(それを実現する為の)ピースを探す作業になってしまいました。それも終盤後出しジャンケンでふっと出てきた為、なんという自己都合プロットなんだ感が拭えませんでした。。。 対象読者について。 SF作品は星新一(こちらは小学生時代から読んでます。好きです。)くらいしか読んでないのであまり言えた口ではないのですが、独特の語り口調とうさぎドロップ 10 番外編 (Feelコミックス)の結論がビミョーと感じる方、経済的に裕福・親密な友人・美しい伴侶が幸せの絶対条件とは感じない方、既に40代以上で上記条件を入手出来る可能性が低く、それにより己の不幸を感じ取ってる(不幸な)方、そして大して猫好きではない方にはオススメ出来ません。逆に若ければ&それらを実現していれば、それだけで共感を感じ取れる方がいる作品になってると思いました。 以上から、評価は人によって分かれる、普通と言う事で星3つとさせて頂きました。 タイトルは「夏への扉」となっていますが、それは万人の夏への扉ではない事はご留意下さい。あなた自身の”夏への扉”を探すキッカケになるかもしれないので一読をオススメします。 | ||||
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嫌いではありません。ケン・グリムウッドの「リプレイ」みたいなの大好きなので嫌いではありません。が、ちょっと仕立てが稚拙かな?行き当たりばったりな設定が多すぎる気がします。なのに☆3つにしたのは主人公と主人公の愛する女の子との出会いに夢があるから。冷凍睡眠してお互いを待つなんて素敵! | ||||
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ペット持込禁止の店に猫をこっそり連れ込む主人公は好きになれないけど、話はなかなか面白かった。 この小説の2000年は現実の2013年よりもだいぶ進んでますね。 ていうか現実の2013年よりも小説の1970年の方が進んでる。 ルンバよりも文化女中器の方が賢いよね。 | ||||
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旧訳が良かったので新訳も買ってみたがまだ読んでないのでなんとも・・・ | ||||
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日本ではSF小説で常に人気上位になるというので読んでみました。 夏ですし。 ひとことで言えばタイムマシンもの。 人気があるのは、きっと物語がSF特有の大がかりな戦争やロボットとか未来都市が描かれているのではなく、日常的なある意味恋愛小説の要素が含まれているからかもしれません。 私は勝手に前者を期待していたので、ちょっとがっかり。。 それにしても海外小説は訳の重要性がとても大きいですね。 この本も例外ではなく、訳者の福島正実さん(この方もSF小説家。確か何冊か読んだような)の訳は、今ではあきらかに古い。 なのでご興味のある方は、新訳のこちらを読まれたほうがいいと思います。 数ページ立ち読みをしてみましたが、現代とまったく違和感がないので。 | ||||
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最近、この有名な作品を読んでいなかったことに気づき、急ぎ手に取って読みました。 一番感銘を受けたのは、リアリティの高い描写ですね。これぞサイエンスフィクション。 エンジニアの主人公がタイムトラベルをするお話なのですが、技術・会社経営・株式・法律・経済などの記述が、当時のアメリカ社会の実情を反映していると思われ、話に説得力を持たせていて、SFとしての魅力を高めています。 ただそれゆえ、古い作品なので今読むと時代遅れに感じて違和感を覚える部分はあります。(特に技術面の描写で…IT・コンピュータが普及してないのに文明が進んでいるといういわゆるレトロフューチャーな未来像に、違和感を覚えます)ここが映画化されない理由でしょうか。 でも、主人公が、お掃除ロボット・ルンバのような家電製品を発明し普及させる等、 50年以上前にそれを予見したハインラインの慧眼は偉大だと思います。 また主人公の行動原理はいかにもエンジニア、技術屋さんといったもので、技術を理解しない経営者や営業職の人への不信感、愚痴といったものが多くつづられており、私のような長年プログラマをやっている人は、共感をおぼえるのではないでしょうか。 (逆に非技術畑の人は自分が悪者にされてるみたいで、楽しめないかもしれません…) ただ、途中で終盤までの展開が完全に読めてしまうこと、解決手段がちょっと唐突で強引なこと(未来に行くのにコールドスリープというのはリアリティがあってとても良かったのですが、戻る手段は…)あとヒロインについての描写不足が気になりました。(悪役の女性や、主人公の飼い猫の描写は充実しているのですが) この辺は同じハインラインでも、以前読んだ時の門のそれぞれの短編の方が、優れている物が多かったように思えます。 正直、SF史に燦然と輝く有名な作品の割には、うーん…といった印象もあります。 50年前に読んだらきっと熱狂できたと思いますが、この作品は後に、バックトゥザフューチャーをはじめとする、タイムトラベルコメディに多大な影響を与えていると思うので、そういうSF作品に多く親しんでいる世代としては、ちょっと拍子抜けな感じもあるのかもしれませんね。 なんか不満みたいな事を書き連ねましたが、面白いのは確かで、最近小説を読まなくなった私ですが、この作品は一気に読んでしまいました。 | ||||
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「夏への扉」新訳版です。 訳者は「アルジャーノンに花束を」の人ですね。 以前の訳からずいぶん長い年月が経過したのちの新訳ですが、あまりに以前の翻訳に親しみすぎたせいか(おそらく、ぼくにとってもっとも多く読み返したであろう小説が「夏への扉」旧訳版)、正直なところぼくにとっては旧訳版のほうが”しっくり”来ます。 読みやすさ、という点においては圧倒的に新訳が優れていることに異論はありませんが、やはりぼくにとっての「夏への扉」は”旧訳版”なのです。 旧訳に思い入れのある人は、「別物」と割り切って読んだ方が良いと思います。 | ||||
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評価されているハインラインの中では異色作。 社会学方面のプロットも背景にあるが、背景世界よりも主人公の顛末がクローズアップされる。 全体的にライトで、気軽に読める。 猫属性の作品。猫語を翻訳(意訳?)する主人公は必見。 | ||||
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とにかくおもしろい。 ページをめくる手が止まらない。 面白い小説を読みたいという期待には100%こたえられる。 でも、人生に影響を与えるほどではないから☆三つ | ||||
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七転び八起きの心意気で、どん底に落ちても次から次へ打開策を見出して、前向きに実践してゆく多情多感な主人公に、読者は励まされるでしょう。何かで落ち込んだ時に読むとよいかもしれません。SF的には、冷凍睡眠と時間旅行をシンプルに絡めていて、ビッグスリーの時代の作品としては標準レベルでしょうか。全体的によくまとまって、予定調和していると思います。 ただ、完璧なハッピーエンドを目指すあまり、実に都合よく主人公の前に弁護士や公証人が現れたりするのは、いくら小説とはいえ、やや強引な感じがします。もちろんファンなら当然許せるところでしょう。 そしてわたし的には、ハインライン翁の社会観や人生観が鼻について、あまり主人公に感情移入することができませんでした。「強いアメリカ」、「不屈のアメリカの男」に、登場する主な女性は、か弱く少し頭の弱い、かわいらしい若い女か、さもなければとんでもない悪女という極端な対比。やはりこの巨匠の最高傑作は「異星の客」ではないかと思ってしまうのですが。 | ||||
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何か申し訳ない評価ですが。 思ったほど猫SFではなかったのと、一部(恋愛部分に関しての主人公の乗り換えの速さというか、尻軽さ。少なくとも私には軽薄にしか見えない)が気になってしまい、後半はだれてしまいました。 しかし話の着眼や展開そのものはおもしろく、星3つ。 | ||||
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