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手紙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全538件 61~80 4/27ページ
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この著者らしい、隙のない、無駄のないきちんとしたまとめ方をしている小説である。 加害者家族の苦しみ、理不尽な扱いに対する著者なりの考えを示し、読者に考えさせる構成には、感心する。 しかし、加害者家族の救済は勿論、成されるべきなのだろうが、その前に被害者家族の救済の実態は、どうなのだろうか。 加害者の刑が確定しても、被害者家族としては到底、納得できるものではなかったり、また、民事で賠償を求めても、実際、きちんと賠償を続ける人間は決して多くないというのが現実ではないだろうか。 そして、大切な家族を奪われた苦しみだけが続く。 そのような被害者家族の現実がもっときちんと改善されないと、どんなに加害者家族の苦しみを訴えられても、共感できない、というのが正直な気持ちである。 まず、被害者家族をもっときちんと救済してほしい。 | ||||
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気にいる又気に入らない所ありません。ただ読みたいと思って購入しました。 | ||||
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亀梨さんのドラマを見て、夜、一人でわんわん泣いた❗何で、世の中、不条理なことだらけなの? 自分も辛い立場にあり、不条理なことに苦しまされていることとと重なり、泣けて泣けて仕方がなかった。 原作を読みます!! 人の世は、絵に描いたようにはできない。でも、その中をいかにたくさんの人々が粛々と生活していることか。 誰でも、幸せになる権利はあります! | ||||
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何をするにも犯罪者の弟という障害が立ちはだかる感じがとてもリアルに描かれていてそれによる主人公の心の変遷が読んでいて面白かった。 | ||||
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何冊か本を入院している家族の為に購入しました。早く届いて、良かったです。普段あまり本を買わない為、本屋さんで探すよりも簡単にオススメの本が手に入ります。 | ||||
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『僕は兄を捨てる…』 たしか、そんなコピーと共に映画化されて数十年が経ち、新たにドラマ化されるので、久々に再読しました。 重く陰鬱なテーマの物語全編に込められた、 『犯罪者やそれに近い人間を排除』 『犯罪者を差別』 と言う、新たな視点での強烈なメッセージは胸に深く重く響きます。 そして、人を殺めることで加害者自身だけでなく、加害者家族もこんなにも苦しまなければいけないと言う、人の命の尊さを改めて深く考えさせられます。 というわけで、罪と罰、社会からの差別と偏見、償いとは?更生とは? …等を考えさせられると共に、ラストは胸に切なくも熱い余韻に浸れる、犯罪加害者が背負わなければいけない罪と償いを、新たな視点で描いた傑作だと思います。 | ||||
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以前、映画を観て泣いたのですが、小説はもっと、もっと泣きました。 中盤からエンディングまで、一気に読むしかなかったです。止めらませんでした。 読むのが苦手な私ですが、延べ6時間で読めたと思います。 気が付けば、徹夜で読んでしまいました。翌日の仕事が、凄く辛かった。 加害者、被害者、その家族等々の悩み・・・うむぅ~! | ||||
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非常に考えさせられ、感動もするし、面白い作品でした。 ただ所々多少無理矢理な流れを感じる部分もあります。漫画的と言いましょうか。 | ||||
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どこで感動するのだろうと読み進めるうちに終わってしまった、という感想でした。様々な展開にも、先が予測できてしまい、あまり満足できませんでした。 | ||||
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これはミステリーではなく人間ドラマだ。犯罪者、とその罪の無い家族の話し。私の身の回りには犯罪者もその家族もいないが、やはり当事者は皆、隠して生きている証拠か、とも思った。 過去に映画化された作品だが、今度はテレビドラマ化されるので期待。 | ||||
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犯罪者の家族は不条理を味わいながらいきていくことを余儀なくされる。そのやるせなさと、その状況と向き合い前をむく姿に、心動かさせれます。 | ||||
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あれこれ話がうますぎて少しフワフワしてしまうミュージシャンのくだりはありましたが、読み終えてみるとこれこそ腑に落ちる、リアルの真髄を感じる作品で参りました。 個人的には非常に読む意味のあった作品。 興味があった映画やドラマはあえて観なくても良いかもしれないと感じてます。 この作品の大切な部分は全てこの本に詰まっていると確信してます。 | ||||
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映画がテレビドラマかでみたものでしたが、本の方がずっといい! | ||||
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今のネット社会、犯罪加害者の家族は全てさらされ、社会から居場所を奪われます。 大きなニュースでなくても、フルネームなど個人情報はすぐに特定されます。 刑に服して社会復帰しても、仕事を探す際には、ネット検索されるとすぐに十字架が浮き彫りになります。 厳しい言い方をすると、それでも強く前向きに生きることは大切ですが、厳しい状況が続くと、 絶望しか残りませんね。 ただ、それでも光を探していかなければならないですね。 自分もいつ同じ立場に立つかもわからないので。 | ||||
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被害者家族のことを考えさせられた。自分にも犯罪者の家族を差別する気持ちが、そうは思わないようにしながらも、あることを、実感できた。 | ||||
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世間のくだらん奴らはまとめてスペシウム光線で片付ければOK。でもウルトラマンのようにM78星雲に帰るわけにはいかない人間は、その先も地球で生きていかなければならない。自分と大切な人を守るために、もうひとがんばりしなければならない。合掌する兄の姿が、たしかに光って見えた。 | ||||
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これ、かなり悲しい話です。弟は、割と女性にモテるタイプな上に、そこそこ頭がいい。しかし、兄は、性格はいい働き者なのに、学力はなく、肉体労働しかできず、しかも真面目過ぎるから、無理をし過ぎて体を壊し、頭脳労働的な事はできないから、働く意欲だけはあるのに、無職、金無し状態に。しかも、優秀な弟をなんとかして大学に行かせてやりたいと思い詰め、 やりたくもない強盗を計画し、強盗に入った家で、住人のおばあちゃんに発見され、殺すつもりはなかったのに、衝動的に殺してしまい、あっさり逮捕され… 弟を思う余り、犯罪に手を出してしまい、その行動が逆に弟を苦しめる事になってしまうという、悲しい以外、何もない。 で、兄は獄中から、弟に手紙をよこします。しかし、弟は迷惑としか思えない。自分の為にやってしまったと分かっていても、事ある毎に犯罪者の弟、というレッテルに邪魔され、本来の長所にふさわしいいい思いができない。幸い半端なく魅力的な為、いい嫁さんに恵まれ、大変な思いはしつつ、何とかなりますが。兄は、殺してしまったおばあちゃんの遺族に嫌がられても、謝罪の手紙を送り続け。最後は遺族が兄の気持ちを理解し、もう終わりにしよう的なラストでした。しかし、やはりできれば勉強はして、ついでにできれば貯金もして、生活の為に犯罪に手を出す羽目にはならないように気をつけなければならない。悪い事はするものじゃない、と改めて思いました… | ||||
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兄が弟のために殺人を犯す。 昔、この本が流行った時に読み、今、慶応大学生がお父さんを殺めてしまった事件が起き、また読み直しました。 この小説自体は、ご都合主義な展開を感じるところもありますが、テーマは重く、考えさせられる作品としては、記憶に残ります。 実際は、もっと辛い人生があると思いますが、小説である以上はギリギリのラインかと。 この作品からはズレますが、尊属殺という問題は、家族の問題であり、自分に置き換えてみれば、誰しもその重さに耐えかねる難しいテーマだと思います。 この小説を読んで、自分一人だけの人生ではない事を考えるきっかけになるなら、決して悪くない作品だと思います。 読む人の置かれた環境で読み方の変わる作品ですね。 | ||||
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結局は「ただしイケメンに限る」で終わってるのが残念。主人公の容姿が良くなければ由実子という「一本の糸」すらつかむことができなかったはずだからね。 | ||||
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娘が読んでいたので手にしてみました。 第4章までが、想定内の伏線で、第5章、エピローグで盛り上げてくれるのかと思ったのですが全く拍子抜けでした。 この結びだと、コンセプトが理解出来ません。死刑囚と被害者という重いテーマを基軸に、それでもやはり、最後には、どういう形態であるにせよ兄を許すしかないように思います。何を伝えたかったのでしょうか。 その他 直貴の人間性が実感出来ず感情移入が困難。軽薄な人間に思えてしまう。 被害者への手紙が、無神経で幼稚。 由美子が直貴に好意を抱いた理由が取って付けたようで陳腐。 などなど 疵瑕が気になります。 | ||||
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