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手紙



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【この小説が収録されている参考書籍】
手紙
手紙 (文春文庫)

手紙の評価: 4.16/5点 レビュー 538件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.16pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全56件 1~20 1/3ページ
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No.56:
(3pt)

コンドームに穴が空いてるのって、そんな簡単に分かるもん?

◇あらすじ◇

歌が上手くイケメンで頭も悪くないがコンドームに穴を開けるのは下手くそな主人公が、兄の犯した殺人罪によって色々と不利益を被ってしまう。最終的に兄と決別するが、ラスト、かつての音楽仲間と刑務所でライブをする際、兄の姿を見たら声が出なくなってしまった。

◇総評◇
今の時代なら人気歌い手として活躍できたはず。
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No.55:
(3pt)

私には響かなかった

すごく当たり前。ただ描写がリアルでいい。
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No.54:
(3pt)

勇気のある一冊だと思う。

一言で言えば、非常に重い。表紙とは全く異なる内容、強盗殺人犯である兄を持つ、弟の物語。非常に淡々と描かれており、当然、読みやすいが、しかしながら、やはり重い。兄が強盗殺人を犯した動機は弟の学費のため。ネタバレしてはいけないので詳細は記載しないが、差別、逆差別と言うテーマは、重苦しい。兄は、ここまで弟の為に出来るだろうか、しかし、その結果が弟の人生を変えてしまう。弟の気持ちも分かるが、では弟は兄がいなかったら、体を壊してまで、色んな自己犠牲を払った兄が可哀想に思えてくる。ただこの作品は、差別がなくなる事はないと言う、誰もが本音では思っているが上部の体裁を繕えば、差別のない世界をと言う点を真っ向から否定している。極めて一貫性のある、リアリティがある。この作品は勇気のある一冊だと思う。しかしながら、星3つなのは本当の意味で、兄がどのように更生するのか、兄弟間の修復があるのか、弟はどのように生きていくのかまで描かれていない。読み手によって、解釈を委ねる作品の為、星3つです。
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No.53:
(3pt)

被害者家族の救済

この著者らしい、隙のない、無駄のないきちんとしたまとめ方をしている小説である。

加害者家族の苦しみ、理不尽な扱いに対する著者なりの考えを示し、読者に考えさせる構成には、感心する。

しかし、加害者家族の救済は勿論、成されるべきなのだろうが、その前に被害者家族の救済の実態は、どうなのだろうか。
加害者の刑が確定しても、被害者家族としては到底、納得できるものではなかったり、また、民事で賠償を求めても、実際、きちんと賠償を続ける人間は決して多くないというのが現実ではないだろうか。
そして、大切な家族を奪われた苦しみだけが続く。

そのような被害者家族の現実がもっときちんと改善されないと、どんなに加害者家族の苦しみを訴えられても、共感できない、というのが正直な気持ちである。

まず、被害者家族をもっときちんと救済してほしい。
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No.52:
(3pt)

重く考えさせられるテーマですが、どこか漫画的。

非常に考えさせられ、感動もするし、面白い作品でした。
ただ所々多少無理矢理な流れを感じる部分もあります。漫画的と言いましょうか。
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No.51:
(3pt)

テレビドラマ化されるんだって

これはミステリーではなく人間ドラマだ。犯罪者、とその罪の無い家族の話し。私の身の回りには犯罪者もその家族もいないが、やはり当事者は皆、隠して生きている証拠か、とも思った。
過去に映画化された作品だが、今度はテレビドラマ化されるので期待。
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No.50:
(3pt)

起きてしまったことを受け入れて

犯罪者の家族は不条理を味わいながらいきていくことを余儀なくされる。そのやるせなさと、その状況と向き合い前をむく姿に、心動かさせれます。
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No.49:
(3pt)

自分の人生を周りの環境のせいにしてはいけない、というものの

今のネット社会、犯罪加害者の家族は全てさらされ、社会から居場所を奪われます。
大きなニュースでなくても、フルネームなど個人情報はすぐに特定されます。
刑に服して社会復帰しても、仕事を探す際には、ネット検索されるとすぐに十字架が浮き彫りになります。

厳しい言い方をすると、それでも強く前向きに生きることは大切ですが、厳しい状況が続くと、
絶望しか残りませんね。
ただ、それでも光を探していかなければならないですね。
自分もいつ同じ立場に立つかもわからないので。
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No.48:
(3pt)

日本人社会って

弟の大学進学費用を作るために、せっぱつまって泥棒に入った兄。
大金を見つけて、そのまま逃げればそれだけの話だったのに
弟の好きな天津甘栗をとりにリビングに戻ったばかりに家人に
見つけられ、ぎっくり腰になって警察に通報しようとする老婦人を
殺してしまう。

残された弟は、強盗殺人罪で服役中の兄の存在のために
大学進学、才能を見出された音楽の道、恋愛・結婚、就職すべてが
うまくいかない。屈辱と忍耐を強いられ続ける生活が続く。

だが、けなげな妻や幼い娘の将来までが兄の影のために台無しにされそうに
なるにいたって、主人公は彼らを守るため決意をする。

読み終わって暗い気持ちになったのは、なぜ主人公たちが
こんなに重荷を背負わなければならなかったか、と思ったから。

これは日本人社会だから起こった話だと思う。
私の知る限り、犯罪を犯した人の家族は表立ってこんな目に合わないし、
自分まで罪の意識をもって一生日陰を歩いたりしない。
兄が現役ヤクザだと弟が司法・警察関係などの仕事につけないということはあるが
災害が起きた時などに見える日本人の尊い精神と、このムラ社会みたいな
村八分リンチ正確は一体どうやって同時存在するのかと思ってしまった。

日本の世界に比べての犯罪発生率の低さは、こういうシステムから
なっているのかもしれません。
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No.47:
(3pt)

見当違いでした。

ネタバレ要素を含む可能性があるので、未読の方は閲覧をお控えください。私は東野圭吾作品は「流星の絆」「秘密」を読み、これで3作目となります。私自身、今年高2になる歳なのですが。今作は直貴の事件当時の年齢が近いことでやけにもし自分がこの境遇であれば、、と照らし合わせて読み進めていました。が、正直あまり響きませんでした。期待が高すぎたのもあると思いますし、平和ボケして政治にも無関心な私も悪いのだと思います。また歳を重ねてから読み返してみようと思います。個人的に3作ともでよく本文に登場した、“かぶりを振る”というフレーズが大好きで、ついシリアスなシーンで登場しても「でた」と呟いてしまいます。また他の作品もいくらか読み漁ってみようと思います。

PS
(今作のおかげで追伸がマイブーム)
兄に人殺しになるなと言うと「あほか」と叩かれました。
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No.46:
(3pt)

映画が先でした

今、やっているミュージカルのあらすじを読んで、どんな話なのか見たくて、映画を借りました。兄が強盗殺人犯となり、そのことが知られるたびに、夢や道を絶たれる主人公の鬱屈とした様子に鈍い痛みを覚えました。
人間関係と弟の心の変化にも感じ入るものがありました。
ここまでは映画の話。
映画のレビューで、「原作にあった、身内に犯罪者がいると知った時、周りの人が意外とやさしいのが表面的で、そういう繊細さが映画にはない」とあったので、原作もすぐに読みました。
が、私にはその繊細さはまったく読み取れなかったです。初めて、東野圭吾さんの本を読んだのですが、おもしろいけど、印象通り、読みやすさ重視なんだと思いました。
映画に流れる、独特の空気を、読書は、重々しくしてくれるかと思いきや、映画と変わらぬテンポで、逆に驚きました。大人が読むライトノベルっていう感じですかね。
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No.45:
(3pt)

先に映画を見ました。

映画を先に見てラストは感動と涙が止まりませんでした。そのあと本を読んだのであまり感動なく映画の内容と少し違ってたので少し残念でした。でも本を先に飲んだら違ってると思います。
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No.44:
(3pt)

読みやすいけど

どうなるのか、とドキドキしながら、どんどん読めてしまう。
が、読了感は悪い。
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No.43:
(3pt)

とても無難で大衆的

東野作品を読むのは6作目くらい。
この本は特に東野圭吾必殺『とにかく無難』が色濃く出ていると感じた。
難しい単語や言い回しをとにかく避け、誰にでも受け入れられる読みやすくクセのない文章。
やりすぎない程度のご都合展開に、差別。
ここまで無難に、大衆的に書けるのが東野圭吾のすごいところなんでしょう。

残念だったのがあまりにも先が読めすぎて、こうきたか~というドキドキ感が皆無だったところ。話の流れ、持って行き方がケータイ小説のそれのようだった。
内容も教育過程の課題図書という感じで、色々現実見てきた大人には少々薄っぺらく感じると思う。本当の差別はこんなマイルドなものではない。

この小説から得られたのは、もう少し頑張って生きてみようかな、というやる気かな。
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No.42:
(3pt)

本自体は

普通に読む分には全く問題ありません。 知友学生の息子に読ませています。 気に入ったみたいで一生懸命読んでいます。
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No.41:
(3pt)

読み終わった時の辛さ

現在、服役中の弟へ毎月三冊の本を差し入れしているのですがこの本だけは差し入れしようか一年悩んでおります。
東野さんの作品は好きで何冊も送って弟も気に入ってもらえてるんですが、この本を読んでどう感じるかを考えたら送る決心ができません。
実際、弟からの手紙は主人公の兄の様にあっけらかんとした内容で出所したらこう生きていきたいだの前向きな内容です。
私の弟の罪は小さいにしろそう言った問題でもないので、残されている家族の大変さを分かってもらいたい反面絶望してしまうのだろうかと心配になる部分もあります。

なので、私としては最後は希望を持たせて欲しかったと思います。
しかし、このラストだからこそ犯罪を思いとどまる人もきっといると思います。

とりあえずまだ送るのは止めておくことにします。
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No.40:
(3pt)

綺麗

まだ読んでないが、傷もなくきれいでした。またお願いすると思います。
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No.39:
(3pt)

悪くはないが

背表紙の説明で内容の八割が消化されてしまっているので、
読んでいて驚きがないのがいまいちだが、話自体は悪くない
ただラストが良くも悪くも後味の悪い東野圭吾クオリティなので、スカッとしない
どうせ創作なんだしもっと綺麗に終わっても良かったのでは
まあ秘密とかのようなミステリ色のない東野作品が好きな人なら、読むこと自体は簡単だろう
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No.38:
(3pt)

あの終わり方は……

決して悪い作品ではない。
重いテーマだけに、読みながら色々なことを考えさせられもした。
登場人物やエピソードの現実味が少々薄いかなと思うものの、テーマが重い分、わかりやすさを優先させたと考えれば許容範囲だと思う。

でも、あの刑務所へ慰問コンサートに行くってラストはどうなんだろうか。

作者としては幾ばくかの救いがある終わり方にしたかったのかもしれないけれど、とってつけた感しかなかった。
作者自身、このテーマと真正面から向き合えていないのかなとも思った。

あくまでもエンターテイメント作品。
そう思えば悪くないラストなのかもしれないけど……、やっぱり納得できない。
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No.37:
(3pt)

人の持つ価値観

この作品では、尽くに服役中の兄から受ける仕打ちともいえる様な、それがまた人それぞれの持つ価値観の違いから
もつれて、複雑化させて主人公である人間を苦境に立たせます。
これも人生、儚くもあり、こんなにも残酷なものでもあるのかと?自分と重ね合わせてみてもマッチする部分が一つとして見つからない歯がゆさも豊かに描かれています。
自分なら?ここでなら? そんな苦渋の決断ばかりに、ここぞのタイミングで主人公に訪れてくる陰湿さは、見ていて悲しくもなってくるものですwwwこの作品は東野作品の中でもナンバー5に入る人気作なようです。私にはそれほどではありませんでしたが(笑)
手紙 (文春文庫)
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