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手紙
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手紙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全538件 101~120 6/27ページ
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良作って映画になっても面白いと思う。本作も映画、原作ともに素晴らしい。映画だけしか見てない人は原作も読んで欲しい。犯罪というもの多角的に捉えた良作。 | ||||
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人生〇〇年生きてれば、嫌な奴(意地悪する)に出会うこともある。 寝れないほど、飯も食えないほど恨み、憎んだところで、相手は飯食って寝てるんだよね。 人を恨んでも、後悔はしても、得るものはないと、頭では理解できても、感情は割り切れない。 でもさ、親切にしてくれた人、愛してくれた人もあったはずなのに、それに感謝せず、他人を呪うのは止めよう。 自分をゆるします。 他人もゆるします。 あま~い希望的観測が、身内の人間の未来、夢をも奪い去る。 現実を受け入れ一歩を踏み出すしか、道を開く術はない。 「ヨブ記」的見地には、自己責任であり、自らが引き寄せた。 無意識に他人を差別している自分があることを、再認識。 | ||||
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映画を先に見てラストは感動と涙が止まりませんでした。そのあと本を読んだのであまり感動なく映画の内容と少し違ってたので少し残念でした。でも本を先に飲んだら違ってると思います。 | ||||
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どうなるのか、とドキドキしながら、どんどん読めてしまう。 が、読了感は悪い。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は何作か読みました。 「手紙」は比較的最初の数冊の内に読み、彼の作品が好きになったきっかけの一冊でもあります。 強盗殺人を犯してしまった犯人のたまたま弟だとという、個人的には本来なんの落ち度も無い男性が、理不尽(とも言い難い)な様々な差別と偏見から逃れる為に、最大限の努力で居場所を作っては、そこを追われて行く徒労感、無力感とそれでも捨てきれ無い兄への情が描かれています。 彼自身に護るべきものが出来て、兄とは決別するのですが、読後感は決して悪いものではありません。 タイトルの「手紙」というのも、イイです。 子供が夏休みの宿題で読書感想文が書けないと言うので、これを読んで何も感じないという事もあるまいと、この本を勧めました。 出来は兎も角、感想文自体は書き上げられた様です。 | ||||
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東野作品を読むのは6作目くらい。 この本は特に東野圭吾必殺『とにかく無難』が色濃く出ていると感じた。 難しい単語や言い回しをとにかく避け、誰にでも受け入れられる読みやすくクセのない文章。 やりすぎない程度のご都合展開に、差別。 ここまで無難に、大衆的に書けるのが東野圭吾のすごいところなんでしょう。 残念だったのがあまりにも先が読めすぎて、こうきたか~というドキドキ感が皆無だったところ。話の流れ、持って行き方がケータイ小説のそれのようだった。 内容も教育過程の課題図書という感じで、色々現実見てきた大人には少々薄っぺらく感じると思う。本当の差別はこんなマイルドなものではない。 この小説から得られたのは、もう少し頑張って生きてみようかな、というやる気かな。 | ||||
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東野圭吾さんの大ファンで他にもいろいろ読んでいます。こちらも楽しみに読ませていただきました。が・・・ いくら東野さんをもってしても、扱うにしてはややテーマが壮大過ぎたのではないかと思います。 貧乏育ちで歌ったこともないのに突然才能を見いだされて芸能界デビューとか、いくら小説でも有り得無さすぎといいますか。映像化を意識しすぎと思います。 兄の手紙も呑気過ぎでイライラしていたら、なんと最後に被害者遺族にも呑気な手紙を送っていたことも判明。知的障害でもあるのでしょうか? 実際の凶悪事件加害者はどうでしょう?あのサカキバラにしても、遺族の望む心こもった手紙など一度も書いたことうはなく、池田小学校にしても最後まで反省の弁などありません。加害者家族のインタビュー映像も見ましたが「もう勘当してるから関係ない」と怒鳴り返すだけでした。 光市母子殺人にいたっては、犯人の親が「なんでよりによってあんな面倒そうな人選んだかなー?」とそこを後悔していましたね。 凶悪事件を起こすようなのは反社会性人格障害や発達障害など何らかの精神疾患があり、心持つ常人とは別です。反省するような人なら、最初からこんな事件起こしません。 ちょっと実際とは懸け離れすぎた話と思い、残念でした。 | ||||
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最高の一言です。差別に対して言及されてました。私自身深く考えさせられました | ||||
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受刑者の兄からの手紙を中心に物語が展開していますが,刑期確定後1年を過ぎると生活環境調整といって,受刑者が仮釈放になった時に社会に出てくる受け皿を用意する制度があります。これは保護司を通じて調整されるのですが,この記述が物語の展開の中で出てきません。本来なら仮出所の場合引受人を選定するのですが,受刑者の兄には肉親は弟1人だけ。別に肉親でなくても引受人にはなれますが,そのような人は物語の中には出てきません。必然的に弟のところに戻るしかなく,その過程において弟の心の葛藤が出てくるべきであるのにそれがないのは,作者の認識不足なのか取材が足りないのかのどちらかです。このような物語を書くのなら,もっと受刑者に関することを調べるべきだと思います。 | ||||
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初めてこの作品を読んだのは10年近く前になりますが、 この本を読んだ後の10年で、犯罪者が罰を受けることがどういうことなのか、非常に考えさせられるようになりました。 過去に少年犯罪を犯した「元少年」が、事件を起こしてから20年近く経ち、 刑期を終え青年となった今でも、マスコミに追いかけられて普通の生活が送れないといいます。 同級生をいじめに追いやった人物が、名前を変え、転校しても インターネットで写真や新しい名前を晒され、普通に生活ができなくなっているといいます。 いつの間にやら世の中は、事件後の執拗なマスコミの追跡だけではなく、 一般人からもインターネットを介して「私刑」を執行される世の中になりました。 そういった世の中を嘆く人もいるとは思います。 私も『手紙』を読んでいなければ、そういった世の中をもっと嘆いたかもしれません。 罪を犯した人やその家族を差別することを、肯定するかと言われれば 素直に「Yes」とは答えられません。 でも、でも、この作品を読み終わってから思うようになりました。 罪を犯し、その罰を受けるということは、 人の命を強制的に絶つということは、 自身や家族に及ぶそれからの不幸も含めて、全部罰の一部だと。 | ||||
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分厚くて、なかなか読む機会が無かったのですが、ふと読んでみようと思い 読み進めてみました。 ページをめくる度に 吸い込まれていき、全ての登場人物の言葉に色々考えさせられました。 とても深いな〜 と思いました。 | ||||
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毎日新聞で連載されていた時から、本になったら購入して読みたいと思っていたので、とても満足です | ||||
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普通に読む分には全く問題ありません。 知友学生の息子に読ませています。 気に入ったみたいで一生懸命読んでいます。 | ||||
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初めて読んだ彼の作品が「手紙」です。 ミステリー小説を読んだのも「手紙」が初めてです。 兄が犯した罪のせいで兄から縁を切ろうとした弟の気持ちが何となく理解できます。 最後の方で、弟が兄のいる場所へ行ったときに、兄が合掌していた。 その場面にすごく泣けました。 兄弟や家族の大切さ、とかそういう綺麗事ではないけど身近なものについて考えさせられました。 そしてハッピーエンドではないのに、バッドエンドでもないのが読み終わった時にほうっと一息吐きたくたります。 こかか東野圭吾の作品の魅力ではないでしょうか。 | ||||
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重いテーマですが、引き込まれ一気に読む事ができました。 読んだ後、悲しくて切なくて涙が出てしまいました。 物語の中であったように殺人は人との繋がりを断つ事であり、被害者とその家族の繋がりを断った加害者の罪は重い。 主人公の直貴と加害者である兄は絶縁し、繋がりを断たれた被害者家族と同じ苦しみを感じて生きていくのだと思いました。 | ||||
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東野圭吾ファンなので。 ドキドキワクワクの1冊でした。 オススメ! | ||||
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東野圭吾先生の作品を読むのは、この「手紙」が第2作目です。 東野先生フアンのかたから、強く薦められてこの本を読むことになりました。 この作品を読んでまず感じたのは、登場人物の人格や人間味溢れる「営み」が、しっかりと造形され、描き出されていること。 むろん、冒頭から中葉そして結末までに至る緊張感ある場面展開も、著者一流の筆さばきを感じさせるものでしたけど。 主役から、ほんの端役に過ぎない人たちまで、「彼ら・彼女らが、実際に世に存在したら、こういう人物であったろう」と読者を納得させるような、リアリズムに裏打ちされ、かつ著者の深い人間洞察を感じさせるような人物描写に、唸らされました。 それから、刑務所の兄から俗世の弟宛に送られてくる手紙文も、つい読み入ってしまうほど惹きつけられました。 文字通り社会生活から隔絶された刑務所に棲む人間なら、このように著したであろうと感じさせるような、せつせつとした内容ながらも、その一方で俗世での弟の筆舌尽くしがたい世間の壁との戦いにはまるで無頓着な便りも、そのひとつひとつが物語に強いアクセントを効かせているように思います。 理屈っぽいレビューになって恐縮ですが、この本を手に取り、通読して、心地よい疲労感と満足感を覚えました。 兄も、弟も、読者にカタルシスを感じさせるほどには「しあわせ」にならず、かといって救いの無い結末でもなく、東野先生の小説巧者ぶりをじゅうぶん味あわせてくれた、好著であると思います。 | ||||
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東野はかなり読んでいるが、同氏が描く人間心理の中で、この作品は群を抜いている。 ミステリーというより純文学に近い作品だと思う。 読んでみる価値のある1冊だと思う。 | ||||
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今まで考えたことのないことを深く考えさせられる本でした。私が読み終わった時に残ったものは数々の疑問でした。何回も読んでその疑問とぶつかっていくべきなのかもしれませんが、私には重くて出来ません。最後には涙が止まらなかったです。本当に読んでよかったです。 | ||||
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どうにもならない事情があって、道を間違えてしまって、守りたかった人を不幸にしてしまう。長い年月、一生と言ってもいいくらいの月日を、誰のせいにもできないところでたくさんのものを失って生きる。救いとか、許しとか、あるいは不運とか不幸とか、一言で言えないものが流れていたように思います。その場所でただ実直に歩き続けるしかないのは、本当はみんな同じかもしれない。驕るなかれ、私。と、気を引き締めてみます。 | ||||
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